生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

その場考学との徘徊(33)博多から東西南北の古代遺跡へ(その1)

2018年03月01日 08時31分46秒 | その場考学との徘徊
題名;装飾古墳(9)
場所;福岡県  年月日;H30.2.15

テーマ;古代九州王国   作成日;H30.2.28 アップロード日;H30.3.1
                                                       
TITLE: 博多から東西南北の古代遺跡へ(その1)

2月初めの北九地方の雪日の合間を見計らって、福岡県の装飾古墳巡りを試みた。昨年の熊本県とのセットになる。有名な古墳と歴史館は、博多を中心に東西南北に散在する。

東;もっとも有名な絵画が現存する竹原古墳、展示館もある
西;伊都国の遺跡群と歴史博物館
南;熊本県近くの石人山古墳と岩戸山古墳、両方とも歴史館が併設
北;宗像大社の宝物館に沖ノ島の神宝が8万点
といった具合だ。

それぞれの方向に一日を費やすことにして、初日は南へ、大宰府と九州国立博物館。宿泊は、昔の風情が残る二日市温泉とした。

 この宿は、アイビーホテルといって蔦が絡まっているビジネスホテルだが、元は「糀屋」という江戸時代からの老舗旅館で古色豊かな立派な温泉が別棟にあった。




 ホテルの目の前に市内循環バスの停留所があるのも便利だ。これで、JRと西鉄の二日市駅へ行くことができる。



大宰府へ行くには、西鉄だ。駅には特別列車が停車中だった。「旅人」と名前が付けられた観光列車だ。すべての車両一面に天満宮にちなんだ絵が描かれているし、車内にはパンフレットや願い事の記入用紙まで置いてある。



駅前からの天満宮への参道は、見た目には数十年間変わりはない。昼時なので、昼食処に入った。2月なのに「お雑煮」があったのには驚いたが、昼食にはもってこいだった。京都風なのか、東京のものと大きな違いは感じられなかった。





今回は旅の全体像をイメージするための国立博物館がメインなので、天満宮はお参りだけで済ませて、奥へ向かった。小雨に濡れた梅林は、まだ開花は随分と先のようだ。



博物館への長いエスカレーターも変わりはない。



歴史ものの展示は4階だけに集められてしまったのは、残念だが展示方法は工夫が凝らされていてわかりやすかった。しかし、東京や京都の国博と違って、なぜかここは未だに一切撮影禁止。随分と時代遅れだと思った。写真が撮れるのは、入り口の政庁のモデルのみ。



写真を撮れば、いろいろと調べたくもなるし、宣伝もできる。インスタ映えに自信がないのかな。


大宰府駅前から政庁跡へ向かった。ここは街巡りバス便なのだが、たまたま乗ったのが福岡空港行きで、政庁跡の次は国際線乗り場だった。
展示館は撮影OKなのだが、こちらにある現物は少ない。




ホテルに戻って夕食が問題だ。最近の地方の町は外食処が少ない。幸いホテルに併設のレストランに良いメニュがあった。



またまた貸し切りで、給仕係の人と終始会話を楽しむことができた。昔は、博多の奥座敷のような存在だったようだ。


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