ユズリハ

ユズリハ　（ユズリハ科）

初夏に新しい葉が伸びてて来ると古い葉が落ちる。
世代交代して耐えることがなく続くということから
縁起物として正月の飾りに使われるユズリハ。
花の少ない冬場、赤い葉の柄が緑の葉に映えて魅力的な樹木です。



分布　：本州中部から沖縄。（常緑高木）
　　　　本州北部から北海道には矮性（高さ２m位）の変種が分布
有毒　：葉や樹皮を煎じて駆虫剤に利用されることもある。

ウメ

梅　（バラ科）

今年は少し遅いようですが梅がチラホラ咲き出しました。
春告げ花ともいわれる梅の花。
まさに梅の花を見ると春を感させられます。
寒さに耐えて凛として咲く花・・・・
県木や県花としても親しまれています。
県花：大阪府、和歌山県、福岡県、大分県
県木：茨城県、大分県（豊後梅）

国花：中華民国



東風吹かば　にほいおこせよ　梅の花
　　　　　　　　　　　主なしとて　春な忘れそ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菅原道真

春もやや　けしきととのう　月と梅
　　　　　　　　　　　　　　　松尾芭蕉

中国原産。奈良時代に渡来


　　　　

日本水仙

日本水仙　（ヒガンバナ科）　　スイセン属

祭日＆仕事も休み・・・・昭和記念公園へ春探しに行ってきました。
我が家の水仙はまだ蕾もでていませんが
日当たりの良い公園では、もう三分咲きでした。



日本には古来中国から渡来。
野生化して分布は本州以南の比較的暖かい海岸近くに群生。
越前海岸の群落が有名です。



花期は暖地では１２月ごろから咲き出し３月頃までと長い。
香り高く清楚な水仙・・・園芸種も多数あります。

サネカズラ

サネカズラ　（マツブサ科）

ボンボンのような可愛い実が垂れ下がって見る人の心を和ませるサネカズラ。
もう実も黒ずんできましたが初冬の頃は真っ赤で美しいのですが
その頃、撮影機会が無く残念！
別名を「美男葛（ビナンカズラ）」
皮をはいで潰して水を加えるとネバネバした液体になる。
これを髪につけて整髪料としたことの由来。



名にし負はば　逢坂山の　さねかづら
　　　　　　　　　人に知られで　くるよしもがな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三条右大臣

百人一首でも詠まれています。

分布　：関東以西、西日本から中国南部の照葉樹林
　　　　庭木や垣根などに使用される。
花期　：７～８月（黄白色）　　　　　　　　
撮影地:日野市

淡雪

昨日一日中、雨が霙、雪又雨にと変化の激しい空模様でした。
積ったらどうしましょう・・・・。
坂道の我が住宅地ではそれが一番の心配です。
朝、雨戸を開けると屋根は白いものの道には積っていません（ホッ！）
プランターに薄っすらと雪・・・・
乾燥続きの日々での淡雪に水仙の芽も活き活きしてます。




秋に種をまいた絹さやに小さな蕾が付きました。
この寒さでは莢は付かないかもしれませんが春の近いことを
知らせてくれています。

アリッサム

アリッサム　（アブラナ科）

夏の刈り込み後１２月頃からようやく花が咲き出しホッとしてます。
３年前に種から育てたアリッサム。
３株が育ち、見事な花を見せてくれましたが、
昨年、春の花後刈り込みすぎて？２株が枯れてしまいました。
（短く刈り込みすぎたようです）
残った一株が花盛り・・・いい香りがします。
（香りが良いことからスイート・アリッサムとも呼ばれています）



原産地は地中海から西アジアの海岸地帯。
草丈１０～１５cmの多年草ですが１年草として扱われているようです。
我が家のアリッサムは玄関脇のプランターで３年目の春を愛でています。

ヤブコウジ

ヤブコウジ　（ヤブコウジ科）

高さ１０～２０ｃｍと小さく、椿の木の下でヒッソリと・・・
それでも”ここにいる”と葉の蔭から赤い実をチラッと見せる
愛嬌者の我が家のヤブコウジです。



北海道から本州、四国、九州、東アジアに広く分布する常緑小低木。
地下茎を伸ばし繁殖。
万両やセンリョウとならび、正月の縁起物として寄せ植えなどに使われ
園芸種も多い。

　　　　

別名：十両　

万両

マンリョウ　　（ヤブコウジ科）



明けましておめでとうございます。
今日最後のお客様も帰りブログ再開です。
といっても写真は昨年１１月に撮ったものです。
１０月頃から緑の葉の下に垂れ下がった赤い実がつきます。
その様が美しいので正月の縁起物として活躍です。

東南アジア～インドの温暖な場所に分布。
日本では関東以西に分布する常緑低木。

日本では縁起物として人気のある万両ですがアメリカでは外来有害植物となっているとか
多分、繁殖力が旺盛なところが嫌われる？？？
我が家の万両・・・・こぼれ種で増えています