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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-名古屋,名駅エスカ-こんなところにレモンステーキ佐世保の香り

2024-08-14 18:23:47 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 美味しいものの記憶というのは不思議とときを経ても文字情報なんかよりも消えにくいものが有ります。

 護衛艦くらま除籍ののち、佐世保というのはそれほど行きたいとおもえないような街となっているのですが、時折、夜の佐世保という楽しい話題を思い出すのです。佐世保は日本でのハンバーガー発祥の地、九州の鳥さしなど、おいしいものがもりだくさん。

 名古屋にて。佐世保と名古屋はCOVID-19前にはバスターミナルから長崎まで高速バスがでていたことで、東京の方が安く九州に行くさい、新幹線と併用していたことで一部の方に有名ですが、ここはその名古屋駅前地下街のエスカ、ここにふと立ち寄ったさい。

 レモンステーキがこの名古屋でもいただくことができると、知った。ここ、昔友人と時間調整のさいに利用したことがあるのだけれども、当時はEOS-30Dが新製品だった頃、友人と買ってみるか様子見か話し合ったほど、むかしのはなしではあります。

 佐世保の味だ、レモンステーキ、これ、戦後進駐軍がひさびさの牛肉を日本に持ち込んだ際、佐世保の洋食屋さんが戦後牛肉を食べ慣れていないお客さんにはいりょして、すき焼き用をやや厚切りにしたお肉にレモンをたくさん載せて醤油仕立てとしたもの。

 おいしい、というより佐世保の味だ、思い出すのは佐世保のアーケード街で二階にあるレモンステーキ屋さんでチリワインのボトルとともに楽しんだ、むかしの佐世保、店の名前は忘れてしまったが、上陸善哉と書いた店が隣の通りにあったのを記憶して。

 牛肉は薄手の、しかし赤みの存在感で多少堅さのあるところをレモンの酸味でほぐすような焼き方と醤油の存在感で食べてゆく、なるほど懐かしいというか、レモンの載ったステーキは多いけれど、こういう佐世保を思い出せるようなレモンステーキは久しぶり。

 基地の街佐世保、高速バスで一晩過ごすのはこのところ体力の限界を感じるようになってきてしまったけれども、佐世保、久しぶりにいってみたくなる、名古屋メシの並ぶ名古屋駅のエスカで佐世保の味にふれあいまして、ふとそんなことを思ったのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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