超塩基性岩帯を好むというより、他の花との競争を少しでも避ける、そんな戦略の花が、テシオコザクラの外にも何種類かあった。

アポイタチツボスミレです。スミレ科スミレ属。
地上茎を持ち、櫛の歯状に裂ける托葉をもつところは、タチツボスミレの仲間と共通である。側花弁に毛がある点で異なるのがアイヌタチツボスミレで、超塩基性岩帯に見られる1品種がアポイタチツボスミレである。
全体に紫色を帯び、葉の表面は光沢のある深緑色、葉裏は紫色で表側に巻く。
基本種(アイヌタチツボスミレ)との違いは、超塩基性の度合いが下がるにつれ少なくなるという。

エゾミヤマクワガタです。ゴマノハグサ科ルリトラノオ属。
「クワガタ」の名前がついてはいるが、「クワガタソウ属」ではなく、「ルリトラノオ属」の一員で、キクバクワガタの1変種とされる。
クワガタソウ属より一般的に茎が太く直立し、花冠下部に円筒形の筒部がある。
クワガタソウ属ではないから「エゾミヤマトラノオ」の別名の方が、この種に相応しいのかもしれない。

ヒメナツトウダイです。トウダイグサ科トウダイグサ属。
「トウダイ」は、海を照らす「灯台」ではなく、油皿を使った昔の照明器具の「灯台」で、花序の姿が似るところからそう呼ばれるようになったという。
葉は上部で5枚が輪生し、それぞれの基部から散形に枝をだし、その先に苞葉と杯状花序をつける。
三日月状のものは腺体で、主軸に頂生するか花序のみ5個で、散形花序では4個となり、1個欠けた部分から雌花の柄が傾き伸びだす。
ナツトウダイの近縁種だが、ナツトウダイの1変種とする見方もある。

アポイタチツボスミレです。スミレ科スミレ属。
地上茎を持ち、櫛の歯状に裂ける托葉をもつところは、タチツボスミレの仲間と共通である。側花弁に毛がある点で異なるのがアイヌタチツボスミレで、超塩基性岩帯に見られる1品種がアポイタチツボスミレである。
全体に紫色を帯び、葉の表面は光沢のある深緑色、葉裏は紫色で表側に巻く。
基本種(アイヌタチツボスミレ)との違いは、超塩基性の度合いが下がるにつれ少なくなるという。

エゾミヤマクワガタです。ゴマノハグサ科ルリトラノオ属。
「クワガタ」の名前がついてはいるが、「クワガタソウ属」ではなく、「ルリトラノオ属」の一員で、キクバクワガタの1変種とされる。
クワガタソウ属より一般的に茎が太く直立し、花冠下部に円筒形の筒部がある。
クワガタソウ属ではないから「エゾミヤマトラノオ」の別名の方が、この種に相応しいのかもしれない。

ヒメナツトウダイです。トウダイグサ科トウダイグサ属。
「トウダイ」は、海を照らす「灯台」ではなく、油皿を使った昔の照明器具の「灯台」で、花序の姿が似るところからそう呼ばれるようになったという。
葉は上部で5枚が輪生し、それぞれの基部から散形に枝をだし、その先に苞葉と杯状花序をつける。
三日月状のものは腺体で、主軸に頂生するか花序のみ5個で、散形花序では4個となり、1個欠けた部分から雌花の柄が傾き伸びだす。
ナツトウダイの近縁種だが、ナツトウダイの1変種とする見方もある。
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