goo blog サービス終了のお知らせ 

井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道では太平洋側に多いネバリノギク

2011年09月14日 | 日記
札幌周辺では在来種のエゾノコンギクが一番多い。ユウゼンギクと同じ帰化種のユウゼンギクは少なく、太平洋側で多く見られ小樽でも見かける.



ネバリノギクです。キク科シオン属。
茎上部の葉や花柄、総苞片などに腺毛があって粘る。ネバリノギクは「粘り野菊」である。
エゾノコンギクの英名は「ニューヨーク・アスター」で、ネバリノギクの英名は「ニューイングランド・アスター」だという。



ネバリノギク、花のアップです。
ネバリノギクの舌状花は、エゾノコンギクやユウゼンギクと比べてぐんと多く、50~80個もある。
花の色は、ユウゼンギクの青紫色に対してネバリノギクは紅紫色である。総苞片はかなり反曲する。



ネバリノギクの葉です。
葉は線状楕円形で、形はユウゼンギクに似るが、ネバリノギクの葉には腺毛が密生する。葉の基部は茎を抱く。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エゾノコンギクとユウゼンギ... | トップ | 戦後に入ってきた帰化種のト... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事