ブログはなやさい

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ざわわ

2012年08月16日 17時08分34秒 | Weblog
ずいぶん前のことだ


夜中にひとり、店でラジオを聴いていると

ある曲が流れてきた


耳にしたことはあったが

まともに聴くのはその時が初めてで

最初童謡かな、と思った


牧歌的ともいえるのどかなメロディーだが

しばらく聴いていると

少し様子が変わってくる


単調なメロディーはある種の凄味を帯び、

波状に、

たたみかけるように、

聴き手に訴えかけてくる


この「さとうきび畑」を最初に聴いたのが

テレビでなく、ラジオでよかったと思った


狭い店にいるのだが

目の前には

一面さとうきび畑がひろがり

ざわわ、ざわわと優しく悲しく揺れていたから



この夏もまた、この曲を聴いた


ひさしぶりにまた、太陽の子を読もうと思っている










プラス1

2012年08月12日 22時04分30秒 | Weblog
さて、終わった


感動もした

寝不足にもなった

そして客足も遠のいた


いろんな試合があった

実力を出しきれなかった人もいるだろうし

いつも以上の力を出せた人もいるだろう

4年に一度というのはそれ自体ドラマチックだ


史上最多のメダル数だそうだ


でも実はあまり関心がない

国別のメダル数ランキングも然りだ


その選手が

または、そのチームがどんなゲームをしたか

そしてどのような結果になったか

に関心があるわけで

それが日本にとって何個目のメダルであるとか

メダル獲得数が参加国中何位だとかは

あまり私にとっては重要ではない


そもそもそれぞれ競技が違うんだから

一緒にしない方がいいとも思っている


メダルの数なんてすぐ忘れるし。


とかなんとか言いながら

このオリンピックロンドン大会に関しては

実は金メダルの数がずっと気になっている


ひとつ足りないんじゃないのかな














まったくいいタイミングで優勝したもんだ



女子ソフトが世界選手権で優勝したことを忘れてはならない

誰が何と言おうと、金メダルだ

シェイクスピアにはまだ早い

2012年08月12日 21時08分16秒 | Weblog
「父帰る」というお気に入りのロシア映画がある



ただ同じタイトルというだけで

読んでみたくなった



菊池寛だ


ところが取り寄せてみてがっかりした


戯曲だったからだ

わたしは戯曲を読まない

というか読めない

セリフばかりの構成が苦手だし

時折登場する舞台の場面説明などにも

どこかしらけてしまう

だから長い間ほったらかしにしておいた


ある日のことだ


手元に本がなく

仕方なくその戯曲集を読んでみた


おどろいた

セリフが何の抵抗もなく入ってくる

頭の中で役者たちが生き生きと演技していた

知らぬ間に戯曲が読めるようになったようだ


これはチャンスだ

今なら読めるかも


数日後本屋に行って

あまりにも有名な

イギリス人劇作家の本を手に取った

パラパラと読んでやっぱり元の場所に戻した


戯曲がうまく読めたのはたまたまだったようだ


シェイクスピアにはまだ早かった

再開

2012年08月12日 20時08分34秒 | Weblog
相変わらず歩いている


自宅と店の往復を1日2回

ちょっとした用事も合わせたら

だいたい2時間くらいは歩いてる


これくらい歩いていると

それなりに脚力がつき

いくらか体力もつく


実は精神面でも良い働きがあった


急がなくなったのだ

貧乏性でもある私は

自転車や車だとなぜだか先を急ぐように行動してしまっていた

しかし、徒歩がベースになってしまうと

今でなくてもいいことは

しなくなった

できなくなった、というほうが正確かもしれないが

なんだかほんの少しだけ

穏やかになった気がする


ミヒャエル・エンデの『モモ』を想い出した



時間泥棒のことだ




とはいえ、実はいいことばかりではない


のんびり急がず暮らしていると

必要以上にパソコンをさわらなくなった

だからブログもずいぶんご無沙汰だ


ま、いっか


なんて今も少し思っているのだが

せっかくの習慣、なおざりにするのはもったいない

これに関しては、先を急いで時間を作ろうと思っている


また、時間泥棒のやっかいになる