ブログはなやさい

福岡 桜坂 CAFE&DINER はなやさい
店主 大山博嗣のブログ 

… 本と映画と音楽と酒

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『サンデーはなやさい』開催します

2013年09月29日 13時19分43秒 | Weblog
かねてよりご要望の多かった日曜営業を

先々週ちょっと試しにやったところ、

以外に好評だったので

月に1~2度のペースで開催することにいたしました


不定期ですが、よろしくお願い申し上げます





ちなみに突然ですが、今日もやります


営業時間は15時~


次回開催はまた追ってご連絡申し上げます
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瓶ビール

2013年09月29日 11時11分34秒 | Weblog
伊集院静にはさほど興味はないが

色川武大には興味がある


そんな理由で観たこのドラマは

重心の低い、なかなかよく出来たドラマだった







戦後間もない頃はギャンブルで身を立てていたという色川武大は

阿佐田哲也というペンネームでギャンブル小説も書いている

『麻雀放浪記』などはその代表的なものだ

本は読んでないが映画は観た


ナルコレプシーを患っていて

しばしば突発的に睡魔に襲われる彼はまた、

人間的魅力にも満ちた人物だったそうだ


伊集院静の自伝的小説が原作であるこのドラマは、

そんな色川武大と

彼を先生と慕う取り巻き達との関わりを描いている







仲間に入りたいな、と思った


だからせめてもと思い、

20年ぶりに先生のエッセイを読み返している






このドラマには、酒とギャンブル、そして美味い飯が頻繁に出てくる

なんだか人間の本能に直接アプローチしてくるようだ

ヘタ過ぎてやめた麻雀をもう一度やりたくなったし

どこか近場に旅に出て、昼から酒をあおりたくなった

この場合の酒は、ドラマを倣ってまずクラシカルな瓶ビールがいい


そんなとこから瓶ビールが飲みたくなった

店に置いてるハートランドではなくて

今日はキリンのラガーがいい

とはいえ、店から自宅に帰る途中の今の時刻は夜中の1時をとうに過ぎてる

行ける店は限られてる

店を探すのもおっくうだ

仕方ない、たまに行く近所のチャンポン屋で

おでんと瓶の黒ラベルを飲むとしよう

誰もいないカウンターで

おでんを物色していたら

もう一人誰かが入ってきた



今考えたら十分ありえることだが、

その時はこんな偶然はありえないと思った



入ってきたのがよく知る人物だったからだ

お互いハイになってしまい、

瓶ビールが2本、3本、4本と空いていく

そして当然のようにもう1軒行った

暗くて狭いバーだった


気付いたら朝の4時半だった


ドラマがまだ続いてるようだった







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シーズン到来

2013年09月03日 16時29分11秒 | Weblog
ひやおろし入荷始まりました


春にできた新酒を秋までじっくり寝かせた生詰酒

まずは2銘柄





三井の寿 秋純吟 ポルチーニ

程よい熟成に、立つ香り。





出雲富士 純米ひやおろし 秋雲

どっしり腰のある味わい 飲みごたえあり



いずれもグラス700円 一合980円


さんま、秋サバ等など秋の味覚も入荷してます

合わせてどうぞ
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超人

2013年09月03日 16時21分50秒 | Weblog
超人的に仕事をこなす人物として有名なのが

手塚治虫である

起きている時間はほとんどを描いていたんじゃないか、

と思わせるほど精力的に描いていたそうだ


その手塚治虫と並び称される超人がいる


宮崎駿である


彼もまた、とてつもない時間を描くことに費やしている

以前ある本で読んだが、彼は朝から早朝まで描いているそうだ

それもそうだろう、

彼の描くアニメーションは人間の認識力の限界を超えている

一度観ただけでは私らはすべての動きを認識することはできない


凄みすら感じる


その超人に密着したドキュメンタリーがあった

オンタイムでは観れなかったので

録画したものを最近観た


超人は苦悩していた

苛立ってもいた

どうしても戦争とつながってしまう、

どちらかというとネガティブな物語を

彼としてどう描くか

大人の悲恋をどう描くか

人間離れではなく、人間味あふれる超人だった


印象的な場面があった

苦悩する彼が

『俺には時間がないんだ』とスタッフになのか、

自分になのかわからないが

苛立たしげに口にするシーンがあった


終わりを意識しているのかな

そう思った



ドキュメンタリーの録画を観終わり

通常のテレビ放送に戻した


しばらくしてニュース速報が流れた



『宮崎駿 引退』


うーっ

思わず唸ってしまった
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まったく、驚きである

2013年09月03日 16時16分53秒 | Weblog
1.

冒頭から異様な空気が漂っていた


チャップリンのドタバタも空回り気味で

その異様な空気を増幅している


異様さの原因ははっきりしている


それは、この映画が

ヒトラーのユダヤ人迫害を皮肉った『笑えない話』だからだ





腹の中に鉛を入れたような気分になる

どのような気持ちでこの映画に対すれば良いのだろう


が、その思いは杞憂だった


最後の演説シーンで合点がいった

なるほど名作だといわれるのはこういうことか



2・

淀川長冶が彼のエッセイの中で、

一度は観なさいと大絶賛していた

そこまで言うのなら観なきゃならない


チャップリン短編集に収められてた

大変古い作品だ


心がほんのり優しくなる




ある意味チャップリンの原点かもしれない



3・

チャップリンの自伝的要素が強いと言われているこの映画は

全編哀調を帯びている





盛りの過ぎた老喜劇俳優を演ずるチャップリンはかなり饒舌で、

軽口から人生観までホントによくしゃべる

サイレント時代の反動かもしれない

後世まで語り継がれる名セリフもこの映画の中にある


『人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。』


しかしこのセリフ、

落ち目の喜劇俳優が言ったとなるともう一つ説得力がない


やはりチャップリン本人の言葉と捉えた方がすんなり入ってくる





それにしてもこれほどチャップリンに夢中になるとは、

自分でも驚きである

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