大垣市赤坂町の旧中山道から1本奥に入った路地に なかなか格調高いお屋敷があります。
ボタンの咲く時期だけ解放されております。
基本的には個人の敷地ですが企業の矢橋コーポレーションが管理されているようです。
久しぶりにお邪魔しましたが品のある雰囲気ありありです。
竹林もキレイになっており、地元では『矢橋さんのお茶藪』と気軽に呼ばれ今も昔も親しまれております。
奥の建物が矢橋さんの別宅(別荘)で、近くに驚異的な広さの本宅があります。矢橋グループの企業もいっぱいあり
大垣市には矢橋さんの会社に勤めている社員も大勢おります。
赤坂中学校のグランド向こうの林が御茶屋屋敷です。なぜ良く知っているかというと、実は私50年以上前ですが
この中学校の卒業生でして、休み時間や帰宅前に『矢橋さんのお茶藪』に校庭から下りて遊んでおり、先生に
見つかるとボロクソに叱られました。そんな生徒が沢山おりました。でも矢橋さんから学校へは何も抗議はなく
先生たちは恐縮しておりました。お茶藪にわざとボールを投げ、みんなで探しに入ったこと。そんなこと先生は
百も承知で上がってくると待ち受け、あとはいつもの通り・・・・・でも当時はボロ長屋や小さな借家住まいの
家庭が多く、大きな屋敷と広い庭に憧れていたのですね。当時は戦争から帰った軍隊上がりの先生もいたから
今なら裁判沙汰になるような躾が普通でした。でも先生もそんな事情を良く分かって叱っていたのも、子供心に
感じておりました。
いやぁ~今日は我ながら上手くまとめました。