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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

中国機、4月1日にも東シナ海にて護衛艦へ異常接近

2011-04-05 23:55:34 | 防衛・安全保障

■ロシア機の大気放射線量監視飛行も継続

 防衛省によれば、4月1日1236時頃、東シナ海中部海域において警戒中の護衛艦いそゆき、へ中国機の異常接近事案があったとのことです。

Img_6439  護衛艦いそゆき(写真は同型艦)へ異常接近したのはY-12で、水平90メートル、垂直60メートルの距離まで接近、護衛艦の周囲を二回にわたり周回飛行したとのことです。Y-12は小型の固定翼機で、機体側面に”海監”との記載がありますがこれは海軍の航空機ではないようです。

Img_7387  中国機の護衛艦への異常接近は3月7日、3月26日にも発生しており、特に今年に入り一月と二月には同様の事案は発表されていないため、今回の頻度は異例の増加、ということができるでしょう。現状では結論を出すことはできませんが、今後このような頻度での事案が発生する場合、例えばRQ-9のような無人機を導入して二十四時間の警戒監視を実施し、不明機への対処を行うなどさらに踏み込んだ対応を考える必要もあるでしょう。

Img_6625  他方でロシア機による日本海での飛行事案も3月29日に発生しています。Il-20が日本海を南部から北上する飛行経路をとり、日本の防空識別圏に侵入したため、航空自衛隊が緊急発進を行っています。この機体は日本の防衛力に対する偵察よりは、大気中の放射性降下物のモニタリングを実施していたようです。

Img_7857  防空識別圏への侵入ですが、可能ならば事前に飛行計画の通告があれば、こうした事態にはならなかったのでは、ともいえます。ロシア政府としても必要な措置を講じているわけですし、福島第一原発の事案を見れば理解の余地があります。今後、日ロ間の放射性滞留物モニタリングに関して、何らかの政府間合意を行うことも必要なのではないでしょうか。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文および写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は現に禁じる)

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東北地方太平洋沖地震に対する防衛省自衛隊の対応(4月5日0800)

2011-04-05 23:51:02 | 防災・災害派遣

■防衛省発表

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年4月5日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請元及び要請日時岩手県知事 3月11日14時52分 宮城県知事 3月11日15時02分
茨城県知事 3月11日16時20分 福島県知事 3月11日16時47分
青森県知事 3月11日16時54分 北海道知事 3月11日18時50分
千葉県知事 3月12日01時00分

2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人 員 : 約106,400名
(陸災部隊:約70,000名、海災部隊:約14,300名、空災部隊:約21,600名、原子力災派部隊:約500名)
航空機 : 498機
(回転翼205機、固定翼293機)
艦 船 : 50隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(4月4日)

04時30分 13旅団 新地町役場において給食支援開始

06時00分 13旅団 相馬市において給食支援開始

06時30分 13旅団 熊野神社及び薬師堂において給水支援開始

07時55分 13旅団 いわき支援隊活動開始

07時57分 12旅団 中央台北中学校、江名中学校において給水支援開始

09時00分 13旅団 尾浜地区において給水支援活動開始

10時00分 第10音楽隊 山元町において慰問演奏を実施

12時00分 13旅団 相馬市向陽中学校における入浴支援開始

13時00分 第10音楽隊 山下第1小学校において慰問演奏を実施

○海自

(4月4日)

09時39分 「くらま」搭載回転翼機、寒風沢島の被災者に対し、ガソリン(ドラム缶)、水360L、缶詰18kg、みそ汁2kg、りんご30kg、お菓子3kg、日用品15kg、肌着等140kg搬送

11時06分 「くらま」搭載回転翼機、朴島の被災者に対し、水120L、缶詰5kg、りんご10kg、お菓子2kg、日用品20kg、カップめん2kg搬送

11時48分 「くらま」搭載回転翼機、野々島の被災者に対し、水240L、缶詰18kg、みそ汁2kg、りんご20kg、お菓子2kg、日用品5kg、肌着等160kg搬送

11時54分 「くらま」搭載回転翼機、桂島の被災者に対し、ガソリン(ドラム缶)、水120L、缶詰27kg、みそ汁2kg、りんご40kg、お菓子5kg、日用品17kg、肌着等140kg、ほうき10kg、土のう袋10kg搬送

11時06分 「くらま」搭載回転翼機、朴島の被災者に対し、水120L、缶詰5kg、りんご10kg、お菓子2kg、日用品20kg、カップめん2kg搬送

11時23分 「さくしま」処分艇及び搭載艇、荻浜湾(小竹浜、折浜、蛤浜、桃浦各地区)の被災者に対し、食糧、日用品提供

14時30分 「せとゆき」大島地区にて、男性10名、女性22名の被災者に対し、入浴支援実施

15時27分 「あすか」大島地区にて、男性14名、女性14名の被災者に対し、入浴支援実施

16時10分 機動施設隊、八戸市内道路の災害ゴミ処分支援実施

16時48分 「はちじょう」、大須地区の被災者に対し、食糧及び日用品等の提供実施

16時50分 「ちよだ」、石巻市小室地区及び寄磯地区の被災者に対し、食糧及び日用品の提供、TVアンテナ設置、医療支援、入浴支援実施

17時00分 横須賀警備隊、石巻地区にて、男性86名、女性99名の被災者に対し、入浴支援実施

17時45分 「とね」搭載艇、歌津地区の被災者に対し、軽油物資提供実施

18時00分 八戸航空基地隊、八戸周辺の被災者に対し、診療支援実施

○空自

(4月4日)

06時58分 北空派遣隊(山田)が輸送支援活動開始

07時57分 北空派遣隊(山田)が給水支援活動開始

08時00分 松島基地が捜索活動開始

08時08分 北空派遣隊(山田)が応急復旧、捜索救助活動開始

08時18分 大滝根分屯基地が給水、給食支援活動開始

08時44分 松島基地が民生支援活動開始

09時00分 北空派遣隊(山田)が給食支援開始

09時16分 松島基地が医療支援活動開始

09時19分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を名古屋から松島まで空輸

09時51分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(ペットボトル、衣類等)を名古屋から福島まで空輸

10時00分 松島基地が入浴支援活動開始

11時21分 松島基地が給食支援活動開始

14時33分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を名古屋から松島まで空輸

14時50分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(お菓子、カップ麺、水、タオル)を千歳から花巻まで空輸

17時56分 入間ヘリ空輸隊CH-47J機が救援人員(医療チーム)を花巻から丘珠まで輸送

○原子力災害派遣による活動

(4月4日)

07時17分 CH-47(サーモグラフィ・放射線測定機搭載)×1機による福島第1原発上空モニタリング開始(07時40分終了)

08時06分 偵察航空隊RF-4E×1機が福島第1原発の航空偵察のため百里を離陸(08時42分百里着陸)
派遣部隊
陸 自  東北方面隊
第6師団(第20普通科連隊(神町)、第22普通科連隊(多賀城)、第44普通科連隊(福島)、第6特科連隊(郡山)、第6後方支援連隊(神町)、第6戦車大隊(大和)、第6高射特科大隊(郡山)、第6施設大隊(神町)、第6通信大隊(神町)、第6偵察隊(大和)、第6飛行隊(神町)、第6特殊武器防護隊(神町)、第6師団司令部付隊(神町))
第9師団(第5普通科連隊(青森)、第21普通科連隊(秋田)、第39普通科連隊(弘前)、第9特科連隊(岩手)、第9後方支援連隊(青森)、第9戦車大隊(岩手)、第9高射特科連隊(岩手)、第9施設大隊(八戸)、第9通信大隊(青森)、第9対戦車隊(八戸)、第9偵察隊(弘前)、第9飛行隊(八戸)、第9化学防護隊(青森)、第9師団司令部付隊(青森))
第4地対艦ミサイル連隊(八戸)、第2施設団(船岡)、東北方面特科隊(仙台)、第5高射特科群(八戸)、東北方面通信群(仙台)、東北方面航空隊(霞目)、東北方面後方支援隊(仙台)、東北方面衛生隊(仙台)、東北方面総監部付隊(仙台)

北部方面隊
第2師団(第3普通科連隊(名寄)、第25普通科連隊(遠軽)、第26普通科連隊(留萌)、第2特科連隊(旭川)、第2後方支援連隊(旭川)、第2施設大隊(旭川)、第2通信大隊(旭川)、第2偵察隊(旭川)、第2飛行隊(旭川)、第2化学防護隊(旭川)、第2師団司令部付隊(旭川))
第5旅団(第4普通科連隊(帯広)、第6普通科連隊(美幌)、第5戦車隊(鹿追)第5特科隊(帯広)、第5後方支援連隊(帯広)、第5偵察隊(帯広)、第5飛行隊(鹿追)、第5高射特科中隊(帯広)、第5施設中隊(帯広)、第5通信中隊(帯広)、第5音楽隊(帯広)、第5旅団司令部付隊(帯広))
第7師団司令部(第11普通科連隊(東千歳)、第72戦車連隊(帯広)、第7後方支援連隊(東千歳)、第7施設大隊(東千歳)、第7通信大隊(東千歳)、第7飛行隊(丘珠)、第7師団司令部付隊(東千歳))
第11旅団(第18普通科連隊(真駒内)、第28普通科連隊(函館)、第11戦車隊(真駒内)、第11後方支援隊(真駒内)、第11旅団司令部付隊(真駒内))
第1特科団(北千歳)、北部方面施設隊(南恵庭)、北部方面航空隊(丘珠)、北部方面後方支援隊(島松)、北部方面通信群(札幌)、北部方面会計隊(札幌)、北海道補給処(島松)

