井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

バッタ塚トレッキング9濁川と清川

2014年12月15日 | 日記


星置駅からバッタ塚へのアプローチは濁川沿いの道。
濁川は手稲山・北尾根に源流部があり、稲穂川、金山川二つの支流をもつ。
稲穂、金山の名は町名にもあり、町名では金山の方が西に位置するが、川の方は稲穂川の方が西に位置する。川と町名との逆転現象が何故生じたのか理由は分からない。



新川と合流する濁川。
住宅街を抜けた濁川は山口運河と交差し、やがて河口近くの新川と合流する。



新川と合流する清川。
濁川の合流点の少し下流で清川が新川と合流する。清川と書いて「すみかわ」と読ませる。濁川との対比で清川の名がついたのだろうが、この川昔は星置川の下流部で「小樽内川」と呼ばれていた。
当時、新川はまだなく、小樽内川の河口付近に「小樽内場所」というアイヌとの交易場が設けられていた。
小樽内場所は後に現在の小樽市に移り,交易場と一緒に「小樽」の名前も移って行った。
その小樽内川(現在の清川)がバッタ塚の近くを流れている。
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