ブログはなやさい

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重いヤリ

2010年08月10日 16時18分02秒 | Weblog
「今から持っていくから」


1泊2日の日程で東京までローリー寺西を観に行ったという

熱血グルメのサッチー

到着間もない福岡空港から、わざわざお電話をいただいた


大変恐れ入ります


そしてお持ちいただいたのが、これ



東京は恵比寿の老舗フレンチ 「ドゥ ロアンヌ」のお料理詰め合わせ

全日空の機内食らしい

(*)上記のお料理詰め合わせは「機内食」ではなく、機内で購入できるお弁当です
   失礼しました

機内食は調理ノウハウの宝庫だと思っている


製造してから提供するまでの間、

料理たちは劣化と戦わなくてはならない

「味」だけでなく「見てくれ」も

運搬に伴う「揺れ」などにも対処せねばならない


大変な気の遣いようだと思う


この「気を遣う」という言葉に

「思い遣る」という意味が含まれだすと

料理はものすごいエネルギーを持つようになる


例えばお弁当にそのエネルギーをみることが多い、気がする


相手の健康状態や味の好み等を思い遣る


それに気づいた時、受け取り手は感動というエネルギーをもらう


もちろん弁当でなければいけないというわけではないが

食べるときに作り手がいない方がいいような気がする


美味い物を作るより、不味いものを作る方が難しくなった今の世の中


「思い遣り」が一番重要なひと手間だと思う


「ドゥ ロアンヌ」のボックスは彩りもきれいで大変美味

作り手の思い遣りももちろんですが

テイクアウト部門に四苦八苦している私への

これ食べて勉強しなさいという

サッチーの思い遣りが、

これまた美味だった