東部方面隊
第1師団(第1普通科連隊(練馬)、第31普通科連隊(武山)、第34普通科連隊(板妻)、第1特科隊(北富士)、第1後方支援連隊(練馬)、第1戦車大隊(駒門)、第1高射特科大隊(駒門)、第1施設大隊(朝霞)、第1通信大隊(練馬)、第1化学防護隊(練馬)、第1師団司令部付隊(練馬))
第12旅団(第2普通科連隊(高田)、第13普通科連隊(松本)、第30普通科連隊(新発田)、第12特科隊(宇都宮)、第12後方支援隊(新町)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、第12偵察隊(相馬原)、第12対戦車中隊(新町)、第12高射特科中隊(相馬原)、第12施設中隊(新町)、第12通信中隊(相馬原)、第12科学防護隊(相馬原)、第12旅団司令部付隊(相馬原))
第1施設団(古河)、東部方面後方支援隊(朝霞)、東部方面航空隊(立川)、第2高射特科群(松戸)、東部方面通信群(朝霞)、東部方面会計隊(朝霞)、第1教育団(朝霞)、相馬原駐屯地業務隊(相馬原)、霞ヶ浦駐屯地業務隊(霞ヶ浦)、木更津駐屯地業務隊(木更津)、宇都宮駐屯地業務隊(宇都宮)、北宇都宮駐屯地業務隊(北宇都宮)

中部方面隊
第3師団(第7普通科連隊(福知山)、第36普通科連隊(伊丹)、第37普通科連隊(信太山)、第3特科隊(姫路)、第3後方支援連隊(千僧)、第3戦車大隊(今津)、第3高射特科大隊(姫路)、第3通信大隊(千僧)、第3飛行隊(八尾)、第3偵察隊(千僧)、第10師団(第14普通科連隊、第33普通科連隊(久居)、第35普通科連隊(守山)、第10特科連隊(豊川)、第10後方支援連隊(春日井)、第10戦車大隊(今津)、第10高射特科大隊(豊川)、第10施設大隊(春日井)、第10通信大隊(守山)、第49普通科連隊(豊川)、第10偵察隊(春日井)、第10化学防護隊(守山)、第10師団司令部付隊(守山))
第13旅団(第8普通科連隊(米子)、第17普通科連隊(山口)、第46普通科連隊(海田市)、第13特科隊(日本原)、第13後方支援隊(海田市)、第13偵察隊(出雲)、第13飛行隊(防府)、第13戦車中隊(日本原)、第13高射特科中隊(日本原)、第13施設中隊(海田市)、第13通信中隊(海田市)、第13師団司令部付隊(海田市))
第14旅団(第15普通科連隊(善通寺)、第50普通科連隊(高知)、第14特科隊(松山)、第14後方支援隊(善通寺)、第14偵察隊(善通寺)、第14飛行隊(北徳島)、第14戦車中隊(日本原)、第14施設中隊(高知)、第14通信中隊(善通寺)、第14旅団司令部付隊(善通寺))第4施設団(大久保)、中部方面後方支援隊(桂)、中部方面通信群(伊丹)、中部方面航空隊(八尾)、中部方面衛生隊(伊丹)、中部方面会計隊(伊丹)、守山駐屯地業務隊(守山)、大久保駐屯地業務隊(大久保)、善通寺駐屯地業務隊(善通寺)、出雲駐屯地業務隊(出雲)、自衛隊阪神病院(川西)

西部方面隊
第4師団(第16普通科連隊(大村)、第40普通科連隊(小倉)、第41普通科連隊(別府)、第4特科連隊(久留米)、第4施設大隊(大村)、第4通信大隊(福岡)、第4偵察隊(福岡)、第4飛行隊(目達原)、第4後方支援連隊(福岡)、第4師団司令部付隊(福岡))
第8師団(第12普通科連隊(国分)、第42普通科連隊(北熊本)、第43普通科連隊(都城)、第8特科連隊(北熊本)、第8後方支援連隊(北熊本)、第8戦車大隊(玖珠)、第8施設大隊(川内)、第8高射特科大隊(北熊本)、第8通信大隊(北熊本)、第8偵察隊(北熊本)、第8化学防護隊(北熊本)、第8師団司令部付隊(北熊本))
第15旅団(第15後方支援隊(那覇)、第51普通科連隊(那覇)、第15通信隊(那覇)第5施設団(小郡)、西部方面特科隊(湯布院)、第2高射特科団(飯塚)、西部方面後方支援隊(目達原)、西部方面通信群(健軍)、西部方面航空隊(目達原)、西部方面衛生隊(健軍)、西部方面会計隊(健軍)、自衛隊福岡病院(春日)、自衛隊熊本病院(熊本)

中央即応集団
第1空挺団(習志野)、第1ヘリコプター団(木更津)、中央即応連隊(宇都宮)、中央器特殊防護隊(大宮)、対特殊武器衛生隊(朝霞)、中央即応集団司令部付隊(朝霞)、国際活動教育隊(駒門)
通信団(市ヶ谷)、警務隊(市ヶ谷)、高射学校(下志津)、施設学校(勝田)、需品学校(松戸)、化学学校(大宮)、自衛隊中央病院(三宿)、武器学校(土浦)


