私の姉は、胃癌で、若くして亡くなった。
私の姪っ子が、乳癌で治療中。
癌は、身近で起こっている病気である。
癌サバイバーで検索していたら、こんなコラムがあった。
『がんサバイバーの時代 ~「がんを克服した」はやめましょう~』
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160307-OYTET50035/
・がんは克服できる病気
・がんは何年経っても再発する
・がんが再発する原因
・がんサバイバーの時代
・がんサバイバーとは?
・がんサバイバーの時代~「がんを克服する」はやめよう~
このコラムを読んでいると、鳥越さん自身が、癌サバイバーへの偏見を持っているような気がしました。
鳥越さんが病み上がりであることは、間違いなくその通りだと思います。
それが、どうして、癌サバイバーへの差別、偏見になるのか。
直接の因果関係は考えられません。
(癌の病み上がり → 癌サバイバーへの差別・偏見)
「風が吹けば桶屋が儲かる」ぐらいの論理の飛躍がある。
鳥越さん自身に偏見の心があるから、病み上がりから癌サバイバーの差別・偏見となる因果関係ができたかと考えます。
このコラムの最後の言葉は、次の様に纏められていました。
「がんと向き合っているサバイバーの方たちを、克服した、克服しない、治った、治らない、と区別するのではなく、がんサバイバーの方を、優しく応援するような 素敵(すてき) な社会に一緒にしていきませんか? 」
優しく応援するという観点では、小池さんも「病み上がり」と言わないことですね。
このコラムにある通り、いつ、再発するか分からないのが癌。
癌サバイバーと言われる鳥越さんが、4年間とは言え、知事と言う責務を担うのが、正しい選択かどうかは考えて欲しかった。
企業でいうところの名誉相談役ではない。
CEO(社長)がチャントいて、時々、アドバイスを頂く相談役ではない。
都知事は、企業のCEO(社長)となる役割である。
都庁の職員数、169千人。
大企業どころの人数ではない。
キャノン、富士通くらいの規模である。
都知事とは、その頂点に立つ人である。
鳥越さんの癌サバイバーとの差別・偏見いう言葉が、都知事に立候補すること、政策立案、偏見等、色々なことを考えさせてくれました。