目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

癌に関するお話

2016-07-20 | 政治

私の姉は、胃癌で、若くして亡くなった。

私の姪っ子が、乳癌で治療中。

癌は、身近で起こっている病気である。

 

癌サバイバーで検索していたら、こんなコラムがあった。

『がんサバイバーの時代 ~「がんを克服した」はやめましょう~』

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160307-OYTET50035/

・がんは克服できる病気

・がんは何年経っても再発する

・がんが再発する原因

・がんサバイバーの時代

・がんサバイバーとは?

・がんサバイバーの時代~「がんを克服する」はやめよう~

 

このコラムを読んでいると、鳥越さん自身が、癌サバイバーへの偏見を持っているような気がしました。

鳥越さんが病み上がりであることは、間違いなくその通りだと思います。

それが、どうして、癌サバイバーへの差別、偏見になるのか。

直接の因果関係は考えられません。

(癌の病み上がり → 癌サバイバーへの差別・偏見)

「風が吹けば桶屋が儲かる」ぐらいの論理の飛躍がある。

鳥越さん自身に偏見の心があるから、病み上がりから癌サバイバーの差別・偏見となる因果関係ができたかと考えます。

 

このコラムの最後の言葉は、次の様に纏められていました。

「がんと向き合っているサバイバーの方たちを、克服した、克服しない、治った、治らない、と区別するのではなく、がんサバイバーの方を、優しく応援するような 素敵(すてき) な社会に一緒にしていきませんか?

優しく応援するという観点では、小池さんも「病み上がり」と言わないことですね。

 

このコラムにある通り、いつ、再発するか分からないのが癌。

癌サバイバーと言われる鳥越さんが、4年間とは言え、知事と言う責務を担うのが、正しい選択かどうかは考えて欲しかった。

企業でいうところの名誉相談役ではない。

CEO(社長)がチャントいて、時々、アドバイスを頂く相談役ではない。

都知事は、企業のCEO(社長)となる役割である。

都庁の職員数、169千人。

大企業どころの人数ではない。

キャノン、富士通くらいの規模である。

都知事とは、その頂点に立つ人である。

 

鳥越さんの癌サバイバーとの差別・偏見いう言葉が、都知事に立候補すること、政策立案、偏見等、色々なことを考えさせてくれました。