1月24日 明け方から雪が降り続き久しぶりの積雪で冬らしい天気に戻ってしまいましたが
先日 里山の様子を見に出かけてきました。
カンアオイ 枯れ葉を除いたら蕾が膨らみ始めています。
セリ葉オウレン
自然の苔玉みたいで花が上がってくるのが楽しみ。
両性花
雄花 雪解けに咲き始めるので山では5月ころに咲く場所もあります。
オウレンは雄花・雌花・両性花と3つに分かれていますが1つの根からそれぞれが咲く場合もある不思議な植物です。
雄花は写真のように多くの雄蕊の集まりですが中心には雌蕊があり普通に受粉して種ができるため雌花だけの花はなかなか見つかりません。
オウレンは「黄連」と書き、根が黄色いことから名が付き 葉や花の形で「セリ葉、菊葉、三つ葉、梅花」などが一般的です。
薬部は根で貴重な漢方薬として有名で主に健胃 整腸薬、体の熱さまし、高血圧予防などの漢方薬が多く販売されております。
商品の中には気軽なサプリメントもありますが冷え性の人は症状が悪くなる可能性があるため飲まない方が良いとされております。
漢方薬としてはセリ葉オウレンが主ですが、今では高価なため成分の「ベルベリン」を含む「キハダ」などの木から多く採取されています。