医療制度改革『厚生労働省試案』批判‐その②
後期高齢者だけの健康保険の創設
新たな高齢者医療制度の創設に当って、後期高齢者については、(1)生理的能力が低下していることに起因する医療・受療行為の特性を考慮し、国民皆保険の枠組みを堅持しつつも、後期高齢者をそれ以外の集団と分けた上で、後期高齢者に相応しい負担の仕組みを採るとともに、(2)給付面においても、地域において医療サービスを介護サービ . . . 本文を読む
厚生労働省の医療制度改革試案が発表されました。
既定方針に加えて、小泉首相が総選挙で大勝したことから、
さらに露骨な案になっているように思います。
順次批判していくこととします。
医療制度改革『厚生労働省試案』批判‐その①
2005年(平成17年)10月19日厚生労働省は、06年度(18年度)から実施する医療制度改革の『試案』を公表しました。
この試案を『国民的議論のたたき台』と . . . 本文を読む