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イタチハギの花序。
細長くのびる穂状花序で黒紫色の花を多数つける。
その姿をイタチの尾に見立てて「イタチ萩」と呼ばれるが、黒っぽい色はイタチらしくなく、狸に近いともいわれる。
その黒っぽい花穂とエンジュの葉に似るところから「黒花エンジュ」の別名がある。
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イタチハギの葉。
羽状複葉で小葉は5~10対。
ニセアカシアの葉に良く似るが、ニセアカシアは樹高20mになる高木であるのに対してイタチハギは3mほどの低木。ただ、ニセアカシアが幼木の場合は見分けが難しいこともある。
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イタチハギの蕾。
蕾、花序の形はニゼアカシアよりイヌエンジュに似ている。葉柄の基部には托葉が見えている。
ニセアカシアの場合は托葉が刺に変化するが、イタチハギの托葉は後に落ちる。