井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

岩場に生育するカワラボウフウ

2012年01月18日 | 日記
「ボウフウ」に似ていて、「ボウフウ」の代用にもなるカワラボウフウ。



カワラボウフウ。セリ科カワラボウフウ属。
カワラ(川原)だけでなく、海岸、山地の岩場などに生育する。山地でも生育するところから、「ヤマニンジン」の別名もある。



草地のカワラボウフウ。
岩場に生育する株は余り大きくならないが、草地の株は背が高くなる。環境によって草姿は大きく変わる。



カワラボウフウの花序。
総苞片、小総苞片はともにあって、この点ではシラネニンジンと変わらない。
中国産の「防風」に似ていて、日本ではカワラボウフウがその代わりとして用いられる
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