日本と世界

世界の中の日本

22日の「即位礼正殿の儀」には、日本と外交関係がない台湾から、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(駐日大使)も列席した。

2019-10-24 17:59:30 | 日記

正殿の儀 台湾や香港出席、正式招待せず

 

 

 

 22日の「即位礼正殿の儀」には、日本と外交関係がない台湾から、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(駐日大使)も列席した。

政府は「一つの中国」の原則に立つ中国への配慮から、台湾の代表者を正式には招待しなかったが、日台の友好関係を踏まえ、謝氏を来賓として接遇した。

 政府が21日に発表した外国元首・祝賀使節団の参列者のリストに謝氏の名前はなかったが、台湾の外交部(日本の外務省に相当)は22日、謝氏が参列したと発表。

日本政府も産経新聞の取材に対し、謝氏の参列を認めた。

中国が反発し、祝賀ムードに好ましくない状況が生まれるのを回避するため、台湾の代表者の参列を積極的に公表しなかった可能性がある。

 即位礼正殿の儀には、中国の特別行政区である香港の林鄭月娥(りんていげつが)行政長官とマカオの崔世安行政長官も参列した。

外務省によると、政府はこの2人に対しても正式な招待は出していなかったという。

 外務省の大鷹正人外務報道官は23日の記者会見で「即位礼正殿の儀への出席は、平成の際の前例や、他の政府主催の式典の例を踏まえながら扱いを検討した」と説明した。


大入島

2019-10-24 17:37:58 | 日記

大入島

 
 
 
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大入島
大入島
所在地 日本の旗 日本大分県佐伯市
所属諸島 豊後諸島
面積 5.56 km²
海岸線長 17 km
最高標高 193.5 m
最高峰 遠見山
 
Project.svgプロジェクト 地形
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大入島(おおにゅうじま)は、大分県佐伯市佐伯湾に浮かぶ離島である。

 

佐伯市本土から北北東約700mに位置し、周囲約17km、面積5.66km2のひょうたん形の島である。最高地点は標高193.5mの遠見山であり、人口は853人(2010年国勢調査)[1]。島の一部は、日豊海岸国定公園に指定されている。

地名[編集]

江戸時代から以下の8つの集落があり、佐伯市への合併後も大字として残っている[2]

  • 日向泊浦(ひゅうがどまり)
  • 塩内浦(しうち)
  • 荒網代浦(あらじろ)
  • 石間浦(いしま)
  • 守後浦(もりご)
  • 久保浦(くぼうら)
  • 片神浦(かたがみ)
  • 高松浦(たかまつ)

歴史[編集]

  • 古墳時代 - 1901年(明治34年)に荒網代浦で古墳時代後期の東島(とうしま)古墳が発見されている[3]
  • 江戸時代 - 佐伯藩領上浦村の一部で、上浦村組に属する枝郷8ヶ村(石間浦、守後浦、荒網代浦、塩内浦、久保浦、片神浦、高松浦、日向泊浦)があった。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 8ヶ村が合併し、大入島及び片白島を村域とする大入島村が発足。
  • 1941年(昭和16年)4月29日 - 合併により佐伯市の一部となる。

産業[編集]

主要産業は漁業。また、水産加工業も盛んで、「佐伯イリコ」、「佐伯チリメン」として知られるちりめんいりこが名産である[4]

1999年度(平成11年度)から島の農水産品を原料とした特産品づくりが行われており、「おおにゅうじまん」というブランドでごまだしやたこめし等を販売している[4]

公共機関[編集]

教育[編集]

かつては以下の学校及び幼稚園があったが、すべて休校・閉校(休園・閉園)している。

  • 佐伯市立大入島幼稚園 - 休園[8]
  • 佐伯市立大入島南幼稚園 - 閉園
  • 佐伯市立大入島小学校 - 1947年(昭和22年)に開校した(旧)大入島小学校と、1957年(昭和32年)に開校した大入島南小学校を統合して、1997年(平成9年)に開校[9]。2017年(平成29年)4月休校[10]
  • 佐伯市立大入島中学校 - 1947年(昭和22年)開校[11]。2016年(平成28年)4月休校[10]

交通[編集]

 
 
