生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

その場考学との徘徊(17) その場で水素水

2017年01月31日 08時54分43秒 | その場考学との徘徊
その場で水素水 場所;東京  年月日;H29.1.25
テーマ;水分補給のその場考学
 
 サンデー毎日になって6年、ドライブとウオーキングの機会はかなり増えた。走行距離の年間1万キロ、歩行歩数の毎日5千歩は、何とか続けたいと思っている。通勤時は1週間に10万歩が目標だったのだが、やはり年齢は無視できない。

 ところで、途中の水分補給も変わってきた。以前は缶コーヒー、60歳代はペットボトルの紅茶だった。最近は、水が多くなった。特に、ホテルに戻って冷蔵庫にしまい、夜と朝にちょっと飲むには、水が一番良い。

 先日、大学同期(T大学の機械工学専攻)の新年会があった。その席に友人が自分で開発したペットボトルよりもやや小さい水素水発生ボトルを持参して、その場でできたてを飲ませてくれた。酔い覚ましには格好の水だったので、その場で注文をしてしまった。

 水素水のぺットボトルの宣伝は、あちこちで見かけるのだが、「製造後には、水素濃度が急激に落ちる」との記事で、今まで買うことはなかった。
 


 そんな時にいつも蘇るのは、日本にマクドナルドを上陸させた藤田 田氏の言葉だ。「マクドナルド・ハンバーガーは日本のファストフードに勝つ自信がある。それは、日本食の蕎麦やうどん、寿司も、口に入る瞬間の最もおいしく感じる温度を知らないし、管理していないことだ。マクドナルドは、お買い上げいただいた後で、店内を移動して口に入る瞬間の温度を管理します。」だった。もう数十年前なので値は忘れたが、感覚よりも低かった記憶がある。65℃くらいだっただろうか。

 このボトルも、発生直後に飲むためのもので、まさにその場・その時なのだ。レストランでの食事の前後に、スイッチを入れて飲むこともできる。

 スイッチを入れると、水素の泡が出てくるのが分かる。時折出る大きな泡は酸素で、水を電気分解していることも実感できるのが楽しい。
 泡の出方をよく見ようと、暗がりで発生させると、これがLEDライトの青い光に照らし出されて予想以上に美しかった。 奥さんが気に入ってしまい、完全に占有されてしまった。




 ちなみに、友人の会社のHPは次のアドレスだった。最近は、競合製品も多くなってきたようだが、ブームになるには、数社が競い合うことが必要条件だと思う。

http://hutec.biz/?page_id=12
 
家でも、旅行中でも、冷蔵庫にしまってある水を、飲むだけボトルに移して3分待てば出来上がり。ちょっと飲むには、やはり水が一番良い。充電もパソコンのUSBからできるので、コードが小さくて助かる。