海 自 指揮官:横須賀地方総監
航空集団(厚木)、教育航空集団(下総)、横須賀地方総監部(横須賀)、掃海隊群(横須賀)、第1護衛隊群(横須賀)、第2護衛隊群(佐世保)、第3護衛隊群(舞鶴)、第2潜水隊群(横須賀)、第1航空群(鹿屋)、第2航空群(八戸)、第4航空群(厚木)、第5航空群(那覇)、第21航空群(館山)、第22航空群(大村)、第31航空群(岩国)、下総教育航空群(下総)、第1護衛隊(横須賀)、第2護衛隊(佐世保)、第3護衛隊(舞鶴)、第4護衛隊(大湊)、第5護衛隊(横須賀)、第6護衛隊(佐世保)、第1輸送隊(呉)、第11護衛隊(横須賀)、第12護衛隊(呉)、第15護衛隊(大湊)、第1掃海隊(呉)、第2掃海隊(佐世保)、第51掃海隊(横須賀)、第101掃海隊(呉)、第41掃海隊(横須賀)、第42掃海隊(呉)、第43掃海隊(佐世保)、第44掃海隊(舞鶴)、第45掃海隊(大湊)、第46掃海隊(佐世保)、第61航空隊(厚木)、第111航空隊(岩国)、第203教育航空隊(下総)、第211教育航空隊(鹿屋)、第2潜水隊(横須賀)、第1海上訓練支援隊(呉)、横須賀警備隊(横須賀)、第2ミサイル艇隊(舞鶴)、横須賀衛生隊(横須賀)護衛艦「はるさめ」、護衛艦「たかなみ」、護衛艦「おおなみ」、護衛艦「さわゆき」、護衛艦「やまゆき」、護衛艦「しらね」、護衛艦「くらま」、護衛艦「ゆうぎり」、護衛艦「あまぎり」、護衛艦「せとぎり」、護衛艦「さわぎり」、護衛艦「きりしま」、護衛艦「ちょうかい」、護衛艦「あしがら」、護衛艦「ひゅうが」、護衛艦「あぶくま」、護衛艦「おおよど」、護衛艦「ちくま」、護衛艦「とね」、掃海艦「やえやま」、掃海艦「はちじょう」、掃海母艦「ぶんご」、輸送艦「おおすみ」、輸送艦「くにさき」、輸送艦「ゆら」、輸送艦「のと」、訓練支援艦「くろべ」、訓練支援艦「てんりゅう」、多用途支援艦「ひうち」、多用途支援艦「すおう」、多用途支援艦「あまくさ」、海洋観測艦「すま」、海洋観測艦「わかさ」、海洋観測艦「にちなん」、潜水艦救難母艦「ちよだ」、試験艦「あすか」、補給艦「ときわ」、補給艦「はまな」、補給艦「おうみ」、補給艦「とわだ」、掃海艇「ひらしま」、掃海艇「たかしま」、掃海艇「つきしま」、掃海艇「まえじま」、掃海艇「くめじま」、掃海艇「まきしま」、掃海艇「ながしま」、掃海艇「ゆげしま」、掃海艇「つのしま」、掃海艇「なおしま」、掃海艇「とよしま」、掃海艇「あいしま」、掃海艇「あおしま」、掃海艇「みやじま」、掃海艇「ししじま」、掃海艇「とびしま」、掃海管制艇「さくしま」、特務艇「はしだて」、試験艦「くりはま」
空 自 第2航空団(千歳)、第3航空団(三沢)、北部航空警戒管制団(三沢)、第6高射群(三沢)、北部航空施設隊(三沢)、第4航空団(松島)、第6航空団(小松)、第7航空団(百里)、中部航空警戒管制団(入間)、第1高射群(入間)、第4高射群(岐阜)、中部航空施設隊(入間)、西部航空方面隊司令部支援飛行隊(春日)、第5航空団(新田原)、第8航空団(築城)、西部航空警戒管制団(春日)、第2高射群(春日)、西部航空施設隊(芦屋)、南西航空混成団司令部(那覇)、第83航空隊(那覇)、南西航空警戒管制隊(那覇)、第5高射群(那覇)、南西航空施設隊(那覇)、第1輸送航空隊(小牧)、第2輸送航空隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、三沢ヘリコプター空輸隊(三沢)、入間ヘリコプター空輸隊(入間)、千歳救難隊(千歳)、秋田救難隊(秋田)、新潟救難隊(新潟)、百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)、航空総隊司令部飛行隊(入間)、偵察航空隊(百里)、警戒航空隊(浜松)、警戒航空隊(三沢)、高射教導隊(浜松)、航空システム通信隊(市ヶ谷)、第1航空団(浜松)、第1術科学校、第2術科学校、北部航空音楽隊(三沢)、第4補給処東北支処(東北町)、防空指揮群(府中)、プログラム管理隊(入間)、中部航空音楽隊(浜松)、教材整備隊(浜松)、第11飛行教育団(静浜)、幹部候補生学校(奈良)、第4術科学校(熊谷)、電子開発実験群(入間)、航空中央業務隊(市ヶ谷)、第1補給処(木更津)、第1補給処東京支処長(十条)、第2補給処(岐阜)、第3補給処(入間)、第4補給処(入間)、西部航空音楽隊(春日)、第12飛行教育団(防府北)、航空教育隊(防府南)、第3術科学校(芦屋)、西部航空施設隊(芦屋)、南西航空音楽隊(那覇)、作戦情報隊(府中)、航空保安管制群(入間)、航空気象群(府中)、飛行点検隊(入間)、航空開発実験団司令部(入間)、航空安全管理隊(立川)、航空警務隊(市ヶ谷)、航空機動衛生隊(小牧)、補給本部(十条)、基地防空教導隊(千歳)、第3高射群(千歳)、航空教育隊第2教育群(熊谷)、航空中央音楽隊(立川)、第1補給処立川支所(立川)、飛行開発実験団(岐阜)、第4補給処高蔵寺支処(高蔵寺)、飛行教導隊(新田原)、飛行教育航空隊(新田原)、第13飛行教育団(芦屋)、第5術科学校(小牧)、航空医学実験隊(入間)、幹部学校(目黒)、航空支援集団(府中)、航空救難団(入間)、航空教育集団(浜松)、岐阜病院(岐阜)
防衛省の取り組み
防衛省の政策
武力攻撃事態等への対応
新たな脅威や多様な事態への対応(弾道ミサイル・テロ・災害等)
日米安全保障体制
在日米軍に関する諸施策
国際平和協力活動への取り組み
各国との安全保障対話・防衛協力・交流
軍備管理・軍縮・不拡散への取り組み
防衛施設と周辺地域との調和・環境保全
政策評価・統計・調査結果
その他の取り組み

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福島第一原発(東北地方太平洋沖地震)に関する事実関係(2011.04.04.2132)

2011-04-05 10:18:21 | 防災・災害派遣

◆記事は全てNHK情報

 日本史上最悪の原子力事故に対し多くの情報が飛び交っていますが一部には信頼性に欠ける情報も流されています、このため流言飛語を防止する観点から本記事は全てNHKHPからの転載です。

◆出典:NHK

4月4日の情報
低レベル汚染水 海へ放出開始
東京電力は、福島第一原子力発電所の事故で、敷地内にある高濃度の放射性物質に汚染された水の貯蔵先を確保できなければ、今後、危険が生じるおそれがあるとして、4日夜7時すぎ法律に基づき、「廃棄物集中処理施設」にたまっているおよそ1万トンの低レベルの汚染水を海に放出する作業を始めました。
5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる施設に保管されている1500トンの低レベルの汚染水についても、4夜9時から放出を始めました。
原子力安全・保安院は、「緊急時のやむをえない措置だ」としたうえで、海洋モニタリングを強化し、放出による影響を可能なかぎり抑えるよう指示しました。
福島第一原発では、2号機のタービン建屋にたまった水や、建屋の外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水からも、高濃度の放射性物質に汚染された水が検出されていて、これら大量の水の処理が課題となっています。
このため東京電力は、高濃度に汚染された水の貯蔵先を確保できなければ、今後、危険が生じるおそれがあるとして、放射性廃棄物を処理する「廃棄物集中処理施設」にたまっているおよそ1万トンの低レベルの汚染水を4日夜7時すぎから海に放出する作業を始めました。
また、5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる施設に保管されている1500トンの低レベルの汚染水についても4日夜9時から放出を始めました。東京電力によりますと、今回の放出は、原子炉等規制法64条に規定された「危険時の措置」に基づくもので、今後、災害が発生するおそれがあるため、応急の措置として行うということです。
放出される水に含まれる放射性物質の濃度は、「廃棄物集中処理施設」の場合、放射性のヨウ素131の濃度が、1cc当たり6.3ベクレルで、法律で定める排出基準の限度のおよそ100倍にあたるとしています。
東京電力によりますと、今回放出される放射性物質が付近の魚や海草などに取り込まれ、それらの海産物を毎日食べ続けた場合、1年間に受ける放射線量は0.6ミリシーベルトで、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトを下回るとしています。
今回の放出について、原子力安全・保安院は「きょう午後3時に東京電力から報告を受けた。原子力安全委員会の助言も受けて、大きな危険を回避するためやむをえないと判断した」としたうえで、海洋モニタリングを強化し、放出による影響を可能な限り抑えるよう指示しました。

4月4日 21:32更新

▲ページトップへ低レベル汚染水 4日夜放出へ
東京電力は、福島第一原子力発電所の事故で、敷地内にある高濃度の放射性物質に汚染された水の貯蔵先を確保できなければ、今後、危険が生じるおそれがあるとして、法律に基づき、「廃棄物集中処理施設」にたまっているおよそ1万トンの低レベルの汚染水を4日午後7時から海に放出することを明らかにしました。
また、5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる施設に保管されている1500トンの低レベルの汚染水については、午後9時から放出するとしています。
経済産業省の原子力安全・保安院は「緊急時のやむをえない措置だ」としたうえで、海洋モニタリングを強化し、放出による影響を可能なかぎり抑えるよう指示しました。
福島第一原発では、2号機のタービン建屋にたまった水や、建屋の外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水からも、高濃度の放射性物質に汚染された水が検出されていて、これら大量の水の処理が課題となっています。
このため東京電力は、高濃度に汚染された水の貯蔵先を確保できなければ、今後、危険が生じるおそれがあるとして、放射性廃棄物を処理する「廃棄物集中処理施設」にたまっているおよそ1万トンの低レベルの汚染水を4日午後7時から海に放出することを明らかにしました。
また、5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる施設に保管されている1500トンの低レベルの汚染水については、午後9時から放出するとしています。
東京電力によりますと、今回の放出は、原子炉等規制法64条に規定された「危険時の措置」に基づくもので、今後、災害が発生するおそれがあるため、応急の措置として行うということです。
放出される水に含まれる放射性物質の濃度は、「廃棄物集中処理施設」の場合、放射性のヨウ素131の濃度が1cc当たり6.3ベクレルで、法律で定める排出基準の限度のおよそ100倍にあたるとしています。
東京電力によりますと、今回放出される放射性物質が付近の魚や海草などに取り込まれ、それらの海産物を毎日食べ続けた場合、1年間に受ける放射線量は0.6ミリシーベルトで、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトを下回るとしています。
今回の放出について、原子力安全・保安院は「きょう午後3時に東京電力から報告を受けた。原子力安全委員会の助言も受けて、大きな危険を回避するためやむをえないと判断した」としたうえで、海洋モニタリングを強化し、放出による影響を可能なかぎり抑えるよう指示しました。

