
シナノキの葉。シナノキ科シナノキ属。
シナノキの葉は「歪んだ心円形」という言い方もされ、若干非対称形、葉身基部ははっきりした心形となる。

シナノキの花序。
シナノキの仲間最大の特徴は、花序軸につく総苞葉である。
一番のポイントは総苞葉の中部以下の部分が花序軸と合着していて、総苞葉から花序軸が突き抜けて見えるところ。
花そのものは左程目立たないが、総苞葉(葉状苞とも言われる)が目立つ。
花は良い香りを放ち、蜜源植物として大変優れている。

シナノキの果実。
シナノキの果実は直径6mm程の堅果。
ヘラ型の総苞葉の先につき、果序が枝から落ちるときヘリコプターのローターのように回転して落下スピードを抑えて風に乗ってよりよ遠くへ果実が運ばれる。風散布。
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