ブログはなやさい

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言えない

2013年12月31日 22時12分18秒 | Weblog
いい本だと聞いたら

その本のタイトルはメモするようにしている


いつもよりもはゆっくり読める年末年始、

さて何を読んで過ごそうか


そんなときにこのメモが役に立つ


本屋さんで探すのもいいが

読む本が決まっている場合、

ネットを利用するのも手だ


とはいえ、私の場合アマゾンなどではなく、

図書館のネット予約なのだけれども。



数冊をネット予約し、

ついでに現在予約中の他の本を確認し

そして現在借りている本の返却期限もチェックした


現在借りてる本は4冊

そのうちの一冊は、

ずいぶん昔にネット予約し

忘れた頃にやってきた、あるベストセラー小説だ


100番目だか200番目だか忘れたが

恐ろしいほどの順番待ちを経て私の手元に届いた

ふざけ半分で予約したが

実際に手元に届くと感慨深い


この本の返却期限まではあと一週間ほどある

それほど急いで読む必要はない

だが、私の後には次の予約が入っている

それは借りるときに知らされている

だから早く読んで早く返さねばならない


私の後にどれだけ予約があるかは

ネット上で知ることができる


みてみた


驚いた


私の後にこの本を待っている予約件数は、


1000件を超えていた


えらいこっちゃ


それほど待ってる人がいるのならと

読んでいないけど返すことにした



タイミングを間違ったようだ

図書館は既に正月休みに入ってた

予定していた本も読むことができない


それにしてもほんと申し訳ない


本のタイトルは絶対言えない

ツキ

2013年12月18日 15時45分50秒 | Weblog
『ツイてない』なんて言葉は

そう簡単に使えるものではない


やるべきことは全てやり、

あとはもう神頼みだ、というところまで行きついた人でしか

基本的に使用は認められない


大体が『身から出たサビ』。

謙虚にならなければならない


だが、その『運』をもっと身近に捉える考え方もある





なかなか思うようにいかない日だった


気分転換もあって、ある本屋に入った

静かで退廃的な本に自然と目がいく

気分転換したいのに、気分に沿った本ばかりが目につく

何でもいいから少し元気が欲しい

それで半ば強引にこの本を手に取った


色川武大はいくつか読んだが、

もうひとつの彼の名、阿佐田哲也は読んでない

ギャンブル小説でも読んで気分転換を試みようとしたわけだ








終戦直後の焼け野原が舞台で

登場する人々は皆生命力に溢れており、

いろいろ背負いながらもたくましく生きている


現代人の悩みなど大したことない、

勝手にそんな気分にならせていただいた


大らかな気分になった


心配してたが麻雀のルールは辛うじて憶えていた

だから細かい描写も多少は理解できた


おもしろかったのは『運』の考え方である


『運』はそもそもあるそうだ

そしてそれはいい時もあり、悪い時もある

気を付けるのは自分が今どの状態かを見極めること

落ち目なら張らない

上がり目なら張る

『運』のバイオリズムに対する嗅覚が必要とのこと

また、負け続けることがないように

勝ち続けることもないらしい

だから適度に負けておく必要もある

要するに、私らは『運』と寄り添って生きているということ


稀代のギャンブラーが言うんだから説得力がある

『運』に対する考えがまるっきり変わってしまった




落ち目と思っていたけれど

こんな本に出会うとは

『運』が少し上向いてきたのかもしれない



今は『張る』ときだ


ということで

続編を読んでいる


























最強のコンビ

2013年12月04日 16時07分01秒 | Weblog
急に身体の力が抜けて、

その場に座り込んでしまった

少しだが震えていたかもしれない


食事は摂ってるし、

水分摂取も足りていると思う

が、念のため

目の前にあった食い物をとにかく胃の中に押し込み、

ごくごく薄い食塩水をゴクゴクと飲んでみた

しばらくすると落ち着いた


お客さんがいない時間帯でよかった


落ち着いてわかった

背中の奥の方がしんしんと冷えている

悪寒だ

喉も少し痛む


風邪かもしれない

人一倍気を付けている自負があったので

大変残念だ


だが、まだひいたわけではない

今日どう過ごすかにかかっている


何とかこの日の営業を終え、

少し事務仕事をこなした後

このあと床に入るまでをどう過ごすか考えた


こういう場合、私は、薬を飲もう、という発想にどうしても至らない

何食って寝ようか、となってしまう


調理はしたくない

総菜も違う

近所のちゃんぽん屋さんは最近味にムラがあり、

ハズレた時悲しいので今日はやめときたい


ということで、たまに行くラーメン屋さんに行くことにした

ここでおでんを食べようと思ったのだ


いつもは焼酎を呑むのだが

今日は身体の外も中も寒い

熱燗にした

ぬる燗より少し高めの温度だった

思ったより燗付けが上手い

ちびりちびりと飲むことが多い燗酒だが

今日はいつもより多く口に含んで

ゴクリとのどで呑んでみた


『あ~っ』と声を出したかもしれない

思った以上に美味かったからだ

身体の奥の方にほんのり灯がともったようだ

背中の冷えがほどなく消えることがもうわかる

おでんも美味かった

特別いい酒ではないだろうし、

手の込んだおでんでもないと思う

身体が欲してたのだと思う


二杯呑んで帰った

行きがけとはまるで違った気分だった


風邪のことはもう忘れていた




・・・・という体験がはなやさいでもできる









少し前から始めてみた

有難がられてありがたい

おでん盛 5種盛 750円

      3種盛 500円


燗付けにベストの地酒入手




山廃造りのアツい酒

グラス500円


最強のコンビである