ブログはなやさい

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店主 大山博嗣のブログ 

… 本と映画と音楽と酒

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古いかな?

2014年06月08日 13時55分49秒 | Weblog
観はじめてすぐそう思ったが

なるほど質のいい映画には古いも新しいもない

邦題も見事だ





劇場を舞台にした3時間を超える映画だがそれほど長くは感じなかった

どこかバランスを欠いている登場人物たちがそれぞれ魅力的で

セリフもなかなか気が利いている

フランス版人情小噺といったところか

あっけないような、どこかすっきりしないエンディングだが

何となくオチがついてるような気がした


主人公バチストのパントマイムが優雅で美しかった





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真実

2014年06月08日 13時52分55秒 | Weblog
第二次大戦時のポーランドの悲劇について描かれていることは知っていたが

この事件のことは実は知らなかった




父、息子、夫、兄、恋人…

彼らの帰還を切に願う女性たちを中心に

物語は苦しく重々しく流れていく

そしてラストシーンを迎える


自分の精神のどこかの機能がストップしたような

或いは麻痺したような、そんな感覚になった


凍りつくとはこういうことなのであろう


眼を背けてはならない
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ナイスプレー

2014年06月08日 13時49分13秒 | Weblog
はじめて観たのは20年以上前、

だからまだ私が20代の前半だったと思う


そこそこいい映画だと思っていたが

それは違っていた


長い年月を経てもう一度観た『フィールド オブ ドリームス』は

かなり、いい映画だった

このファンタジーの意味を知るのに20代は早すぎたようだ





ついでに原作も読み返してみた

読んで思ったのは原作と映画との良好な関係だ

映画は、原作から省いても支障のない部分を静かに抜き取り、

適度に手を加え、シンプル化を図っていた

結果、視覚効果を高めている

ファンタジーはシンプルに限る

うまいやり方だと思った


こんな夢のような出来事があったらな、

主人公の名を自分と同じ名にした、

著者キンセラの夢想をそのまま物語にしているわけだが

その夢想は彼個人の域をはるかに超えている

だからこそ、この物語は多くの人々に支持されているのであろう


特に、かつての男の子にとっては。



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港町ブルース

2014年06月08日 13時43分45秒 | Weblog
私好みのタイトルだったので思わず手に取ったら

カバーデザインも私好みだった





ある港町を舞台にした短編集で

主人公は違えど各短編に登場人物はすべて繋がっている、という構成も私好みだった

タイトルにある人物、オリーヴ・キタリッジはそのすべての短編に登場する

ある時は主人公として、またあるときは脇役として


回想として若い時も登場するが

オリーヴ・キタリッジは初老の女性である

表紙のデザイン同様、

昔を懐かしむような、そんな優しい色の短編集だと思ったら

まったく違っていた


日々の暮らしの中で

抗いようもなく湧き出てくる心の声を

冷静に赤裸々に書き綴っている


気性が荒くて偏屈で、

ドーナツ好きで肥満で大柄の元数学教師オリーヴはまた、

私らの分身かもしれない


読み終わって改めて表紙を見ると

何だか冷たい風が吹いているように思えた


それは港町が舞台という理由だけではない
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