ブログはなやさい

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贈収賄

2011年12月26日 15時48分34秒 | Weblog
賄賂をもらった



何かしら便宜を図ってほしい、

ということだろうか


さて、どんな便宜を図るかは

モノによって決めるとしよう







紙に包まれていたのは熊本名物の、

刺身で食べるあのお肉だった


添えてあったちょっと甘めのお醤油をつけて

そぎ切りにしたその肉を

口の中に放りこんだ


そして一旦飲みこんだ後

ビールでさらに奥のほうへ流し込んだ


一言で言うと、


至福だ


お肉同様、心も桜色になった


さて、どんな便宜を図るとするか?


とりあえず、

彼の来店パターンである、

イスも上げてしまった後の深夜の来店を

当分は認めてやろうと思う


久しぶりの馬刺しは

馬かった。


真打ち、登場。

2011年12月21日 17時09分37秒 | Weblog
クリスマスシーズンだというのに

クリスマスソングをかけないというのは

飲食業として如何なものか


ということで

店にある数少ないクリスマスソングを

いくらかかけたのはいいのだけれど

どれももう一つピンとこない


今じゃ聴くことができないMDに

もう少しマシな曲があるかもしれないが

いや、それもないか

いずれにしても聴けないから仕方ない


そういえば去年もそうだった気がする


それで結局クリスマスソングではなく、

ナット・キング・コールなんか聴いて

あったかくなってた気がする


今年もそんな感じかな

と思いながら、

久しぶりにふらりとTSUTAYAに寄ったのは大正解だった


そうだった、これがあった!




体中に電流が走った


原曲への尊敬の念がひしひしと伝わる

これはただのクリスマスソング集ではない

というより、これはクリスマスソング集ではないと

タツローは言っている

一人アカペラもすばらしい


山下達郎は、すごい。







なるほど、こう書くんだ

2011年12月21日 16時05分53秒 | Weblog
福岡はアジアの玄関口だ、

そんな表現もいくらか陳腐なものになってきてしまったが

最近になって、今更ながら実感した


福岡の地方紙が発行するフリーペーパーに

先日掲載していただいた


活字媒体からの取材には積極的に応じるようにしている

テレビ・ラジオと違って

内容を事前にチェックできるし、

私との話を元にライターさんがどう書くのか

その辺を見るのもなかなかおもしろいからだ


今回掲載していただいたフリーペーパーの記事は

当初、和食の修業をしてきたという私のキャリアに焦点をしぼっていた

なるほど記事にしやすい話ではあるが

現在のはなやさいに、大して意味があるとは思えなかったので

訂正していただいた

その後の文章には満足している

で、この記事も含まれるそのフリーペーパーは

実は福岡以外でも発行しているそうだ


今日郵送されてきた





韓国は釜山で発行しているらしい

「韓国の方がいらっしゃったら、よろしくおねがいします」とのこと

もちろんです

アジアはひとつだ。










ダークマン

2011年12月20日 16時26分39秒 | Weblog
暗闇の中、黒い車が颯爽と現れた


そしてその黒い車の中から降りてきたのも

これまた黒づくめの男だった


黒くないのは髪の毛ぐらいかもしれない


このスタイリッシュな出で立ちの彼が

夜、わざわざ、車で、

当店に寄ってくれたのは

ある物を届けるためだった


今年で3回目だ





建築家の彼が作った卓上カレンダー


確立されたデザインのセンスに

何だか少し

嫉妬してしまった


あ~いそがし。

2011年12月19日 16時13分45秒 | Weblog
車にガソリンがあまり入ってない

どうしても、というわけではなかったが

朝食の後、近所のスタンドまで行くことにした


日曜の午前中はどこかのどかで

スタンドまでの行き道にある川沿いのグラウンドでは

ユニフォームを着た少年たちが

はつらつと野球に励んでいた


この中に次男坊がいる

真新しいユニフォームをまとい

緊張気味にプレーしているヤツの姿が目に浮かぶ


数秒ほどグラウンドを見た後

今度はラグビーに取り組んでいる長男のことを想ってみた

ヤツも今頃練習中で

夕方までは帰ってこない


そんなわけで私はその日

スタンドに行った後、

翌月曜日の仕入れと仕込みを終わらせたものの

それ以外にやることが特になく

子供のいない静かな家でぼんやり過ごすことになった


そして映画を観た




思わずニヤリとしてしまった

観終わった後は膝を叩いた


構図がバッチリ決まっており

シーンそれぞれが正しく絵画のよう

俳優陣の演技は完璧に監督の支配下におかれ

一見奔放な演技をしている三船敏郎も

いい意味で抑制されている

『藪の中』という原作なのになぜ『羅生門』なのか?

という疑問も最後にはきれいに解ける


上手い映画だなと思った


この映画も上手い映画である



伊丹映画は『タンポポ』からだったから

観損なっていた

伊丹十三のエッセイのような映画だった

鼻につくかどうかのギリギリの線のウンチクに

なぜかひやひやしながら観てしまったが

途中にある、モノクロの記録映画風のシーンなど

上手だなぁと思った


いいラストシーン

最後もキッチリしていた



おや、子供たちが帰ってきた

慌ただしく風呂に入り

めし食って

勉強して

トヨタカップ観て


ホント彼らは忙しい