大入島観光フェリー
島外交通
  • 大入島観光フェリーが佐伯港と島南端にある石間港(フェリー乗り場)の間でカーフェリー(所要時間約7分)を運航しているほか、佐伯港と大入島各地を結ぶ定期船(マリンバス)が就航している[12]
  • 大入島と本土とを結ぶ架橋構想(大入島連絡道路、大入島架橋)がある。1981年(昭和56年)に大入島架橋建設促進期成会が発足した。1994年度(平成6年度)から1996年度(平成8年度)にかけては、大分県と佐伯市が「大入島連絡道路基本計画検討調査」を実施し、建設手法、架橋位置、費用などの検討が行われたが、具体化の目途は立っていない[4]
島内交通
  • 大入島コミュニティバス(佐伯市コミュニティバス大入島線)が、「フェリー乗り場」と島東部の「荒綱代東」の間を、海岸線に沿って運行している[13]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

  • 大入島トンド火まつり - 毎年1月。東征の途中で大入島日向泊に立ち寄った神武天皇を、航海の安全を祈り焚火で見送ったという伝説にちなみ、10mほどの高さの「トンド」と呼ばれるやぐらに火を点し、無病息災が祈願される[14]
  • 神の井(かみのい) - 神武天皇が砂浜に弓を突き立てて掘ったと伝えられる井戸。豊の国名水15選に選定されている[15]
  • 大正天皇駐蹕記念碑 - 1911年(明治44年)10月23日、皇太子時代の大正天皇豊後水道での海軍大演習に際して大入島に上陸したことを記念する碑[16]
  • マリンハウス海人夏館(あまなつかん) - 宿泊施設[17]
  • 大入島食彩館 - 軽食、土産品販売[18]
  • 公益社団法人ツーリズムおおいた 民泊 花水木- 宿泊施設

出身者[編集]

  • 村上勇(元衆議院議員)
  • 団塚栄喜(デザイナー)
  • 青木剛(日本水泳連盟会長、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事)

住民680人の島に300人の韓国人が訪れて起きたこと

2019-10-24 17:26:42 | 日記

住民680人の島に300人の韓国人が訪れて起きたこと

 大分の離島、大入島の温かさ

2019/8/19 08:01 (JST)                    

©株式会社全国新聞ネット

 大分県佐伯市の沖合に浮かぶ大入島(おおにゅうじま)は、680人ほどの住民が暮らす小さな離島だ。そこに昨年から、ある理由で年間約300人もの韓国人が訪れるようになった。

「(彼らの)母国語でもてなしたい。ささやかだけど、喜んだ顔が見たい」。政治上の日韓関係悪化なんて、どこ吹く風。数十人の島民が月に2回、公民館に集って実践的な会話の練習に励んでいる。

 ▽韓国人観光客急増に、最初は戸惑い

 「外国人が訪れる姿を見たことはなかった」という大入島に観光客が急増したきっかけは、実は、韓国・済州島発祥のトレッキングコース「オルレ」だ。

昨年3月に九州観光推進機構(福岡市)が「さいき・大入島コース」を開設して以来、団体客を中心に韓国からの観光客が目に見えて増えた。

 戸惑ったのは島民の側だった。「声をかけたくても、かけることができない。『ありがとう』『こんにちは』の簡単な言葉でいいから学びたい」。せっかく島を訪れてくれているのだから直接言葉を交わしたいのに、話せないもどかしさが島民の中で募っていた。

そんなとき、島民の前に現れたのが荒金泰輔(あらがね・たいすけ)巡査部長(41)だった。

今年3月、オルレのイベントを手伝いに来ていた荒金さんが、水を飲むコップを探していた韓国人に流ちょうな言葉で対応する姿を偶然島民が目撃した。

そして荒金さんが島の駐在所に着任したことを知ると、自治会の副区長下川(しもかわ)マスミさん(77)らが直接佐伯署に赴き「駐在さん」による韓国語講座の開設を頼んだ。