4月4日 19:05更新

▲ページトップへ汚染水の放出“やむをえない措置”
福島第一原子力発電所の事故で、東京電力が法律に基づいて低いレベルの放射性物質に汚染された水を海に放出することについて、国の原子力安全委員会は「緊急時のやむをえない措置として認めざるをえない」としています。
この問題で、国の原子力安全委員会は、4日午後3時すぎ、経済産業省の原子力安全・保安院からの報告を受けて助言を行い、この中で、低レベルの汚染水の海への放出について、緊急やむをえない措置だとしました。
そのうえで、放出された放射性物質の影響をできるだけ抑えるために、放出した水の量や放射性物質の濃度を確認することや、放出した時点の海の状態を確認すること、それに、放出した前後の海水のモニタリングを行い、適切に影響を評価するよう求めています。
原子力安全委員会の代谷誠治委員は「低レベルの汚染水を放出することで、高濃度の汚染水を放出しなくて済み、緊急時のやむをえない措置として認めざるをえない」と話しています。
一方、東京電力は、低いレベルの放射性物質に汚染された水を、直接、海に流す理由について、次のように説明しています。
まず、福島第一原子力発電所の「廃棄物集中処理施設」にたまっている水についてです。
この施設は、放射性廃棄物を処理する施設で、すでに津波で流れ込んだ海水などがたまっていて、低いレベルの放射性物質に汚染されていました。
福島第一原発では、高濃度の放射性物質に汚染された水が相次いで見つかり、この保管場所を確保するため、比較的、放射性物質の濃度が低い、およそ1万トンの水を海に流す判断をしたということです。
一方、5号機と6号機の地下水をためる「サブドレンピット」と呼ばれる施設の水です。
東京電力によりますと、この施設の水位が上昇を続け、一部が建屋の内部に入ってきているということです。
5号機と6号機は地震のあと自動停止し、冷却機能も保たれていたため、安全な状態になっています。
しかし、このまま水位の上昇が続けば、施設の維持に欠かせない非常用の発電機など、双方の重要な施設が水没するおそれがあるとして、この施設の水も海に流す判断をしました。
東京電力は、これらの水をメガフロートと呼ばれる大量に水をためることができる特殊な船に移す準備をしてきましたが、「時間的に間に合わない」と説明しています。

4月4日 19:05更新

▲ページトップへ低レベル放射性物質の汚染水放出 政府了承
枝野官房長官は、午後の記者会見で、福島第一原子力発電所の事故で、一部の施設にたまっている低いレベルの放射性物質に汚染された水について、やむをえず海に放出することを政府として了承したことを明らかにしました。
東京電力は、4日午後、福島第一原子力発電所の事故で、一部の施設にたまっている低レベルの放射性物質に汚染された水を海に放出することを明らかにしました。
これについて、枝野官房長官は「放射性物質を含む2つの水について、海水への放出がやむをえないということで了承した。このうち2号機では、たまり水が大変高い放射性物質を含んでいることが明らかになっているが、こうした水が海に流れ出ないようにすることを優先するため、こうした水に比べれば大幅に桁違いに放射性物質の量が少ないが一定の放射性物質を含んでいる水を海に放出する」と述べ、低レベルの汚染水をやむをえず海に放出することを政府として了承したことを明らかにしました。
そのうえで、枝野官房長官は「いずれも安全確保のため、東京電力からの報告に基づいて、原子力安全・保安院が原子力安全委員会の助言を得たうえで、危険時の措置としてやむをえず実施するものだ。同時に、海水のモニタリング結果を注意深く監視して、環境への影響もしっかり確認するよう指示した」と述べました。

4月4日 17:28更新

▲ページトップへ流出は止まらず ルートも不明
東京電力福島第一原子力発電所の「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の放射性物質を含む水が海に流出しているのが見つかってから2日以上がたちますが、水の流出は止まらず、そのルートも分からないままです。
東京電力は、周辺の海域に拡散するのを防ぐため、海中に特殊なフェンスを設置することを検討しています。
福島第一原発2号機の海沿いにある「ピット」と呼ばれる深さがおよそ2メートルの施設で、2日の午前、高濃度の放射性物質を含む水が海に流出しているのが見つかりました。
東京電力は、まず、その日のうちに、この施設にコンクリートを流し込んで海への流出を防ごうとしましたが、水の量が多く、流出は止まりませんでした。
3日は、「吸水性ポリマー」という、水を含むと膨張する特殊な素材などをピットにつながる配管に投入しましたが、流出する水の量は減りませんでした。
4日は、汚染された水がどのように海に達しているのかルートを特定するための調査も行われています。
同じように汚染された水がたまっているタービン建屋の外にある「トレンチ」と呼ばれる配管などを通すトンネルに白い粉末を流しましたが、これまでにピットで白い水は確認されていません。
東京電力は、別の場所から流れ込んだ可能性もあるとみて調査を続けています。
東京電力は、流出を食い止める有効な対策がとれないとして、汚染された水が周辺の海に拡散するのを防ぐため、2号機の取水口付近の海中に、「シルトフェンス」と呼ばれる覆いを設置することを検討しています。
「シルトフェンス」は、浮きの下に海底までつながるカーテン状の幕を下げたもので、海の中の放射性物質をこのフェンスの中にとどめたいとしています。

4月4日 16:55更新

▲ページトップへ別の場所から流入の可能性も
東京電力福島第一原子力発電所の「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の放射性物質を含む水が海に流出しているのが見つかった問題で、東京電力は、2号機の建屋の外にあるトレンチから流れ込んだものとみて、「トレーサー」と呼ばれる白い水を流して調べていましたが、白い水はピットでは確認されず、別の場所から流れ込んだ可能性もあるとみて調査を続けています。
東京電力は、福島第一原発2号機の「ピット」という施設に出来たひび割れから海に流出していた高い放射線濃度の水を止めるため、3日、「吸水性ポリマー」という、水を含むと膨張する特殊な素材を配管に投入するなどの対策をとりましたが、海に流出する水の量は減りませんでした。
このピットの水は、放射線濃度の高さなどから、2号機の建屋の外にある「トレンチ」というトンネルにたまっている水がいずれかの経路で流れ込んでいるものとみられたため、東京電力は4日午前7時すぎから、「トレーサー」と呼ばれる白い色をつけた水を「トレンチ」に流すことにより、経路を特定する作業を進めました。
しかし、4日昼の段階で白い水はピットには流れ込んでおらず、東京電力は、別の場所から流れ込んでいる可能性もあるとみて調査を続けています。
また、海に流れ出している汚染された水が周辺の海域に拡散するのを防ぐため、2号機の取水口付近の海の中に「シルトフェンス」と呼ばれる覆いを設置することも検討しています。
「シルトフェンス」は、浮きの下に海底までつながるカーテン状の幕が下がったものです。
東京電力は、これによって、海の中の放射性物質を覆いの中にとどめたいとしています。
一方、タービン建屋の地下にたまった水を排水するため、復水器の中の水を貯蔵タンクに移す作業が、3日までに1号機、2号機で始まりましたが、4日は残された3号機でも始まる予定で、いずれも復水器が空になりしだい、作業の妨げとなっている高い放射線濃度の水を復水器の中に排水する計画です。

4月4日 13:25更新

▲ページトップへ汚染水流出 経路の特定進める
東京電力福島第一原子力発電所の「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の放射性物質を含む水が海に流出しているのが見つかった問題で、東京電力は4日朝から、汚染された水がどのような経路でピットに流れ込んでいるかを特定する作業を進めています。経路が分かれば、改めて、配管に水をせき止める特殊な素材を流し込むなど対策を急ぐことにしています。
東京電力は、福島第一原発2号機の「ピット」という施設に出来たひび割れから海に流出していた高い放射線濃度の水を止めるため、3日、「吸水性ポリマー」という、水を含むと膨張する特殊な素材を配管に投入するなどの対策をとりましたが、海に流出する水の量は減りませんでした。
このピットの水は、放射線濃度の高さなどから、2号機の建屋の外にある「トレンチ」というトンネルにたまっている水がいずれかの経路で流れ込んでいるものとみられるため、東京電力は4日午前7時すぎから、白い色をつけた水を「トレンチ」に流すことにより、経路を特定する作業を進めていますが、午前10時半の段階でまだ白い水はピットでは確認されず、経路の特定には至っていないということです。
このあと、ピットに流れ込む経路が分かれば、途中の配管などにあらためて「吸水性ポリマー」を投入するなどして水をせき止めるための対策を行う方針です。
また、経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、海に流れ出している汚染された水が、周辺の海域に拡散するのを防ぐため、2号機の取水口付近の海の中に、「シルトフェンス」と呼ばれる、浮きの下に海底までつながるカーテン状の幕が下がった覆いを設置することも検討しているということです。
一方、タービン建屋の地下にたまった水を排水するため、復水器の中の水を貯蔵タンクに移す作業が、3日までに1号機、2号機で始まりましたが、4日は残された3号機でも始まる予定で、いずれも復水器が空になりしだい、作業の妨げとなっている高い放射線濃度の水を復水器の中に排水する計画です。

