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井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

冬の樹木ウォッチング(カツラ2)

2013年01月29日 | 日記


カツラの樹皮。
縦に裂けるタイプの樹皮で、下部では斜めに捻じれることが多い。老木になると薄く剥がれるようになる。



樹形1。
カツラは萌芽性が強く、「ひこばえ」を多く出しやがて株立ちになる。主幹が枯れたり風で倒れても、ひこばえによる更新で命をつなぎ、大変長命となる。
カツラは北海道で一番大きくなる樹で、円山や藻岩山でこのような大木をよく見かける。



樹形2。
株立ちのなる巨木は、ふつう主幹が枯れ死んだ老木である。そこまでいかない成木はこのような1本立ちとなる。カツラの材は加工しやすく狂わないので、北海道では碁盤や将棋盤が作られるが、その多くはこのような1本立ちの大木である。
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