署は二つ返事で了承。「お役に立てるなら、ぜひ。せっかくの機会だから犯罪被害防止の呼び掛けの場にも」。担当課は島民の熱い思いに応えた。

韓国語を教える大分県警佐伯署大入島駐在所の荒金泰輔巡査部長

▽「強みに」と始めた韓国語が島民との絆に

荒金さんは国際犯罪捜査の研修・研究などを行う「国際警察センター」(東京)で2009年から2年間、韓国語を学んだ。

「何か強みがほしい」というのが勉強の理由だったが、当時すでに32歳。クラスメートはほとんど20代だった。

「吸収力が違って、きつい時期はあった」。それでも「税金を使って勉強をさせてもらっているから、何とか習得しないと」と自らを鼓舞し、国際警察センターを卒業した。

大分県警に戻った後は文書の翻訳をしたり、車の運転ルールを韓国語で説明したりなど、多様な公務に貢献してきた。

「話す上で背景知識も理解したい」と韓国の歴史や文化にも精通するようになった。お気に入りの俳優は、イ・ビョンホンさんだ。

今年6月下旬、島の公民館で1回目の授業が開かれた。「丁寧に教えてくれる」と好評で、今後は月2回、平日午後に1時間韓国語レッスンをする。教材は荒金さんの手作り。7月中旬の2回目の授業では、31~90歳の男女25人が集まった。

島の韓国語講座で教える荒金さん

▽巡査部長が韓国語講師を引き受けた理由

「『イルム』は『名前』という意味です」。荒金さんが単語の意味を伝える。今度は島民が2人一組になり「イルムンニョ?(名前は?)」「イルムンムォラゴハムニッカ?(名前は何ですか?)」といった会話文を復唱する。

 荒金さんが韓国語講座を引き受けた理由は2つある。

島民が頑張って韓国語を話そうとする姿勢を見て「訪れた外国人がここを他の人にお薦めしたい気持ちになってくれたらうれしい」というのが一つだ。

もう一つは、韓国語を勉強していく中で島民が一致団結していけたら、交通安全や島全体の安全につながると考えたことだ。

今の目標は、10月に開かれる大規模なオルレのイベントで「住民に韓国語が話せる手応えをつかんでもらうこと」。韓国から訪れる人たちを韓国語を使ったおもてなしで驚かせたいと考えている。

▽取材を終えて

フェリーに乗り、わざわざ佐伯警察署まで韓国語講座の開設をお願いしに行った下川さんたち。

期待に応えて、1~2週間前から教材の準備に取りかかる荒金巡査部長。観光客を喜ばせたいという純粋な気持ちが伝わってきて、感銘を受けた。

授業の中では私語がやまず、荒金さんが困ってしまう場面もあったが、島民の勉強に励む姿勢は真剣そのもの。この取り組みが続いていってほしい。

「良いことを報道すると、皆がそういう方向で考えることもできるはず。この状況が良くなっていくには、マスコミの役割が大きいと思う」。

日韓関係の悪化について、大分県で働く韓国人の友人から言われた言葉が心に残る。

20代の私は、お互いの文化を好む同世代の日本人・韓国人に多く出会ってきた。

韓国ドラマやKポップに魅せられた1人として、民間交流は円滑にいくのに…と常にもどかしい思いを抱えている。

温かな気持ちを持った人がいるという事実だけでも、どうか広がってほしい。未来の明るい関係作りに向けて、大入島のような善意で溢れる行動が増えることを願いつつ、そのためにどうすればいいのか考えさせられる取材でもあった。(共同通信=品川絵里)


韓国前法相の妻を逮捕 検察、チョ・グク氏の関与追及へ

2019-10-24 17:06:55 | 日記

韓国前法相の妻を逮捕 検察、チョ・グク氏の関与追及へ

  チョ・グク氏の妻、チョン・ギョンシム被告(中央)
 
23日(AP)【ソウル=桜井紀雄】

韓国のソウル中央地検は24日未明、名門大への娘の不正入学やファンドの不正投資といった一連の疑惑で、チョ・グク前法相の妻で東洋大教授のチョン・ギョンシム被告を逮捕した。

地検は、チョン容疑者を疑惑の核心人物とみており、夫のチョ氏に対しても事情聴取し、関与について追及する方針。

チョ氏は、数々の疑惑の浮上で世論の強い反発に遭って14日に法相を辞任したが、

検察改革を託して任命を強行した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の任命責任を問う声が改めて高まりそうだ。

文政権への打撃も避けられない。

地検は、業務妨害や業務上横領など10に上る容疑で逮捕状を請求。

ソウル中央地裁が23日にチョン容疑者を出頭させて審査し、証拠隠滅の恐れがあるなどとして逮捕状の発付を認めた。

チョン容疑者は、健康問題を訴えている。容疑についても全面的に否認しているとされる。

地裁に出頭時には、報道陣に「(審査に)誠実に臨みます」と述べた。娘の進学に有利になるよう大学の表彰状を偽造したとして私文書偽造罪で既に在宅起訴されており、18日には初の公判準備手続きが行われた。