花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

上ノ国 天の川

2007年08月31日 | 道南

上ノ国町の海辺から、四方を山に囲まれた湯ノ岱(ゆのたい)地区にやって来ました。町を流れる清流「天の川」は川釣りのメッカです。川岸にはオオハンゴンソウが繁茂していました。

あれ、川の中央に釣り人の姿が、アユ釣りでしょうか。

川岸には、「天の川の湯」と呼ばれる温泉が湧き出しています。湯ノ岱大橋の上から丸見えなので、入るのはチョット・・。たまに、温泉マニアの方が入っていますよ。 (この画像は以前に撮ったものです)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上ノ国 海岸の花

2007年08月30日 | 道南
「道の駅 上ノ国もんじゅ」付近で咲いていた花たちです。

ヒロハクサフジ(マメ科 ソラマメ属)
海岸近くに生えるつる性の多年草。小葉は5~8対あり、形は長楕円形で長さ1~2cm、幅は0.5~1cmと広く先が丸い。花の長さ2cm程度で短い穂になって咲く。

カワラナデシコ(ナデシコ科 ナデシコ属)
日当たりの良い草地や川原などに生える高さ30~80cmの多年草。秋の七草のひとつとである。葉は互生し、茎先に淡紅紫色の5枚花弁の花を咲かせる。花弁の先が糸状にさけてひらひらとし、花弁の舷部にはひげのような毛がある。

ハマナス(バラ科 バラ属 )
赤く熟したハマナスの実は、ジャムにすると美味しいそうです。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上ノ国 海景色

2007年08月29日 | 道南

<道の駅 上ノ国もんじゅ>
夷王山から下ると、国道228号沿いの景色の素晴らしい海辺に、道の駅「もんじゅ」があります。1階には日本海に関する情報がぎっしりつまった「海の図書館」、2階にはレストランと物産コーナーがあります。上ノ国で採掘されるブラックシリカは岩盤浴などで知られています。

<文殊岩>
道の駅「もんじゅ」という名は、知恵の仏・文珠菩薩に似た、画像中央の「文殊岩」からつけられました。

<遊歩道>
道の駅の裏側には遊歩道があり、海へと続いています。

<海水浴>
遊歩道を降りていくと、潜ったり、泳いだりと、海遊びを楽しむ人の姿がみられました。気持ちよさそう~。透き通った海にはウニもいますよ。(密漁禁止の看板あり)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夷王山の花

2007年08月28日 | 山野草
夷王山に咲いていた花たちです。

オニユリ(ユリ科 ユリ属)
日当たりのよい草地に生える多年草。茎は1~2mになる。葉の脇に黒褐色のムカゴをつける。茎の先に大きな花をいくつもつける。直径10cm程度の朱赤色の鮮やかな花をつける。花びら葉6枚あり、反り返っており、黒の斑点がある。

エゾフウロ(フウロソウ科 フウロソウ属)
山すそや原野、海岸沿いの草地などに見られる多年草。高さ60cm程度。葉は掌状に5~7裂、裂片はさらに3出状に切れ込み、葉上と葉裏脈上に毛が多い。花の大きさは3㎝程度。

オトギリソウ(オトギリソウ科 オトギリソウ属)
日当たりのよい山野に生える多年草。茎は丸く直立し、高さ20~60cmになる。葉は対生で先端になるほど幅が狭くなる。茎の先端に1~2 cm の黄色花を付ける。

ノラニンジン(セリ科 ニンジン属)
ヨーロッパ原産の多年草。栽培される人参が野生化したものと言われており、根は細く食用にならない。丈の高さは0.5~2mになる。葉は2~3回3出複葉で小葉は細かく裂ける。茎の先に複散形花序を出し、白色の花を密生してつける。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夷王山(いおうざん)

2007年08月27日 | 道南

美しくなだらかな稜線の山容が特徴的な標高159mの小さな山「夷王山」は、上ノ国町のシンボルです。

上ノ国のシンボルタワー「夜明けの塔」です。 (上の画像の左端に小さく見えています)。塔の網目模様の外壁は、この地方特有の強い風とさまざまに共鳴して、音色を響かせ、太陽の輝きを微妙に変化させ映し出すそうです。

山頂には鳥居が立ち、日本海の素晴らしい海岸線が一望できます。海岸線の左辺りが、かつて鰊漁で栄えた「江差町」です。

日本海に浮かぶ、奥尻や大島も見えるはずですが・・。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コウボウムギ(弘法麦)

