
カツラの樹皮。
縦に裂けるタイプの樹皮で、下部では斜めに捻じれることが多い。老木になると薄く剥がれるようになる。

樹形1。
カツラは萌芽性が強く、「ひこばえ」を多く出しやがて株立ちになる。主幹が枯れたり風で倒れても、ひこばえによる更新で命をつなぎ、大変長命となる。
カツラは北海道で一番大きくなる樹で、円山や藻岩山でこのような大木をよく見かける。

樹形2。
株立ちのなる巨木は、ふつう主幹が枯れ死んだ老木である。そこまでいかない成木はこのような1本立ちとなる。カツラの材は加工しやすく狂わないので、北海道では碁盤や将棋盤が作られるが、その多くはこのような1本立ちの大木である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます