絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

トリトマ

2007-07-21 14:33:07 | 花おりおり
トリトマ (ユリ科)
南国調で明るく赤みを帯びたオレンジ色から黄色へのグラデーションが美しい。
寒さに弱そうに見えますが耐寒性があり、近所の駐車場のトリトマは
もう10年くらい毎年華やかな花を見せてくれています。

筒状の花は下向きに咲き、蕾の時はオレンジ色。咲き始めると黄色に変わります。
日本には明治時代中頃渡来。
旗や槍、帽子などの装飾に使う赤熊(シャグマ)に見立てて
和名は、赤熊百合(シャグマユリ)

原産地:南アフリカ  常緑多年草(耐寒性)
別名 :トーチリリー、 シャグマユリ
花期 :6~10月

カワミドリ

2007-07-20 17:46:56 | 花おりおり
カワミドリ (シソ科)
産地のやや湿った草地や林縁に生える高さ0.4~1mになる多年草。
葉はハッカに似た芳香がある。
地上部を乾燥させたものを漢方で「カッコウ」といい
芳香健胃、消化不良などに用いられ、中国で栽培されている。

分布:北海道、本州、四国、九州、中国、台湾、
花期:7~10月

トロロアオイ

2007-07-19 22:07:26 | 花おりおり
トロロアオイ(黄蜀葵) アオイ科
朝開いて夕方しぼむ、一日花。
淡黄色の大きな花が優雅で魅力的です。

根をすり潰した粘液、「ネリ」が和紙を漉く時に使われる。
(奈良時代、既に使われていたそうです)
和紙の生産の盛んな岐阜、島根などで栽培されている。
花が美しいので観賞用としても人気があります。
薬効としては咳、喉の痛みなど。

原産地:中国
花期 :7~8月

ビャクブ

2007-07-18 21:40:18 | 花おりおり
ビャクブ (ビャクブ科)
花柄が葉の中筋に付くので、葉の真ん中から花柄が出て
葉の上で咲くところが、花筏に似ています。
密やかで美しい・・・・。
切り枝はリキュウソウ(利休草)の名で
茶花や生花の花材として用いられる。

江戸時代に渡来。根を百部根といい、皮膚寄生虫駆除(しらみなど)に
用いられていた。

原産地:中国   蔓性多年草  有毒
花期 :6~8月

ベニバナインゲン

2007-07-17 11:12:47 | 花おりおり
ベニバナインゲン (マメ科)
鮮やかな赤い花。あの大きな豆、花マメの花です。
煮豆の中でも花マメが好きで出先で目にするとつい買ってしまいますが、
あの豆の花はこんなにも鮮やかな色だったのです。

暖地では結実が悪く、寒冷地での栽培に適しているそうで
日本では主に信州、北海道などで栽培されている。
白い花のものもあり豆も白く(白花豆)と呼ぶ。
ヨーロッパでは生莢を野菜として利用されているようですが
日本ではほとんど、煮豆、甘納豆、キントン等に利用されている。

原産地:中南米
花期 :7~9月


コマツナギ(駒繋ぎ)

2007-07-16 17:49:37 | 花おりおり
コマツナギ (マメ科) コマツナギ属
草むらから、すっくっと伸びたピンクの花が可愛い。
草地や川の土手、道端など日当たりのいい場所などに生え
何処ででも見ることが出来る花コマツナギ。
茎は細いが、馬をつなげるほど丈夫なことから「駒繋ぎ」

花は花序の下から咲きあがる。
豆果は長さ2,5~3cmで熟すと黒くなる。

分布:本州、四国、九州
花期:7~9月

ヒヨス

2007-07-15 15:04:16 | 花おりおり
ヒヨス (ナス科)
地味な花ですが不思議な魅力のある花ヒヨス。
有毒の表示がありました。
綺麗な花には毒があるの1つです。

葉は鎮静、鎮痛、喘息、モルヒネ中毒などの矯正剤として用いられている。
中国名はロウトウ(のた打ち回るという意味)怖いです・・・
この草を触った手で目をこすると瞳孔が開いてしまい
回復も遅いので要注意!!!
素人は触らぬ神にたたりなしです。

原産地:ヨーロッパ、シベリア、中国   1年草。
花期 :7月

山種美術館と靖国神社御霊祭

2007-07-14 21:56:28 | Weblog
友達に誘われて山種美術館(日本画専門の美術館)へ行く。
開館40周年記念展「山種コレクション名品選」
速水御舟(炎舞)上村松園(砧)大観(心神)土牛(鳴門)・・・・
それぞれの絵の前で圧倒されたり、共感したり・・・
ゆっくり、静かに自分の心を重ねいい時間が過せました。
大きな美術館では味わえないよさです。

帰路靖国神社に立ち寄りました。
黄色い提灯が沢山飾られているので友達に聞くと
御霊祭(13日~16日)が行われており、
夜には灯がともり夏の風物詩百選に選ばれているのだそうです。
3万灯を超す大、小提灯や「懸雪洞」(カケボンボリ)
政治家や文化人、横綱、芸能人など懸雪洞もあり、
雨で人出が少ない分一つ一つゆっくり見ることが出来ました。

1つ解らないこと、何故提灯の色が黄色???

ナタマメ

2007-07-13 16:10:27 | 花おりおり
ナタマメ(マメ科)
花の大きさ2.5cm~3cm。ナタマメの花です。
大きく堂々としたマメの花・・・・美しい~
莢も大きく長さ30~50cmにもなるそうです。
江戸時代初期に渡来してから今でも
若い莢を刻んで福神漬けなどの漬物用に広く利用されている。

民間薬として鎮咳、病後の衰弱回復に利用。
長さ30~50cmにもなる扁平な莢が刀、または「鉈」ナタに似ていることによる。

原産地:東南アジア   蔓性一年生
花期 :6~8月   
    


ナツメ

2007-07-12 14:43:50 | 花おりおり
ナツメ (クロウメモドキ科)
余りにも小さい花で気をつけてみないと見逃してしまうナツメの花。
実は熟すと赤茶色で長さ2~4cm位。リンゴのような味です。
茶道で使われている「棗」(茶入れ)はナツメの形に似ていることから・・・。

中国から奈良時代以前に渡来した。
古代中国では桃、李、杏、棗、栗を「五果」と呼び重要な果物としてきた。
特にナツメの果実は糖、ビタミンCなど栄養分を多く含み
栗とともに救荒食として栽培が重視されたそうです。

漢方では「大棗」といい、小児の夜泣き、風邪によるひきつけ、胃痙攣の鎮痛
精神安定剤として用いられる。

原産地:中国   落葉小高木
花期 :6~7月