6月19日(木) 久しぶりに滋賀県側から登りました。
登山口 8:55 登る前に水分補給 1合目 9:19
1合目からは昔のスキー場を直登します。登りより下りの方がつらいです。 2合目 9:34
旧登山道ですが早春に節分草や州浜草が群生するため通れなくしてある 3合目 10:08
近江長岡駅から3合目まで約3,000円だそうです。(割り勘ならまあまあかな) ササユリはネットの奥にそこそこあります。(咲き始め)
3合目では登山者にプチガイド、クララ(咲き始め) ハクサンフウロ(咲き始め)
4合目 10:27 ここからは登山道沿いの主な花です。 タツナミソウ(満開)
イブキノエンドウ(『伊吹のえんどう』じゃなく『伊吹 野えんどう』です) 5合目 10:39
ヨモギが芽吹く前には伊吹山ではあまり紹介されていない花が咲きます。気になる人は春に登って見て下さい。 この奥には別ルートの登山道があります 6合目 10:59
シモツケ(満開)
登山道が良く見渡せると言うことは日陰がないという事で熱中症に気をつけましょう。ここまで登ると、下から吹き上がってくる風は冷たいです。
7合目 11:15 8合目 11:33 ここで15分休憩
イブキシモツケ(ややピーク過ぎてます) クサタチバナ(満開)
ミヤマコアザミ(もうすぐ開花) 山頂 12:15 (9合目は表示なし)
グンナイフウロ(ピークを過ぎています) 黄色は ヒメレンゲ、それにカワラマツバとリュウノウギクの葉っぱ
山頂のお花畑、全体を見渡すと緑一色ですが中を歩くと小さな花が咲いております。
この日の山頂はガラガラガラガラガラガラでした。
上の日本武尊の像から東南東に直線約100m先に一等三角点があり1377.31mと表示されています。どちらが山頂でしょうか、一度立って見比べて下さい
ちなみに三角点の位置は 『三角点の置かれた位置の値であり、標高点もその山の山頂の値とは限らない (Wikipediaより)』
個人的には日本武尊の像の方が高いように見え、69cm高かったら山頂は1378mになります。でもあの石組みが人工的に造られたものなら微妙です。
8時55分から登り始め12時15分に山頂到着で3時間20分、プチガイドと写真を撮りながらならこんなもんでしょう。
この伊吹山登山道は富士山5合目から山頂までと良く似ているそうで、試しに登る人もいるみたいだけど富士山は高山病、伊吹山は熱中症に気をつけましょう。
下りにかかったら若者の集団が登ってきました。聞きますと愛知県の大同特殊鋼(株)の新入社員(高卒男子84名)が3班に分かれての研修登山だって、8月には2泊3日の富士登山があるそうです。
各班ごとに山頂で昼食後、即下山のようで最初の班にはあっと言う間に追い越され、休憩しているところで追いつく感じでした。
休憩中彼らの何気ない話し声 「予定より少し遅れているので出発します」 「遅くなったら残業がつくのかな」 「つく訳ないでしょ!」 「それより予定行動時間をオーバーしたら注意されます」 「そうだね、行こう!!」
さすが大企業の新入社員、ハキハキして行動力があります。でもこうやって管理社会に入っていくのでしょうか。要所には先輩(指導者)や医療関係の人が入って連絡を取り合っておられました。
そんな訳で今回の登山ほど挨拶をしたことありません。まぁ~一人ひとりが大声なので、こちらも登りと下りで大声の連発でして、本音は『44も歳が違うし、も~クソ暑いのに喉カラカラになってまった』
気持ちよかったけどバテました。
登山道にも四季折々の花が咲きますが殆んどロープやネットで区切られ、見るだけならいいですが僕のように写真を撮りたい者には興味半減の伊吹山になってしまいました。