メナモミの群落。キク科メナモミ属。
道端や荒地などに生える1年草。「雌なもみ」と書き、オナモミと対になる名前。
同じキク科ながら全くの別種、共通点は「ひっつき虫」になる点で、「なもみ」はくっつくという意味で「ひっつき虫」に与えられる名前。鋭い刺で荒々しい印象の方に「雄なもみ」の名がつき、優しい感じのする方に「雌なもみ」の名がつけられた。
メナモミの茎と葉。
葉は三角状卵形でコメナモミに良く似るが、コメナモミと比べると若干大きく、裏面の脈に沿って軟毛が密生する。茎は赤紫色を帯び、白い毛が密生する。
メナモミの頭花。
周辺部に先が3裂した舌状花がつき、中心部に筒状花がつく。総苞片に腺毛が密生し、花床には小花を抱く形で鱗片がつき、ここには柄のある腺がつく。花序柄には白い毛が密生する。
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