ネジバナ(ラン科 ネジバナ属)
日当たりの良い草地などに生える高さ10~40cmの多年草。地際に線形の葉を数枚つけて、初夏には花茎が出て、多数の淡紅色の花が螺旋状に並んで咲く。花の付き方は、左巻き、右巻きのものがあり、途中で巻き方がかわったりもする。
花の内側には、毛が密集しています。
ガガイモ(ガガイモ科 ガガイモ属)
日当たりのよい原野に生えるつる性の多年草。地下茎を長く伸ばして増える。葉は卵状心形で対生し、先は尖っている。葉のわきから花序を伸ばし、約1cmの淡紫色の花を総状に付ける。
実際は黄色いのが花で、白い帽子のように見える苞(ホウ)で、守られています。
ヤマハハコ(キク科 ヤマハハコ属)
低山から高山の日当たりのよい乾燥した草地に生える雌雄異株の多年草。葉の裏に白っぽい長い毛を密生し、総苞片も 膜質で白い。白く花びらのように見えるのは、「苞(ホウ)」と呼ばれる花を保護する特殊な葉で、黄色い部分が本来の花びらである。
薄紫がかった白い花が、涼しそうです。
ヒメジョオン(キク科 ムカシヨモギ属 )
北アメリカ原産の1~2年草で、明治時代に渡来した。全体の丈は30cm~1mで、茎には毛が生え、中には白い髄がつまっている。茎の枝先にはたくさん蕾をつけ直径2cmくらいの白っぽい舌状花を咲かせる。