5月5日
ゴールデンウィークの山野草と言えば山芍薬、花姿は中を包み隠すように丸く咲く、一本の茎に一つの花を咲かせ
昔から 『立てば芍薬』 の例えにあるように品があり 『山の貴婦人』 と呼ばれています。
一つの花は3日くらい咲き、こちらは花びらが散る寸前のようです。
ちょっと奥の一輪、中を撮ろうと近づいたら
アレ!
いたいたカミキリムシが、切り取ってアップにすると
フタスジカタビロハナカミキリ、全然覚えられない長い名前ですが 実は貴重な昆虫で山芍薬に強く依存し、限られた地域でのみ生息が確認されて
準絶滅危惧種に指定されている。
岐阜県のデータブック
検索すると、昆虫マニアの間では、通称:キマルと呼ばれて(これなら僕でも覚えられる)おり、ヤマシャクヤクの妖精とも呼ばれ
滅多に見つからないらしい。
僕も毎年ヤマシャクを見にあっちこっち歩き回っていますが、今回で2回目です。花びらを食べながら花の中で動くと花粉が良く着き
大きな種ができそうですね。