半島でつぶやく韓国ネタ

韓流、嫌韓といろいろ聞こえてきますが、こっちで暮らしながら私自身が感じる韓国・韓国人のちょっとした話をつぶやきます。

グエムル見ますた!

2006年12月02日 22時04分26秒 | エンターテイメント系

こんばんは。
バスのお話の続き書こうかと思ってたのですが、
久しぶりに面白い映画に出会ってしまって…。

今日、「グエムル」を見ました。
また人よりワン・テンポ遅くですけど。

 

いやーなかなかでしたよ。
期待を裏切らないボン・ジュノ監督。えらいです。

ソン・ガンホ、パク・ヘイルと監督お気に入りの俳優にぺ・ドゥナちゃんとキャストもいい。
あとイム・スジョンを中学生にしたような感じのヒョンソ役の女の子もとても良かった。

ただの怪獣ものアクション・ホラーに終わっていないのが良かったですね。
つかアクションは少しで家族劇がほとんど。
怪獣のC・Gが萎えるほどヘンじゃなかったのも点数高いです。

公開すぐに日本のコミックスのパクリであると暴露されて印象悪くしましたが、
見た後じゃそんなのあまり関係ないと思わせるほど私的には気に入りました。

 

ソン・ガンホは怪獣と戦う勇敢な男の役と聞いていたので、
シュリみたいにカッコいい感じなのかと思っていましたが、
相変わらずのガンホ調でとても安心しました。

やっぱこの人はこうでなきゃね。
ガンホ好きな人はシュリみたいな真面目な感じだと肩透かしなんすよね。

やっぱり監督オキニのパク・ヘイルもいい役どころでした。
殺人の追憶に比べたらちょっとインパクト薄いけどまあまあでした。

殺人の追憶と言えば思い出す、
やっぱボン・ジュノ監督の場合、とび蹴り!

まさかとは思ったがちゃんとやってました。今度はヘイル君が。
ソン・ガンホをけなしながら殴るシーンでちょっとだけだけど。
やっぱボン・ジュノ映画には出ないとね。とび蹴り。

やっぱこういうのは演出家の仕事じゃないんでしょうね。
やっぱり監督の趣味というか妙な思い入れがあるんでしょうね。とび蹴りに。

 

そしてすごく良かったのがぺ・ドゥナ。

いいです。この子。光ってます。
最後のアーチェリーのシーンは秀逸でした。個人的に。
なんかキュンと来たと言うか…。
エレベーターでの着替えシーンの白ブラも胸がキュンとしちゃいましたが。

「リンダ・リンダ・リンダ」、すっごい見たいです。
「ドゥナちゃんの映画」になっちゃってるという評も聞いてるので。

 

しかしボン・ジュノ監督の映画はいいです。
その他でお勧めは「殺人の追憶」。かな。

「グエムル」とも通じるけど、
テーマ的にグロもの多いんだけど映像はそうグロくもないんですよね。この監督。
そのへんも好きです。

あとカットも妙に黒澤的なのもいいです。

例えば最初に怪獣が人を襲うところ。
ガンホがぼーっと眺めてる視線の先に怪獣が人を追いかけてる姿が、
妙にスローなコマ割で逆に恐怖感を煽ってます。

きっと黒澤映画たくさんたくさん見たんでしょうね。

 

もし見てない人は是非見ましょうね。後悔はしないと思います。
それとボン・ジュノ映画は「殺人の追憶」もお勧めです!

えーとネタばらしてないですよね。O.K.


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