気紛れ貴婦人願望バーバの徒然草~カムイミンタラに憧れ、悠々自適人になりたい

ご訪問いただきありがとうございます。安政の探検家松浦武四郎足跡を訪ね、音楽と自然、いにしえのロマンを愛する旅人です。

気になるスポット続篇厚沢部館城址跡~矢櫃峡渓谷 13・8・13

2013-08-16 20:52:02 | 旅行
乙部の円空上人滞洞、可笑内を過ぎて、厚沢部町に入る。この際、気になっていた館城址を見たいと思って、横道に入る。相棒は城址には何もないかも知れまいよ・・・と云いつつも、興味あり。カーナビに城址のマークがあった。国道227号から、道道27号を進むと立派な大きな門がある。門柱の前には館城址公園や7.2㎞に矢櫃峡谷の案内板がある。そのまま門を進む。
城址門

城址の説明板や本丸やの木柱がある丘陵地に着いた。奥に大きな石碑も建立されている。井戸や三上超順試之石という丸い石があるが・・・?
調べたら、この館は日本最古の和式築城ということ。幕末の威信の激動の時代に松前藩は明治元年に松前上を離れ厚沢部の館村に新城を突貫工事で築いたとのこと。三上超順はその危機に際し正義隊の隊長であったという。大きな石を試に持ったのであろうか?奮闘むなしく落城したそう・・・。今は桜の木がたくさん植えられて公園になっている。町民の花見の絶好の場所か。
 小さな資料館があり、パンフレットが自由にいただける。
丘を登ると「散兵壕」の看板が裏返しに倒れたままになっていたので、元に戻し写真撮影した。丘の下から攻めてくる敵を土豪から身を隠しながら攻撃できるように作られたのでしょう・・・ところどころに土豪らしき盛り土がある。
散兵壕                              館城址説明
    
平成十四年九月二十日指定された国指定史跡松前氏城跡(文部科学省、    井戸
    
三上超順試之石

この後、矢櫃渓谷方向に7.2㎞を目標に進んだが、「まつくら橋」という立派な橋を過ぎ行き止まりになっていた。結果的には峡谷に到達できない道であった。残念・・・。戻って、途中「矢櫃温泉⇒」というプレートの案内があった。このプレートの上に「矢櫃林道」とあるので、渓谷はこの道なのか・・・。

プレート拡大

まずは、温泉に入れるのかな・・・と期待し、ダートな路を走った。鬱蒼とした林道・・・クマが出そう・・・。しばらく行くと、カーブになっているところに、大きな温泉の説明板が2個立っている。そして、万番の前に小さな水飲み場のような小屋がある。車から降りると硫黄の匂いがする。まさか・・・これが、温泉?さらにどこかに温泉小屋でもあるのかと思ったが、どうもなさそう。しかし、効能には「飲んでよし、つけてよし・・・」温度は低く冷泉。
温泉の説明

矢櫃温泉が流れている

私たちの興味深々・・・寄り道、曲り道です。