生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

蓮始開(小暑の次候で、7月12日から16日まで)睡蓮とコウホネ

2021年06月27日 14時58分25秒 | 八ヶ岳南麓と世田谷の24節季72候
八ヶ岳南麓と世田谷の24節季と72候

蓮始開 (小暑の次候で、7月12日から16日まで)
睡蓮とコウホネ(H20)


 コウホネはスイレン科コウホネ属の水草。スイレン科には8属100種類があるそうで、この仲間の水草は世界のいたる所にあるのだが、このコウホネだけは原産地が日本なのだ。なぜ、日本原産のスイレンがこのような形になったのだろうか。

 名前の由来は、川骨、河骨など根背が人の背骨に似ることであり、ワサビ状の根で地下茎が白くその所々に葉の跡が点々とあり、根茎が人の背骨に似ていて、それを川の骨に例えたところからきているそうだ。「かわほね」から「こうほね」に変化したようだ。
この写真は、井戸尻遺跡の池のもの。近辺の縄文遺跡の中で一番好きな場所だ。
 


(2021)
 ほぼ毎年訪れる「井戸尻考古館」に、昨年はついにいけなかった。最近は、大賀蓮はどこでも見られるようになり、今日は天気予報(東京は台風5号の影響で終日雨)が外れると思い、世田谷の自宅から20km弱の「府中郷土の森公園」に、この蓮を見に、ミニドライブをした。
 府中市は、かつて3人の子育てをしたところで、土地勘は十分。金持ち市なので、大きな駐車場も無料。

 ここの池には37種の蓮が植えられていて、大賀蓮はややマイナーになっている。お目当ては、「妙連」だったのだが、これは空振りだった。






 『近江妙連は,花びらの先が赤くなる通常のハス<常蓮>が八重化し,1本の茎に,花びらの数2,000~5,000枚,花の数2~12もの花が咲く特殊なハスです。
 インドを源とするハスの突然変異種で,600年以上も前(1406年,近江妙連が室町幕府3代将軍・足利義満公に献上されたという故事)から,滋賀県の田中家代々によって受け継がれて来ました。明治時代以降,68年間開花しない時期もありましたが,世界的に有名なハス博士・故大賀一郎氏によって蘇り,今日に至っています。
 また,常蓮は開花を繰り返し4日で散るのに対し,この妙連は一旦開花すると閉じることはなく,外側の花弁を少しづつ散らしながら20日近く咲いています。』Wikipediaより

 付近には、野球場がいくつもあり、少年野球の声と音が盛んに聞こえた。帰り際の多摩川遊歩道の散歩も、ベンチがそこここにあり、年寄り向きなところでもある。




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