井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道では低地から見られるヨツバシオガマ2

2023年12月21日 | 日記

ヨツバシオガマの花序。ゴマノハグサ科シオガマギク属。
ヨツバシオガマは枝先に穂状花序をつける。花序には細毛が密生し、花が4個ずつ7~20段輪生する。
ヨツバシオガマの花1。
ヨツバシオガマの花は2唇形で紅紫色。花冠は萼筒から出たところで曲がり、上唇は先端が嘴状になって下に曲がる。下唇は広く開いて3裂、苞は小型だが葉に似る。
「ヨツバ」語源ははっきりしているが、「シオガマ」の方はイマイチはっきりしない。松島につながる「塩釜」から、という地名説もあるが説得力にとぼしい。
ヨツバシオガマの花2。
ヨツバシオガマの花は紅紫色が普通dが、中にはこのように白っぽいものもある。個体数は少ない。
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