ニセアカシアの萌芽能力。
ニセアカシアは繁殖力旺盛で在来植物相に大きな影響を及ぼすというので、「要注意外来私物」の指定を受けている。
旺盛な繁殖力の要因の一つは萌芽能力で、幹を伐採しても伐根からどんどん萌芽して再生してしまう。
ニセアカシアの豆果。
ニセアカシアの果実には散布後すぐに発芽するものと発芽せずに「埋土種子(まいどしゅし」になるものが混じる。これが分布拡大、繁殖力につながっている。(埋土種子は好条件を待って発芽する。)
ニセアカシアの花序。
ニセアカシアは花が愛でられ街路樹にも多く使われる。
要注意外来生物の指定からピーク時よりは減っているが、かつて札幌市の街路樹ナンバーワンであったこともある。
駆除すべしの議論もあるが優良な蜜源植物であることもあって話は簡単ではない。