4月4日 12:30更新

▲ページトップへ汚染水 一刻も早く流出防止を
枝野官房長官は、4日午前の記者会見で、福島第一原子力発電所の「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の放射性物質を含む水が海に流出しているのが見つかった問題について、こうした状況が長く続けば海への影響が避けられないとして、一刻も早く流出を防止したいという考えを示しました。
この中で枝野官房長官は「こうした状況が長い時間継続し、積算としての放射性物質の流出量が大きくなれば、拡散して薄まるといっても、海に対する影響が大きくなる。一刻も早く海に広がっていく状況を止めないといけないという強い意識を持って、東京電力に対しても早急な対応を求めている」と述べました。
そのうえで、枝野長官は「原発敷地内の陸地側にある配管の流出経路の対応と、海側で食い止められないかということで、両面、想定しうる可能性のある対処方法は、同時並行で検討と作業を進めるよう指示している」と述べました。
また、枝野長官は、破損した建屋に特殊なシートをかぶせて放射性物質の飛散を防ぐことについて、「菅総理大臣や私が、特殊な布をかぶせることを具体的に指示したことはない。ただ、政府と東京電力で作る統合本部で、さまざまな対応策を協議し、あらゆる手段を同時並行で進めていくと報告を受けており、そうした中に含まれている可能性はあるのではないか」と述べ、政府と東京電力で作る統合本部で引き続き検討していることを明らかにしました。

4月4日 12:05更新

▲ページトップへ福島第一原発 漏えい止めるには数か月
深刻な状態が続く福島第一原子力発電所から外部への放射性物質の漏えいについて、経済産業省の原子力安全・保安院は、漏えいを止めるためには本格的な冷却機能の回復が必要で、それまでには今後、数か月がかかるという見通しを示しました。
福島第一原子力発電所では、タービン建屋にたまった水や、建屋の外の「トレンチ」というトンネルの水から高い濃度の放射性物質が検出され、汚染された水が直接海に流れ出すなど、発電所の外への放射性物質の漏えいが止まりません。
これについて、原子力安全・保安院の西山英彦審議官は、3日の記者会見で「原発から、放射性物質が漏れ出さないようにするためには、まず、原子炉を冷却する本格的な仕組みを構築することが必要だ」と話しました。
そのうえで、西山審議官は「冷却機能の構築のためには、建屋にたまった汚染した水の除去や、作業員が被ばくしないよう強い放射線を遮るための対策が必要で、これから数か月はそうした作業に費やされる」と述べ、放射性物質の漏えいが止まる前提となる本格的な冷却機能の回復までには、今後、数か月がかかるという見通しを示しました。
また、国の原子力安全委員会の代谷誠治委員も3日の記者会見で、原発の施設の中に放射線の数値の高い場所があることや、たくさんのがれきが残されていることを挙げて、本格的な冷却機能を回復させて放射性物質が外部に漏れ出すのを食い止めるには、月単位の時間がかかるという見方を示しています。

4月4日 4:35更新

▲ページトップへ原発の汚染水 流出経路特定急ぐ
東京電力福島第一原子力発電所の「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の放射性物質を含む水が直接海に流出しているのが見つかった問題で、東京電力は3日、ピットの上流にある配管を塞ぐための対策を行いましたが、海に流れ出る水の量は減りませんでした。
このため、東京電力は4日、汚染された水がピットにどのような経路で流れこんでいるかを特定したうえで、改めて流出防止の対策を取ることにしています。
福島第一原発の2号機では2日、海水を取り込む取水口近くの「ピット」と呼ばれる施設にひび割れが見つかり、高濃度の放射性物質が含まれた水が直接海に流出していることが分かりました。
このため、東京電力は3日午後、「吸水性ポリマー」という水を含むと膨張する特殊な素材などをピットの上流にある配管に流し、水をせき止めようとしましたが、海に流れ込む水の量に明らかな減少は見られませんでした。
この水は、2号機の建屋の外にある「トレンチ」というトンネルの水がいずれかの経路で流れ出ているとみられるため、東京電力は4日、色のついた水を「トレンチ」に流すことにより、流出経路を特定することにしています。
そのうえで、改めて流出が疑われる経路の配管を塞ぐ対策を行い、それでもうまくいかない場合は、水が漏れだしているピットの周りを特殊な薬剤で固めて流出を食い止める方法も検討しているということです。

4月4日 4:35更新

▲ページトップへ国 放射性物質の予測公表せず
福島第一原子力発電所の事故で、国は、爆発が起きた翌日の先月16日、原発の北西にある福島県飯舘村などに放射性物質が多く流れると予測したコンピューターシミュレーションの報告を受けましたが、「データが正確でない」として公表を見送っていました。
こうした予測データの公表の在り方を巡ってはさまざまな意見があり、今後検討の対象になりそうです。
この予測は、先月14日から15日にかけて、福島第一原発で爆発などが相次いだことを受け、国の委託を受けた分析機関が翌日の16日に「SPEEDI」というコンピューターシステムを使い、計算されました。
このシステムは、原子炉の温度や圧力などさまざまなデータを基に、原発から放出された放射性物質の量を見積もり、気象データなどから放射性物質の広がりを予測するものです。
分析機関では、震災で原子炉のデータが十分に得られないため、その時点で公表されているデータなどを基に、放射性物質の放出量を仮定し、15日の午前0時から24時間にわたって放出されたと想定しました。
その結果、放射性物質は南西の方向に加えて飯舘村など北西の方向にも帯状に流れ、こうした地域では屋外で24時間過ごした場合に、乳幼児が受ける甲状腺の内部被ばくの量が人体に影響が出る可能性があるとされる100ミリシーベルトを超える所があるとしていました。
SPEEDIは、原子力事故が起きた際に放射性物質の広がりを予測し、政府が避難や屋内退避の指示などを決める際の判断材料にするために作られたものですが、この予測は公表が見送られました。
これについて国の原子力安全委員会は「その時点では、放射性物質が放出された場所や量などが特定できておらず、データが正確ではないため公表しなかった」としています。
一方、被ばく医療に詳しい長崎大学の長瀧重信名誉教授は「国は、どれぐらいの被ばくが予想され、どれぐらいの危険があるかをもっと公表し、住民と共に避難などの対策を決めるべきだ」と話すなど、今回のような予測データの公表の在り方を巡ってはさまざまな意見があり、今後検討の対象になりそうです。

4月4日 4:35更新

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福島第一原発(東北地方太平洋沖地震)に関する事実関係(2011.04.03.2025)

2011-04-05 10:14:28 | 防災・災害派遣

◆記事は全てNHK情報

 日本史上最悪の原子力事故に対し多くの情報が飛び交っていますが一部には信頼性に欠ける情報も流されています、このため流言飛語を防止する観点から本記事は全てNHKHPからの転載です。

◆出典:NHK

4月3日の情報
特殊素材流し込むも海へ流出する水減らず
東京電力・福島第一原子力発電所2号機で、原子炉から出たとみられる高濃度の放射性物質を含む水が、海に直接、流出しているのが見つかった問題で、東京電力は、流出を食い止めるため、水が流れている配管に水分を吸収する特殊な素材などを流し込み、配管を塞ぐ対策を行いましたが、今のところ海に流れ込む水の量には明らかな減少はみられないということです。
福島第一原発2号機では、2日、海水を取り込む取水口近くの「ピット」と呼ばれるコンクリート製の施設にひび割れが見つかり、高濃度の放射性物質に汚染された水が直接、海に流出していることが確認されました。
このため、東京電力は、洪水対策で使われる、水を吸収して膨張する「吸水性ポリマー」という特殊な素材などを使って、水の流れをせき止める方法を試すとして、3日午後1時40分すぎから作業を行いました。
東京電力によりますと、効果を高めるため、吸水性ポリマーのほか、おがくずや新聞紙なども投入したということですが、配管の中に十分に入らず、今のところ、海に流れ込む水の量には明らかな減少はみられないということです。
このため、水をかき混ぜる作業を行い、4日まで効果が出るかどうか監視を続けることにしています。
2号機では、タービン建屋にたまった水や建屋の外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水から、高い濃度の放射性物質が検出されていて、東京電力ではこれらの水は、同じものとみています。
このため、これらの汚染された水が、海に流れ出ている可能性があるとして、「トレンチ」に色のついた水を流して、どのような経路で海に流れ出しているのか、調べることにしています。

