気紛れ貴婦人願望バーバの徒然草~カムイミンタラに憧れ、悠々自適人になりたい

ご訪問いただきありがとうございます。安政の探検家松浦武四郎足跡を訪ね、音楽と自然、いにしえのロマンを愛する旅人です。

弟子屈町 屈斜路湖の松浦武四郎、ヲヘライベ図

2013-08-23 13:57:37 | 日記
弟子屈町にある屈斜路湖和琴半島の湖畔に松浦武四郎著「久摺日誌」に描かれている「ヲヘライベ(イトウ)」の説明版が建っている。これは以前(2008年10月)に和琴半島を一周して、偶然にも出合った松浦武四郎のオヤコツ地獄の説明案内と屈斜路湖の魚について説明版があったので、後日、国立図書館のデジタル化資料を見て調べた。
二度目の再訪は2011年9月、道東の松浦武四郎の足跡を訪ねて、弟子屈のアイヌ民族資料館を見学した後、その場に行った。
因みに屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖であり、ずいぶん前になるが、湖面に波動が現れ謎の生物・・・クッシーがいるのではと話題にもなったところである。
松浦武四郎の描いたヲヘライベの看板には
  『屈斜路湖の魚たち』と題して
『屈斜路湖は釧路川で海とつながっているので、昔は秋に鮭がさかのぼりました。
この当時、北海道特有の鮭類について松浦武四郎は「久摺日誌」の図の中でつぎのように書いています。』
『ヲヘライベ(イトウ)、カハルチップ(ヒメマス)など4種はクスリ湖(屈斜路湖)、アカン湖(阿寒湖)以外、よそで見たことがない。』1938年(昭和13)年に湖底で噴火が起こり、湖水が酸化したため、魚類の姿がほとんど見られなくなりましたが、1991年ころから水質が変わり魚類が戻りつつあります・・・と説明されてます。
ヲヘライベを見る(湖畔の雑木林の側にあった。)

武四郎の描いた魚

最初の和琴半島一周での風景
  和琴半島の露天風呂(脱衣所もあるが・・・)              オヤコツ地獄の噴煙 
     
青い湖水                             クッシーを記念に