ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『科捜研の女2022』#01

2022-10-23 00:08:27 | 刑事ドラマ2000年~

2022年秋シーズン、現役最長寿を誇るテレビ朝日&東映の連ドラシリーズ『科捜研の女』が、それまでの木曜夜8時枠から初めて異動、新設された「火曜9時枠の連続ドラマ」第1弾としてスタートを切りました。

前シリーズ(Season21)の最終回がやけに「集大成」っぽかったのは、そういうワケだったんですね。放映枠の変更に伴い内容もリニューアルすべく、大きな区切りを打ったんでしょう。



メンバーチェンジは1枠だけ。京都府警科学捜査研究所の物理担当が、橋口呂太(渡部 秀)から君嶋直樹(小池徹平)にバトンタッチされました。

他の科捜研メンバー=法医担当の榊マリコ(沢口靖子)はもちろん、所長の日野(斉藤 暁)、化学担当の宇佐見(風間トオル)、映像データ担当の涌田(山本ひかる)、そして洛北医科大学の風丘教授(若村麻由美)に捜査一課の土門刑事(内藤剛志)も続投です。



しかし驚きました。大きく変わったのはキャストじゃなくて、作風なんですよね!

これまで基本的に明るいトーンでユーモラス、言わば「ベタな」作風だったのが、新作はシリアスかつスタイリッシュな感じになりました。スローモーションも多用され、私があまり好きじゃない『相棒』や『刑事7人』の雰囲気に近づいちゃいました。

これは「大人向け」にシフトしたように見えるけど、むしろ逆で、若い世代へのアピールなんだろうと思います。『特捜9』なんかも同じように『相棒』化してたし、とにかく視聴者層の若返りに必死なんでしょう、テレビ業界は。

だけど、各番組から個性を奪っちゃうのは本末転倒じゃないですか? ただでさえ、どれもこれも馬鹿のひとつ覚えみたいに、ただひたすら突っ立って謎解きするばかりなのに!



マンネリ脱却は大いにすべきだけど、方向がみんな同じになっちゃうのは大いに問題だと私は思います。

ただし、えらくつまんなかった『特捜9』最新シリーズの初回(ゆえに第2話以降は観てない)と違って、この『科捜研の女2022』第1話はとても面白かった!

櫻井武晴さんによる脚本が良かったお陰もあるでしょうが、このシリーズは作風がいくら変化しようともビクともしない、めちゃくちゃ強固な「軸」があるんだろうと思います。

それは沢口靖子さんのキャラクターかも知れないし、科学捜査の面白さかも知れません。きっと、その組み合わせの妙でしょう。

ちなみに私の推しは、菅田将暉くんを世に出した『仮面ライダーW』のヒロイン役で注目された、山本ひかるさん。かわいい!



そして石黒賢、正名僕蔵、水橋研二といった錚々たる初回ゲスト陣の中でもひときわ光ってた、高田里穂さん!



山本ひかるさんと同じく『仮面ライダーOOO(オーズ)』のヒロイン役で注目された女優さんで、現在まで多くの作品に出演され、素晴らしいグラビアもたくさん発表されてます。

だから当然、今回のセクシーショットは高田里穂さんで決まりです!


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする