
ツルアジサイの葉。ユキノシタ科アジサイ属。
ツルアジサイの葉は卵形で大きさなど変化が大きい。
縁には細かい鋸歯が片側で30個以上つく。よく比較されるイワガラミの葉は鋸歯は粗く数は少ない。
葉柄は長く、中には10cm近いものも。

岩に絡みつくツルアジサイ。
つる植物は他の樹木に絡みつくのが理想だが、上手く絡みつけないこともあり、仕方なく岩にからみついたり、地を這ったりする。同じユキノシタ科の「イワガラミ」も同様に岩に絡みつくことがあり、それがそのまま「岩絡み」の名になったものと考えられる。

ツルアジサイの虫こぶ。
ツルアジサイの葉にフシダニの仲間がつくった虫こぶ(ツルアジサイハケフシ)。こぶ状の表面は無毛だが内部に白い毛が密生する。そこで虫こぶの名は、「ツルアジサイ・葉・毛・フシ」。
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