4月3日 20:25更新

▲ページトップへ官房長官 避難指示地域など再検討
枝野官房長官は記者会見で、福島第一原子力発電所の事故で、今の避難指示と屋内退避の対象地域の設定について、放射線量など、専門家の分析を踏まえ、安全性の観点から、適切かどうか再検討していく考えを示しました。
この中で、枝野官房長官は「事故の影響の長期化が避けられない状況のなか、避難指示や屋内退避の対象地域の設定の在り方について、大気中や土壌に含まれる放射線量などから、総合的に判断を進めている。安全性の観点から検討する必要があり、その地域の放射線量が今後どうなるのか、専門家に分析してもらい、さらに精緻な対応ができるよう、鋭意準備している」と述べました。
そのうえで、枝野官房長官は「避難指示の地域を広げるか狭めるかについては、現時点では予断を持っていない。ただ、事態が長期化するなかで、福島第一原発から半径20キロから30キロの範囲での屋内退避の呼びかけは、何らかの形で解消しないといけない」と述べ、現在、同心円状に一律に設定されている避難指示や屋内退避の対象地域について、放射線量など、専門家の分析を踏まえ、安全性の観点から、適切かどうか再検討していく考えを示しました。
また、枝野官房長官は、今後、事故の影響が収束する期間について、「冷却すると同時に、さまざまなモノが飛散しないようにするオーソドックスなやり方で進めれば、月単位の時間はかかるだろう」と述べました。
一方、枝野官房長官は、今回の事故の検証について「事故対応に遅れを及ぼさない範囲で、できるだけ早く検証を進めなければならない。政府、経済産業省の原子力安全・保安院、東京電力にとどまらず、原子力安全委員会も検証を受ける側にあり、そうしたところからの独立性、客観性の高いやり方が必要だ」と述べ、新たな第三者機関を設置するなど、独立性の高い形で検証する必要があるという認識を示しました。

4月3日 17:33更新

▲ページトップへ放射性物質含む水 特殊素材で食い止めへ
東京電力・福島第一原子力発電所2号機で、原子炉から出たとみられる高濃度の放射性物質を含む水が、海に直接、流出しているのが見つかった問題で、東京電力は、3日午後から、水分を吸収する特殊な素材を水が流れている場所に流し込んでせき止める作業を行い、水の流出を食い止めたいとしています。
福島第一原発2号機では、2日、海水を取り込む取水口の近くにある「ピット」と呼ばれるコンクリート製の施設にひび割れが見つかり、水が海に流出していることが確認されました。
このピットの水の表面からは、1時間当たり1000ミリシーベルトを超える高い放射線量が測定され、高濃度の放射性物質に汚染された水が直接、海に流出していることを示しています。
東京電力は、2日午後から、水の流出を食い止めようと、ひび割れをコンクリートで埋める作業を行っていますが、コンクリートが固まらずうまくいっていません。
このため、新たに、洪水対策で使われる水を吸収して膨張する「吸水性ポリマー」という特殊な素材を使って、水の流れをせき止めるとして、3日午後から作業を始める予定です。
東京電力によりますと、タービン建屋からの水が最終的に漏れ出しているとみられる電線ケーブル用の配管に「吸水性ポリマー」を入れ、配管を塞ぐことで水の流れをせき止めたいとしています。
これによって、水をせき止めた手前の部分で放射性物質に汚染された水があふれた場合は、回収する措置をとって、敷地内にあるタンクなどの施設にためることにしています。
2号機では、タービン建屋にたまった水から、運転中の原子炉の水のおよそ10万倍という高い濃度の放射性物質が検出されているほか、タービン建屋の外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水からも、高い濃度の放射性物質が検出されていて、こうした汚染された水が問題のピットに流れ込んでいる可能性が高いとみられています。
東京電力によりますと、これまでに2号機以外のピットでは水漏れは見つかっていないということですが、ほかにも、水が海に漏れ出している場所がないか確認を急いでいます。
一方、原子炉を冷やすために入れている水の量について、東京電力は、1号機と2号機の原子炉の温度や圧力などが安定しているとして、2日午後8時から減らしているということです。

4月3日 12:55更新

▲ページトップへ細野首相補佐官 数か月以内に漏出食い止め
細野総理大臣補佐官は、記者団に対し、福島第一原子力発電所の事故について、少なくとも数か月以内には放射性物質の外部への漏出を食い止め、周辺住民の不安解消に全力を挙げたいという考えを示しました。
細野総理大臣補佐官は、福島第一原子力発電所の事故対応で、東京電力と政府の調整役を務めています。
細野氏は、3日朝、記者団に対し、今回の事故で、高濃度の放射性物質を含む水が海に流れ出ているのが見つかったことについて、「非常に深刻に受け止めている。海にどういう影響があるのか早急に調べて国民に公開したい。また、2号機のタービン建屋の地下にたまっている大量の水を移し替えないと、また同じようなことが起こる可能性があり、できるだけ早く水を移さなければならない」と、述べました。
そのうえで、細野総理大臣補佐官は、放射性物質の外部への漏出が続いていることについて、「住民は、放射性物質の外部への放出がいつ止まるのか、いちばん不安に思っている。原発は、危機的な状況を脱していないが、若干の落ち着きを取り戻しており、今後は、これ以上放射性物質を出さないことに重点を移すべきだ。少なくとも数か月のうちに、そうした状況にしたい」と、述べました。

4月3日 12:55更新

▲ページトップへ半径20キロ内でも放射線量測定
福島第一原子力発電所の周辺での放射性物質の拡散状況について、政府と東京電力は、これまで調査を行っていなかった、原発から半径20キロ以内の地域についても、新たに大気中の放射線量の測定を始めました。
福島第一原子力発電所の周辺での放射性物質の拡散状況について、政府と東京電力は、これまで、原発の敷地内や、「避難指示」が出されている半径20キロより外側の地域で、大気中の放射線量の測定を行っていますが、半径20キロ以内では、ほとんどの住民が避難を終えていることや、測定には被ばくの危険性が高まることなどから、詳しい測定を行っていませんでした。
しかし、福島第一原発の対応を検討する日米協議の中で、アメリカ側は「放射性物質の拡散状況を調べるためには、調査が不十分だ」と指摘し、これを受けて、政府と東京電力は、原発から半径20キロ以内でも、およそ30の地点で、新たに大気中の放射線量の測定を始めました。
調査結果は公表されていませんが、これまでの測定では、原発の北西方向にある福島県浪江町の調査地点で、1時間当たり50マイクロシーベルトを超える、やや高い放射線量を計測した一方、原発の北の方向にある南相馬市の調査地点では、1時間当たり1マイクロシーベルトを下回ったということで、半径20キロ以内でも地域によってばらつきがあるということです。
政府は、よりきめ細かいデータを把握し、アメリカ側と情報共有を進めるとともに、今後の対応策の判断材料に役立てたいとしています。

4月3日 5:10更新

▲ページトップへ40キロ沖合 基準超の放射性物質
福島第一原子力発電所から南におよそ40キロ離れた福島県いわき市沖で、先月30日に採取した海水から、原子力施設の排水の基準値の2倍に当たる放射性ヨウ素が検出されました。
原子力安全・保安院では、「人体に影響はないとみられるものの、注意深く見守りたい」としています。
原子力施設の排水の基準値の2倍に当たる放射性ヨウ素が検出されたのは、福島第一原発から南におよそ40キロの、福島県いわき市沖で採取した海水です。
文部科学省が先月30日の午後2時42分に、いわき市の沖合およそ10キロの海面で採取した海水を分析した結果、放射性のヨウ素131が、1リットル当たり79.4ベクレルの濃度で検出されました。
これは、原子力施設の排水について法律で定めた基準値の2倍に当たり、福島県の沖合で採取した海水がこの基準値を上回ったのは今回が初めてです。
福島第一原発を巡っては、2日、2号機の施設から汚染された水が直接、海に流れ出ているのが見つかりましたが、こうした汚染水が海流に乗って南に広がったものとみられています。
これについて、原子力安全・保安院では、「放射性ヨウ素は海水で拡散して薄まるため、人体に影響はないとみられるものの、注意深く見守りたい」としています。

4月3日 7:35更新

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東北地方太平洋沖地震に対する防衛省自衛隊の対応(4月4日0800)

2011-04-05 10:12:08 | 防災・災害派遣

◆防衛省発表

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年4月4日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請元及び要請日時岩手県知事 3月11日14時52分 宮城県知事 3月11日15時02分
茨城県知事 3月11日16時20分 福島県知事 3月11日16時47分
青森県知事 3月11日16時54分 北海道知事 3月11日18時50分
千葉県知事 3月12日01時00分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人 員 : 約106,400名
(陸災部隊:約70,000名、海災部隊:約14,300名、空災部隊:約21,600名、原子力災派部隊:約500名)
航空機 : 513機
(回転翼216機、固定翼297機)
艦 船 : 50隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(4月3日)

