スタッフから渡されたウォーキングマップ 30分遅れで出発です。
道路から見た「とくまる」は観光船ではなく、普段は徳山ダム全体を管理、異常が見つかればトラックや重機、作業者を載せる作業船です。
現在はダム湖に沈み水になった戸入七平城跡・・・・・お城があったと言うことは当然殿様(武士)がいたということ ?(聞き忘れました)
3kmポスト スタートで30分遅れのため1㎞あたり10~12分の早歩きです。(ツアーは時間に厳しい)
どこまで歩いても360度山紅葉、ホント贅沢な風景です。
水が流れだしてダム湖の終わり。
土日山荘だって、『電気のメーターは誰が見に来るのだろう・・・・・・』と不思議に思いつつシャッターを切った。
ゴールの門入に着きました。建物は作業小屋だそうです。雪が降るまでは山の生活をしている旧村民が数名おられます。
今回のツアーは3000円で豪華な幕の内弁当(飲み物は自分持ち)が付いており、食事は旧村民が集う大きな建物(避難小屋)があり貸してもらいました。
食後は裏山の散策、黄葉はシロモジの間を 10分ほど登ります。
山菜で有名なコシアブラの白葉、葉緑素が抜けると赤か黄になるが その色素が極端に少ないと脱色になり山の中では目立ちます。
ブナ林
地元の山の先生が色々な例を出して山の自然がどのように保たれているのか、そこに係る我々は難しく考えるのではなく
まず関心を持つことが僕の感想です。
ブナの木に着いたヤドリギ、鳥が運ぶようです。
ヤドリギに養分を奪われ枯れていくブナ、徳山ダム周辺の山は自然保護の名目で岐阜県が買い上げたが管理が届かない。それなら
先祖から譲り受け徳山の山を知り尽くした旧村民のほうが愛着がある分小回りがきくと思います。
平成7年はまだ車で来れた時で、他にも2本あり悲しいことです。
興味深い話や自然を見聞き体験してあっという間の時間、山は日が落ちるのが早いので帰りも早足でのウォーキングです。
帰りは一部の人がジャンボタクシーを利用しましたが全員何事もなく船着き場に戻りました。
アキギリのほかにミツバフウロの残り花が所々見られ、イワタバコの葉っぱも多く 春から初夏にかけて面白そうなところです。
午後4時21分、予定が大幅に遅れ日は山に落ち一日が終わりました。僕はシャッターを切り、走って追いつき またシャッターを切る忙しい
往復でしたが、機会があれば何度でも入りたい。そんな素晴らしさを再認識した徳山の山々でした。次は日ごろ常々思っている数時間歩いて
峠越えで行きたいけど地元のみんなが「あそこは熊が出る」と言うので毎年一人ではヤバいとビビって未だに行けてません。
おわり