ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

南禅寺の三門と無鄰菴のお庭

2022-05-27 21:54:41 | 日記
 野村美術館へ行ったついでに、以前南禅寺に行ったときに時間切れで上ることができなかった三門へ。


南禅寺 三門 細くて急な階段を上り、回廊を一周。回廊は、やや外側に傾いているような気がして、少し怖かった。歌舞伎「楼門五三桐」で石川五右衛門が南禅寺三門から満開の桜の風景を見て「絶景かな絶景かな」と言う、その舞台。


三門から法堂をのぞむ

 次は、お友達推薦の無鄰菴のお庭へ。1896年に山県有朋が七代目小川治兵衛に作らせた庭。東山を借景すること、琵琶湖疏水を生かした躍動感あふれる流れを作ること、芝生の庭にして開放的にすることが条件だったとか。しかし、この土地の湿気や茂った樹木によって、庭の奥には苔が生えてしまう。有朋は、その苔の姿も美しいと受け入れたらしい。


踏み石は、表面がでこぼこで歩きにくく、下ばかり見る。そして、丸くてきれいな踏み石に到達した時、顔を上げてお庭を見るという仕組みになっているらしい。すごい考えている!綺麗な踏み石は、ビューポイントになっていることが多いとか。


ビューポイントから見たお庭。右の赤松の下には池があるが、ここからは、見えない。庭を散策して、わかる池らしい。考えているなあ。


赤松の下の池


池に空が映る。


苔は乾き気味でそこまで瑞々しくなかったのが、残念だった。


今流行のリフレクションぽいの。


三段の滝 


1000円でお抹茶とお干菓子をいただきながら、お庭をながめる。気持ちがいい、幸せ。お干菓子は、右の青いのが雨、左の白いのが野花。お抹茶は福寿園。他のメニューもあり。



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