『生ける屍の死』

　体調が悪いと、本を読む気にならない、ご飯も美味しくない、関ジャニ∞のＤＶＤを見る気にならない。やっと、関ジャニ∞のＤＶＤを見る気になり、本を読もうと思う。ご飯もあそこのあれが食べたいと思い、お酒も美味しいと思うようになってきた。普通に暮らすって、幸せ。

『生ける屍の死』　山口雅也　創元推理文庫
　ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦る。この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。自らも死者となったことを隠しつつ事件を追うグリンは、肉体が崩壊するまでに真相を手に入れることができるか？
　ふみさんのおススメ。作者は、日本人でありながら、小説の舞台はアメリカ。また、当たり前のようにゾンビがいる。という不思議な設定。でも、真相がなかなか読めず、おもしろかった。真相がわかれば、なるほどと思う。