ブログはなやさい

こちらのブログは2017年2月までの公開分となっております
それ以降の記事はホームページ上で公開しております

フク。

2010年05月10日 16時37分18秒 | Weblog
早朝の小戸公園は、さすがに閑散としてました

駐車場にほとんど車はなく

芝のグランドにも誰もいない

グランドの端ではサックスに興じる方がいて

この初老のサックスプレイヤーが奏でる音は

ちょっとだけ遠慮がちで

でも何だか爽やかで

さて、今日はどんな一日になるのかと

期待と不安でいっぱいの私たちを

やさしくエスコートしてくれます

グランドを越えて、岸壁へ


それにしても、まさか自分が釣りをするとは思ってなかった


長男が海釣り公園で釣りに興味を持ったのが数日前。

初めて釣りをした彼と、ほとんど経験のない私とでは

釣りに関する知識、スキルに全く差はなく、

いっそのこと一緒に始めるかと

そんな経緯で始めた親子二人釣り。

今日がその第一回

親が同レベルであることをしっかり把握しているためか

彼は質問というものをしない

むしろ仕掛け云々について細かく説明してくれる

いろんな間違い、失敗を繰り返して少しずつ釣りらしくなっていく

しばらくすると、同じく釣りをしているおじいさんたちが話しかけてきます

新鮮で懐かしい気持ちになる

私らが来る2時間前、朝の5時から来てるらしく

3時間経ってもほとんど成果はなかったらしい


どうせ暇だろうと、本を2冊持っていきましたが

どうにも活字の世界に集中できず

海面を見ながらの物思いに耽りました

気づいたら4時間

散々な結果にもかかわらず、次こそはと

意気込む長男に、本気を感じました


翌日、どうも筋肉痛がひどく、

釣りはスポーツなんだなと改めて思っていると

あ、そうだった

釣りから帰って1時間後、今度は次男坊と野球の特訓

どっちかっていうと、

私の方が鍛えられた

あいつも本気だ



小さな身体をめいっぱい膨らませて威嚇する小フグは、

朝出かけたっきりなかなか帰ってこない父と兄に怒る、我が家の次男坊のようだ


フグのことをフクと発音する地域があります

縁起のいい名前だと思う