かつらむき

里芋をよく見かけるようになった


皮をむいて下茹でして、

ちょっと面倒なプロセスがあるが、

あのねっとりとした舌触りは何とも幸せな気持ちにさせてくれる


昨日仕入れておいた里芋を

煮ころがしにすべく仕込みを開始した

形を整えながら皮をむく

昔、修行の身であったころ

大根のかつらむきに悪戦苦闘し

今どきかつらむきなんかできなくてもいいのではないか、と

真剣に言い訳を考えながらも

漸く人並みにむけるようになったころ

同時に野菜の皮むきも格段に上達したことに自分自身驚いたことがあった


そうか、かつらむきはそのためだったのか


里芋の皮をむきながら

そんなことを思った昔のことを思いだした




煮ころがしの右にあるのはロールキャベツ

中身はいわしミンチです


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銘酒あれこれ。

本日入荷の日本酒は

スッキリ上品、繊細な味わいの純米吟醸

50％磨きだから実質大吟醸


本日のお料理なら

ヒラメの昆布〆、かぶと鶏のあっさり煮ゆずごしょう風味、

いわしミンチでロールキャベツ等々、

やさしい味わいのお料理が合うでしょう



山和　純米吟醸雄町50％

宮城の銘酒

圧力なべ

銀座のある老舗割烹の名物料理に

『たこの柔らか煮』というものがある

ある料理雑誌にそのつくり方が紹介されていたので

見よう見まねで作ったことがある

もう10年ほど前のことだ

この料理、老舗割烹だけに伝統ある由緒正しいつくり方かというとそうではない

かといって、近代的な調理器具を使用しているというわけでもない

実はこの料理、『ラップ』を使用してつくられている


実に簡単である

下処理をしたタコを鍋に入れ、

かぶるくらいの合わせ地を入れ、

ラップをかぶせて輪ゴムをし、

とろ火で1時間。

である

実に柔らかく仕上がる

要は簡易型圧力鍋


先日『おでん』を仕込んでいるときに

急にこの料理のことを思いだした

牛すじの仕込みに有効である

ラップをかぶせてとろ火で煮込んだ

なかなかの柔らかさに仕上がった




ところで先の老舗割烹、の大将曰く、

『ラップはリケンじゃないといけない』とのこと


この辺が老舗っぽくてちょっとおかしかった

年末年始

問い合わせ多数いただきながら

キチンとお答えできずにすみませんでした


年末年始営業スケジュールのご案内

12月30日　仕事納め

12月31日～1月3日　休み

1月　4日　仕事始め（ランチより営業いたします）


よろしくお願い申し上げます