■第二北大路機関設置
2月7日0200時から2月8日0200時までの24時間、OCNブログサービスがメンテナンスにより機能停止とのことで、FC2ブログに予備として第二北大路機関(http://harunakurama.blog10.fc2.com/)を設置しました。
岐阜基地に隣接する川崎重工岐阜工場からUP-3CやEC-1、EP-3が連日、試験飛行にて離陸しているらしい。どうやら定期検査に入っているようで、事実、EC-1を撮影しているのだが、その後岐阜に着陸したらしい、とか情報があったので足を運ぶと、いきなりEP-3電子戦データ収集機が飛行している。やや距離があるものの仕方ない、信号停車の時間を利用し、早速撮影。
岐阜基地東丘陵にて撮影を開始。さっそく着陸してきたT-4中等練習機。機体番号から飛行開発実験団のT-4に同じ機体があったように記憶する。垂直尾翼に部隊マークが書き込まれていないので、定期整備中だろうか。機首に伸びたピトー管と垂直尾翼の側面のアンテナ、ピトー管が通常のT-4とは違う。
F-2が着陸してきた。この前日、三菱重工小牧南工場にて昨年の墜落事故以来、飛行停止していた小牧南工場における定期整備後のF-2試験飛行が再開されたばかりである。京都から近いF-2がこの岐阜なのだが、九州の築城基地、青森の三沢基地、宮城の松島基地に配備されている実戦部隊のF-2が編隊飛行する様子を撮ってみたいなあ、と(観艦式で三機編隊、東北方面隊記念行事で二機編隊は撮ったのだが)。
T-4練習機が着陸する。順番からして天候偵察に飛行していた機体なのだろうか。先ほどのT-4と比べるとピトー管やアンテナの部分が違うのがお解かりだろうか。こいつをAAM-5や500ポンド爆弾、ロケット弾を搭載できるようにして軽戦闘機にすれば、低速で機動性が高く、近接航空支援には最適なんだがなあ、と思ったりする。
飛行開発実験団のF-15Jが続いて着陸してくる。基地上空で旋回することなく、そのまま着陸した。航空自衛隊の主力戦闘機として整備が進められたF-15J,次期戦闘機の選定が難航しているため、近代化改修が急ピッチで進められる。近代化改修ではないものの、アクティヴレーダー誘導方式のAAM-4やAMRAAMを搭載可能とする改修が定期整備の際に行われている。
着陸するF-15Jの機体には四発のAAM-5空対空ミサイルを搭載している。兵装着陸、昨年はGPS誘導爆弾JDAMの搭載写真を掲載した以来。このAAM-5は従来のAAM-3やサイドワインダーの後継として開発されたミサイルで、機動性を高めることで、次世代航空機の回避性能を凌駕させ、無力化を期するミサイルである。
F-15Jとともに着陸したF-4EJ。垂直尾翼先端の形状などから、EJ改ではなく、航空自衛隊で数少なくなったEJ型であることがわかる。米軍では完全に引退したF-4シリーズは、横田基地でも大人気であった(展示されてたのはRFであったが)。昨年、小牧と米空軍の事故によりF-15J,F-2が飛行停止となった際には、F-4が全力で日本の防空を一手に担ったことは記憶に新しい。
岐阜基地に着陸する輸送航空団のC-1輸送機。撤収途上に撮影したもの。完全な逆光となっているが、まあ、C-1である。XP-1は数時間、エンジン試験を実施していたが結局離陸しなかったのは残念であったが、EP-3が撮影できたので個人的には満足である。
HARUNA
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一辺に色々な機体が見れるのも岐阜の面白いところですね
新装備や定期整備の希少な機体が撮れるのが利点だったりします。
当日は遠方からいらした方もいまして、岐阜は基地のエプロンとかが見えないのが残念、と。
言われてみれば、今までエプロンを撮った写真を見たことがないですな…
それにしても岐阜は面白そうですね。
最近T-7と県警ヘリしか撮ってない(外来が来ても撮れない)ので、春休みにでも行きたいものです。可能性は0に等しいですが(^∀^;;)
静浜基地方面からなら、青春18切符利用だと案外安くいけるかも(始発なら0900時頃に岐阜に到着できるはず)。浜松の方が近そうですが・・・。