日本の道具。
アメリカボストンにモースと言う方が調査収集した日本の日常的な道具など3万点も博物館がある。1877年から来日し収集したとか。1877年と言えば後30年くらいで明治が終わると言う時期である。外人にとって珍しいものも日本人にとって普通だから・・・・あっちの博物館あって、日本にはもうないものもあるようだ。
写真はわたしの持ってる「斧」と「手斧」である。アメリカの大工道具は押して使う。のこぎり、かんななどそうである。日本は手前に引く。そりゃそうだ。日本人だってアメリカに行ったらびっくりするだろう。
この「手斧」にはびっくり、素足で作業していて、これは危険だ。けがが多いだろうと大工数人を調べたら、傷があった大工がひとりしかいなかった。ここらの技術にもびっくりしたようだ。
ま、日本人はとても正直だとか。きれいずきとか。貧しいひとでも礼儀正しく思いやりがある。どこにも落書きがない。少し前に輸入したものも、すぐ製造してしまう。他人の前ではキスをしない・・・・・などなどよく見てる・・好意的だ。
ただし婦人に対する敬愛と礼儀は著しく欠けているとも言ってる。