06時00分 13旅団 相馬市において給食支援開始

06時24分 5施設団 相馬市及び新地町において道路啓開開始

07時00分 13旅団 須賀川市において給食支援開始

07時52分 14旅団 北上町及び河北町へ救援物資輸送開始

08時00分 12旅団 いわき市中央北中学校において給水支援開始

08時00分 10師団 山下小学校において救護活動開始

08時00分 2施設団 門脇地区南浜町、県道41号において道路啓開開始

08時38分 13旅団 熊野神社及び薬師堂において給水支援開始

09時00時 13旅団 いわき市、尾浜地区において給水支援開始

09時00分 2施設団 三本塚地区、岡田地区、蒲生地区において道路啓開開始

09時38分 第10音楽隊 山元町において慰問演奏を実施

11時00分 13旅団 相馬市向陽中学校において巡回診療を開始

13時30分 第6音楽隊 中央台南小学校において慰問演奏を実施

15時30分 第6音楽隊 平工業高校において慰問演奏を実施

○海自

(4月3日)

10時19分 「おおなみ」搭載回転翼機、野々島の被災者に対し、水240L、パン75KG、カップめん8箱等搬送

10時26分 「あまぎり」搭載回転翼機、桂島の被災者に対し、水120L、パン40KG、カップめん18箱等搬送

10時43分 「あまぎり」搭載回転翼機、朴島の被災者に対し、水120L、パン10KG、カップめん4箱等搬送

10時44分 「おおなみ」搭載回転翼機、寒風沢島の被災者に対し、水360L、パン30KG、カップめん8箱等搬送

14時24分 「くにさき」、渡波漁港地区にて、男性47名、女性53名の被災者に対し、入浴支援、灯油30L、タオル55枚、被服5箱、ぜんざい100食を提供

15時58分 「ひゅうが」、気仙沼地区にて、診療支援及び男性59名、女性42名の被災者に対し、入浴支援実施

17時00分 横須賀警備隊、石巻地区にて、男性101名、女性90名の被災者に対し、入浴支援実施

18時00分 八戸航空基地隊、八戸周辺の被災者に対し、診療支援実施

18時24分 「のと」、函館から大湊へ陸自トラック2台、灯油(ドラム缶×96)輸送

○空自

(4月3日)

04時27分 航空救難団UH-60×7機、U-125×2機、警戒航空隊E-2C×2機、E-767×1機が気仙沼市から多賀城市及び海岸から沖合10マイルの海上等集中捜索を開始

06時55分 災害復旧支援隊(松島)が石巻市にて給水支援、捜索救助の活動開始

06時57分 北空派遣隊(山田)が給水支援、捜索救助等の活動開始

09時33分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を名古屋から松島まで空輸

09時49分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(マスク)を美保から花巻まで空輸

10時55分 航空救難団CH-47×1機が医療チーム及び医療品を丘珠から岩手まで空輸

11時00分 航空中央音楽隊が福島県伊達市「梁川体育館」において慰問演奏開始(11時00分~11時50分、聴衆者210名)

11時53分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(菓子)を千歳から花巻まで空輸

12時37分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(オムツ)を福岡から松島まで空輸

13時05分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(オムツ)を福岡から松島まで空輸

13時19分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(マスク)を福岡から松島まで空輸

13時31分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(オムツ)を福岡から松島まで空輸

14時00分 航空中央音楽隊が福島県伊達市「伊達ふれあいセンター」において慰問演奏開始(14時00分~14時50分、聴衆者57名)

14時45分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を名古屋から松島まで空輸

○原子力災害派遣による活動

(4月3日)

07時50分 CH-47(サーモグラフィ・放射線測定機搭載)×1機による福島第1原発上空モニタリング開始(08時23分終了)

08時24分 偵察航空隊RF-4E×1機が福島第1原発の航空偵察のため百里を離陸(08時59分百里着陸)
派遣部隊
陸 自  東北方面隊
第6師団(第20普通科連隊(神町)、第22普通科連隊(多賀城)、第44普通科連隊(福島)、第6特科連隊(郡山)、第6後方支援連隊(神町)、第6戦車大隊(大和)、第6高射特科大隊(郡山)、第6施設大隊(神町)、第6通信大隊(神町)、第6偵察隊(大和)、第6飛行隊(神町)、第6特殊武器防護隊(神町)、第6師団司令部付隊(神町))
第9師団(第5普通科連隊(青森)、第21普通科連隊(秋田)、第39普通科連隊(弘前)、第9特科連隊(岩手)、第9後方支援連隊(青森)、第9戦車大隊(岩手)、第9高射特科連隊(岩手)、第9施設大隊(八戸)、第9通信大隊(青森)、第9対戦車隊(八戸)、第9偵察隊(弘前)、第9飛行隊(八戸)、第9化学防護隊(青森)、第9師団司令部付隊(青森))
第4地対艦ミサイル連隊(八戸)、第2施設団(船岡)、東北方面特科隊(仙台)、第5高射特科群(八戸)、東北方面通信群(仙台)、東北方面航空隊(霞目)、東北方面後方支援隊(仙台)、東北方面衛生隊(仙台)、東北方面総監部付隊(仙台)

北部方面隊
第2師団(第3普通科連隊(名寄)、第25普通科連隊(遠軽)、第26普通科連隊(留萌)、第2特科連隊(旭川)、第2後方支援連隊(旭川)、第2施設大隊(旭川)、第2通信大隊(旭川)、第2偵察隊(旭川)、第2飛行隊(旭川)、第2化学防護隊(旭川)、第2師団司令部付隊(旭川))
第5旅団(第4普通科連隊(帯広)、第6普通科連隊(美幌)、第5戦車隊(鹿追)第5特科隊(帯広)、第5後方支援連隊(帯広)、第5偵察隊(帯広)、第5飛行隊(鹿追)、第5高射特科中隊(帯広)、第5施設中隊(帯広)、第5通信中隊(帯広)、第5音楽隊(帯広)、第5旅団司令部付隊(帯広))
第7師団司令部(第11普通科連隊(東千歳)、第72戦車連隊(帯広)、第7後方支援連隊(東千歳)、第7施設大隊(東千歳)、第7通信大隊(東千歳)、第7飛行隊(丘珠)、第7師団司令部付隊(東千歳))
第11旅団(第18普通科連隊(真駒内)、第28普通科連隊(函館)、第11戦車隊(真駒内)、第11後方支援隊(真駒内)、第11旅団司令部付隊(真駒内))
第1特科団(北千歳)、北部方面施設隊(南恵庭)、北部方面航空隊(丘珠)、北部方面後方支援隊(島松)、北部方面通信群(札幌)、北部方面会計隊(札幌)、北海道補給処(島松)

東部方面隊
第1師団(第1普通科連隊(練馬)、第31普通科連隊(武山)、第34普通科連隊(板妻)、第1特科隊(北富士)、第1後方支援連隊(練馬)、第1戦車大隊(駒門)、第1高射特科大隊(駒門)、第1施設大隊(朝霞)、第1通信大隊(練馬)、第1化学防護隊(練馬)、第1師団司令部付隊(練馬))
第12旅団(第2普通科連隊(高田)、第13普通科連隊(松本)、第30普通科連隊(新発田)、第12特科隊(宇都宮)、第12後方支援隊(新町)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、第12偵察隊(相馬原)、第12対戦車中隊(新町)、第12高射特科中隊(相馬原)、第12施設中隊(新町)、第12通信中隊(相馬原)、第12科学防護隊(相馬原)、第12旅団司令部付隊(相馬原))
第1施設団(古河)、東部方面後方支援隊(朝霞)、東部方面航空隊(立川)、第2高射特科群(松戸)、東部方面通信群(朝霞)、東部方面会計隊(朝霞)、第1教育団(朝霞)、相馬原駐屯地業務隊(相馬原)、霞ヶ浦駐屯地業務隊(霞ヶ浦)、木更津駐屯地業務隊(木更津)、宇都宮駐屯地業務隊(宇都宮)、北宇都宮駐屯地業務隊(北宇都宮)

中部方面隊
第3師団(第7普通科連隊(福知山)、第36普通科連隊(伊丹)、第37普通科連隊(信太山)、第3特科隊(姫路)、第3後方支援連隊(千僧)、第3戦車大隊(今津)、第3高射特科大隊(姫路)、第3通信大隊(千僧)、第3飛行隊(八尾)、第3偵察隊(千僧)、第10師団(第14普通科連隊、第33普通科連隊(久居)、第35普通科連隊(守山)、第10特科連隊(豊川)、第10後方支援連隊(春日井)、第10戦車大隊(今津)、第10高射特科大隊(豊川)、第10施設大隊(春日井)、第10通信大隊(守山)、第49普通科連隊(豊川)、第10偵察隊(春日井)、第10化学防護隊(守山)、第10師団司令部付隊(守山))
第13旅団(第8普通科連隊(米子)、第17普通科連隊(山口)、第46普通科連隊(海田市)、第13特科隊(日本原)、第13後方支援隊(海田市)、第13偵察隊(出雲)、第13飛行隊(防府)、第13戦車中隊(日本原)、第13高射特科中隊(日本原)、第13施設中隊(海田市)、第13通信中隊(海田市)、第13師団司令部付隊(海田市))
第14旅団(第15普通科連隊(善通寺)、第50普通科連隊(高知)、第14特科隊(松山)、第14後方支援隊(善通寺)、第14偵察隊(善通寺)、第14飛行隊(北徳島)、第14戦車中隊(日本原)、第14施設中隊(高知)、第14通信中隊(善通寺)、第14旅団司令部付隊(善通寺))第4施設団(大久保)、中部方面後方支援隊(桂)、中部方面通信群(伊丹)、中部方面航空隊(八尾)、中部方面衛生隊(伊丹)、中部方面会計隊(伊丹)、守山駐屯地業務隊(守山)、大久保駐屯地業務隊(大久保)、善通寺駐屯地業務隊(善通寺)、出雲駐屯地業務隊(出雲)、自衛隊阪神病院(川西)

