郵政民営化で郵便振替手数料が5~10倍に!
郵政民営化でこういうことになると、解ってはいましたが、その事実を突きつけられると、あらためて、怒りが込み上げてきます。
年末を迎えたことから、08年の会費や誌紙代金を送金しようと、例年通り払出票を登録している郵便局に出したところ、「民営化でこの取り扱いは廃止されました」と、申し訳なさそうに局員が返答してきました。
この払出票というのは、私の郵便振替口座から、相手先の振替口座へ送金するためのもので、従前は送金額にかかわらず、1件15円の手数料でした。
局員の説明では、「口座から口座への送金ができないわけではありませんが、その場合はすべて電信扱いとなり、この10000円の送金であれば140円の手数料となります。普通の振替用紙の記入していただいて、ATMを利用していただくと80円です。送金処理を急いでいないのであれば、そちらをお勧めします」とのことでした。
小泉政権は、郵政民営化の目的の「イの一番」に、こんなことを言っていたのではないでしょうか。
郵政公社の4機能(窓口サービス、郵便、郵便貯金、簡易保険)が有する潜在力が十分に発揮され、市場における経営の自由度の拡大を通じて良質で多様なサービスが安い料金で提供が可能になり、国民の利便性を最大限に向上させる。
手数料が15円から、80円や140円になる。なんと5~10倍の値上げです。しかし、これでとどまるのではなく、銀行の振込み手数料との比較では、さらなる値上げ圧力がかかるのではないかと思われます。そして、お年寄りや、中小零細企業、地方在住者をはじめとしての、庶民の金融機関であった郵便局が、巨大(ゆうちょ)銀行に変身してゆくことが心配です。
小泉政権のペテン、郵政民営化詐欺に、また、そのお先棒を担いで喧伝してきたマスメディアや、御用学者・評論家などに、いまさらながら腹を立てているところです。
小泉政権が02年と06年と、二度にわたって成立させた医療制度改革も、ウソとデタラメで塗り固められた、安物のペテン師まがいの手法でしたが、マスメディアのデマ宣伝に支えられて、国会では審議らしい審議もなく強行成立させられてきました。
その痛みを、高齢者をはじめとして、すべての市民が実感してきているのが今日この頃の実態です。しかし、06年の改悪の痛みは、これからです。
まずは高齢者に対して、その延長線上に、若年者に対しても耐えがたい痛みとして、襲い掛かってくることが予測されます。
また、マスメディアを使ってのデマ宣伝から、裁判所を使っての卑劣な攻撃が展開されようとしています。
それは、「混合診療」を認める初判決が、東京地裁でなされ、この裁判を受けて、規制改革会議が混合診療解禁をさっそく答申に盛り込む方向だと報じられています。
ヤラセ裁判の臭いぷんぷんですから、この上告審も要注意です。
東京高裁では、ビラまきに有罪判決が出されたのですから!
2007.12.16 harayosi-2
最近、あの時お話されたことの一つ一つが残念ながら実感されるようになりました。
今回全国の議会で75歳以上の後期高齢者医療保険制度に関する意見書が出されていますが、来年4月から始まる制度の抜本的な変革にはつながりそうもありません。
でも多くの人がワーキングプアの実態、医療保険制度改革の実態、郵政民営化の実態に気が付き始めていると思います。
次期衆議院選に国民意思の適切な受け皿となりうる政党・候補者が多く立候補するよう、働きかけなければならないと思います。
http://tbp.jp/tbp_9323.html
「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」の早期上場を催促しているので、郵政国有化が絶対に必要です。
【EUの規制改革提案(三角合併、郵政民営化)・UFO騒ぎは「ほんわか」気分でもカルト国家風味満載】
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10061465663.html
【EU、規制改革に関する10分野の対日要求発表】(日経ネット、平成19年12月13日)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20071213AT2M1302113122007.html
最も詳しい情報は【郵政民営化凍結トラックバック】
http://tbp.jp/tbp_9088.html
にありますので、是非とも御覧ください。そして、今年の米国版・年次改革要望書について知ってください。上記URLの「10月19日午後5時以降」の記事を探っていただくと手っ取り早く辿り付けます!!
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-442.html
【日本の外務省プレスリリース】
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h19/10/1175773_814.html
英語と経済に詳しい方、下記の原文を【是非とも直訳調で日本語訳】、そして解説をお願いします。
【米国通商代表部(USTR)、在日米国大使館】
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-j20071022-50.html
http://www.ustr.gov/assets/Document_Library/Reports_Publications/2007/asset_upload_file751_13383.pdf
【公式訳ではダメな理由】
原意を間違えて日本語を曖昧にするために、遅れて発表する公式発表は信じられないという声がある。
↑実例:urge(強く迫る、急き立てる、強制する)を、公式訳及び仮和訳は[求める][要求する](demand)の意味で捉え、原意を弱く表現してある。
↑ちなみに、urge は、35回も使用されている。
*一部、日本語訳あり。報道実態についての言及もあり。)
*日を追う毎に、報道しない醜い実態が見えてくる。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-442.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-443.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-444.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-445.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-446.html
【年次改革要望書に言及したサイト】(その2)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-447.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-448.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-450.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-452.html
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-454.html
【年次改革要望書に言及したサイト】(その3)
http://wanbalance.blog75.fc2.com/blog-entry-511.html
http://wanbalance.blog75.fc2.com/blog-entry-512.html
http://wanbalance.blog75.fc2.com/blog-entry-514.html
http://wanbalance.blog75.fc2.com/blog-entry-518.html
【年次改革要望書に言及したサイト】(その4)
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-967.html
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-984.html
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-985.html
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-959.html
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10051731824.html
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10051930892.html
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10052175986.html
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10052723094.html
【年次改革要望書に言及したサイト】(その6)
http://ameblo.jp/shionos/entry-10051837820.html
http://ameblo.jp/shionos/entry-10032604550.html
http://ameblo.jp/shionos/entry-10051131103.html
http://ameblo.jp/shionos/entry-10052234241.html
【年次改革要望書に言及したサイト】(その7)
http://simanto114.blog116.fc2.com/blog-entry-83.html
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2007/10/post_3388.html
http://plaza.rakuten.co.jp/bohemianscafe/diary/200710010000/
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/a9ff922753d380e9603e65cbd3aef601
http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/14bebc4d98a7f5d9d5193ffda83650b0
【年次改革要望書に言及したサイト】(その8)
http://amesei.exblog.jp/d2007-10-23
http://kihachin.net/klog/archives/2007/09/himei.html
http://kihachin.net/klog/archives/2007/10/kanmon.html
http://kihachin.net/klog/archives/2007/10/oudou.html
http://kihachin.net/klog/archives/2007/10/ujrrcpi.html
年次改革要望書の存在は、マスメディアは報道しませんが、きわめて重要な問題であり、拙ブログでも取り上げています。
2年前の過去記事ですが、参照してください。