西部方面隊
第4師団(第16普通科連隊(大村)、第40普通科連隊(小倉)、第41普通科連隊(別府)、第4特科連隊(久留米)、第4施設大隊(大村)、第4通信大隊(福岡)、第4偵察隊(福岡)、第4飛行隊(目達原)、第4後方支援連隊(福岡)、第4師団司令部付隊(福岡))
第8師団(第12普通科連隊(国分)、第42普通科連隊(北熊本)、第43普通科連隊(都城)、第8特科連隊(北熊本)、第8後方支援連隊(北熊本)、第8戦車大隊(玖珠)、第8施設大隊(川内)、第8高射特科大隊(北熊本)、第8通信大隊(北熊本)、第8偵察隊(北熊本)、第8化学防護隊(北熊本)、第8師団司令部付隊(北熊本))
第15旅団(第15後方支援隊(那覇)、第51普通科連隊(那覇)、第15通信隊(那覇)第5施設団(小郡)、西部方面特科隊(湯布院)、第2高射特科団(飯塚)、西部方面後方支援隊(目達原)、西部方面通信群(健軍)、西部方面航空隊(目達原)、西部方面衛生隊(健軍)、西部方面会計隊(健軍)、自衛隊福岡病院(春日)、自衛隊熊本病院(熊本)

中央即応集団
第1空挺団(習志野)、第1ヘリコプター団(木更津)、中央即応連隊(宇都宮)、中央器特殊防護隊(大宮)、対特殊武器衛生隊(朝霞)、中央即応集団司令部付隊(朝霞)、国際活動教育隊(駒門)
通信団(市ヶ谷)、警務隊(市ヶ谷)、高射学校(下志津)、施設学校(勝田)、需品学校(松戸)、化学学校(大宮)、自衛隊中央病院(三宿)、武器学校(土浦)


海 自 指揮官:横須賀地方総監
航空集団(厚木)、教育航空集団(下総)、横須賀地方総監部(横須賀)、掃海隊群(横須賀)、第1護衛隊群(横須賀)、第2護衛隊群(佐世保)、第3護衛隊群(舞鶴)、第2潜水隊群(横須賀)、第1航空群(鹿屋)、第2航空群(八戸)、第4航空群(厚木)、第5航空群(那覇)、第21航空群(館山)、第22航空群(大村)、第31航空群(岩国)、下総教育航空群(下総)、第1護衛隊(横須賀)、第2護衛隊(佐世保)、第3護衛隊(舞鶴)、第4護衛隊(大湊)、第5護衛隊(横須賀)、第6護衛隊(佐世保)、第1輸送隊(呉)、第11護衛隊(横須賀)、第12護衛隊(呉)、第15護衛隊(大湊)、第1掃海隊(呉)、第2掃海隊(佐世保)、第51掃海隊(横須賀)、第101掃海隊(呉)、第41掃海隊(横須賀)、第42掃海隊(呉)、第43掃海隊(佐世保)、第44掃海隊(舞鶴)、第45掃海隊(大湊)、第46掃海隊(佐世保)、第61航空隊(厚木)、第111航空隊(岩国)、第203教育航空隊(下総)、第211教育航空隊(鹿屋)、第2潜水隊(横須賀)、第1海上訓練支援隊(呉)、横須賀警備隊(横須賀)、第2ミサイル艇隊(舞鶴)、横須賀衛生隊(横須賀)護衛艦「はるさめ」、護衛艦「たかなみ」、護衛艦「おおなみ」、護衛艦「さわゆき」、護衛艦「やまゆき」、護衛艦「しらね」、護衛艦「くらま」、護衛艦「ゆうぎり」、護衛艦「あまぎり」、護衛艦「せとぎり」、護衛艦「さわぎり」、護衛艦「きりしま」、護衛艦「ちょうかい」、護衛艦「あしがら」、護衛艦「ひゅうが」、護衛艦「あぶくま」、護衛艦「おおよど」、護衛艦「ちくま」、護衛艦「とね」、掃海艦「やえやま」、掃海艦「はちじょう」、掃海母艦「ぶんご」、輸送艦「おおすみ」、輸送艦「くにさき」、輸送艦「ゆら」、輸送艦「のと」、訓練支援艦「くろべ」、訓練支援艦「てんりゅう」、多用途支援艦「ひうち」、多用途支援艦「すおう」、多用途支援艦「あまくさ」、海洋観測艦「すま」、海洋観測艦「わかさ」、海洋観測艦「にちなん」、潜水艦救難母艦「ちよだ」、試験艦「あすか」、補給艦「ときわ」、補給艦「はまな」、補給艦「おうみ」、補給艦「とわだ」、掃海艇「ひらしま」、掃海艇「たかしま」、掃海艇「つきしま」、掃海艇「まえじま」、掃海艇「くめじま」、掃海艇「まきしま」、掃海艇「ながしま」、掃海艇「ゆげしま」、掃海艇「つのしま」、掃海艇「なおしま」、掃海艇「とよしま」、掃海艇「あいしま」、掃海艇「あおしま」、掃海艇「みやじま」、掃海艇「ししじま」、掃海艇「とびしま」、掃海管制艇「さくしま」、特務艇「はしだて」、試験艦「くりはま」
空 自 第2航空団(千歳)、第3航空団(三沢)、北部航空警戒管制団(三沢)、第6高射群(三沢)、北部航空施設隊(三沢)、第4航空団(松島)、第6航空団(小松)、第7航空団(百里)、中部航空警戒管制団(入間)、第1高射群(入間)、第4高射群(岐阜)、中部航空施設隊(入間)、西部航空方面隊司令部支援飛行隊(春日)、第5航空団(新田原)、第8航空団(築城)、西部航空警戒管制団(春日)、第2高射群(春日)、西部航空施設隊(芦屋)、南西航空混成団司令部(那覇)、第83航空隊(那覇)、南西航空警戒管制隊(那覇)、第5高射群(那覇)、南西航空施設隊(那覇)、第1輸送航空隊(小牧)、第2輸送航空隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、三沢ヘリコプター空輸隊(三沢)、入間ヘリコプター空輸隊(入間)、千歳救難隊(千歳)、秋田救難隊(秋田)、新潟救難隊(新潟)、百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)、航空総隊司令部飛行隊(入間)、偵察航空隊(百里)、警戒航空隊(浜松)、警戒航空隊(三沢)、高射教導隊(浜松)、航空システム通信隊(市ヶ谷)、第1航空団(浜松)、第1術科学校、第2術科学校、北部航空音楽隊(三沢)、第4補給処東北支処(東北町)、防空指揮群(府中)、プログラム管理隊(入間)、中部航空音楽隊(浜松)、教材整備隊(浜松)、第11飛行教育団(静浜)、幹部候補生学校(奈良)、第4術科学校(熊谷)、電子開発実験群(入間)、航空中央業務隊(市ヶ谷)、第1補給処(木更津)、第1補給処東京支処長(十条)、第2補給処(岐阜)、第3補給処(入間)、第4補給処(入間)、西部航空音楽隊(春日)、第12飛行教育団(防府北)、航空教育隊(防府南)、第3術科学校(芦屋)、西部航空施設隊(芦屋)、南西航空音楽隊(那覇)、作戦情報隊(府中)、航空保安管制群(入間)、航空気象群(府中)、飛行点検隊(入間)、航空開発実験団司令部(入間)、航空安全管理隊(立川)、航空警務隊(市ヶ谷)、航空機動衛生隊(小牧)、補給本部(十条)、基地防空教導隊(千歳)、第3高射群(千歳)、航空教育隊第2教育群(熊谷)、航空中央音楽隊(立川)、第1補給処立川支所(立川)、飛行開発実験団(岐阜)、第4補給処高蔵寺支処(高蔵寺)、飛行教導隊(新田原)、飛行教育航空隊(新田原)、第13飛行教育団(芦屋)、第5術科学校(小牧)、航空医学実験隊(入間)、幹部学校(目黒)、航空支援集団(府中)、航空救難団(入間)、航空教育集団(浜松)、岐阜病院(岐阜)

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