2007年08月26日 | 山野草

江差町の南に位置する上ノ国町の海岸、目の前に広がるこの海は日本海です。

砂浜には、盛りを過ぎたコウボウムギの姿が見られました。

コウボウムギ(カヤツリグサ科 スゲ属)
海浜の砂地に生育する高さ10cm程度の多年草で穂状の花を咲かせる。雌雄異株で、地下茎を伸ばして群落を形成する。葉は厚く、表面は滑らかで縁に細かい鋸歯がある。地下にある葉鞘の繊維を筆に使ったことから、別名で「フデクサ」とも呼ばれる。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サワギキョウ (沢桔梗)

2007年08月25日 | 山野草

緑の湿地で、「サワギキョウ」の鮮やかな紫色が目を引きます。

キキョウと名がつき、キキョウ色をしていますが、花の形はぜんぜん似ていません。

上下に分かれた独特の美しい形と、青紫の色が何とも神秘的です。

サワギキョウ(キキョウ科 ミゾカクシ属)
山野の湿地に生える多年草。草丈は50~100 cm程度。葉は互生し、縁には細かい鋸歯がある。花冠は長さ3cm程度で、下に3裂、上に2裂している。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒメシロネ(姫白根)

2007年08月24日 | 山野草

蓴菜(じゅんさい)沼では、ヒメシロネが沢山見られました。

葉のつけ根に、直径5㎜ほどの白い小さな花がかたまって咲きます。

ヒメシロネ(シソ科 シロネ属)
湿地に生える高さ30~70cmの多年草。名前は太くて白い地下茎があることによる。葉は対生し、細長いだ円で先はとがり、縁に粗い鋸歯がある。葉の付け根に白く小さな唇形の花をつける。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオアワダチソウ(大泡立草)

2007年08月23日 | 山野草

セイタカアワダチソウにそっくりな花「オオアワダチソウ」が、野原を黄色く染めています。

オオアワダチソウ(キク科 アキノキリンソウ属)
やや湿った野原や荒地に生える多年草。草丈50~180cm。北アメリカ原産の帰化植物で明治の中期、観賞用に持ち込まれたものが野生化した。セイタカアワダチソウに似ているが、茎や葉が無毛であり、円錐花序の先も尖らない。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タチギボウシ(立擬宝珠)

2007年08月22日 | 山野草

蓴菜(じゅんさい)沼では、タチギボウシ(別名エゾギボウシ)が、スラリとした長い花茎を伸ばし、楚々とした美しい姿を見せてくれました。

つぼみの形を、橋の欄干につける玉飾り(擬宝珠)に見たてて名がつきました。淡紫色から濃紫色をした長さ4㎝ほどの花を、やや下向きに数多くつけます。

タチギボウシ(ユリ科 ギボウシ属)
日当たりのよい山地や亜高山帯下部の湿原、湿地に生育する多年草。草丈は80~100㎝。葉は先がとがった長楕円形で、葉の縁はやや波打っており、縦に走る葉脈が目立つ。花は1日でしぼむ。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハッカ (薄荷)

2007年08月21日 | 山野草

林道を進み、大沼近くの蓴菜(じゅんさい)沼にやって来ました。沼のほとりには薄紫の涼しげな花「ハッカ」が咲いていました。ハッカは草全体によい香りがあり、葉からハッカ油を採ります。

花は上部の葉腋に、ドーナツ状にかたまってつきます。

ハッカ(シソ科 ハッカ属)
やや湿った土地に生える多年草。地下茎が横に伸びて繁殖する。草丈は20~60㎝程度。茎は四角く、葉は短柄を持った長楕円形で対生し、芳香がある。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオハンゴンソウ(大反魂草 )

2007年08月20日 | 山野草

この時期は、何処へ行ってもオオハンゴンソウが繁茂しています。七飯町の林道脇も黄色い花で覆われていました。

鮮やかな黄色が眩しい、元気な夏の花です。

中央の黄緑色の筒状花の部分が半球状に盛り上がり、花びらが垂れ下がっているのが特徴です。

林道をさらに進むと、駒ケ岳が見えて来ました。

オオハンゴンソウ(キク科 オオハンゴンソウ属)
北アメリカの原産で、明治時代に園芸植物として導入され、その後河辺や草原、荒れ地などに広がった。草丈は2mを越え、種子とともに地下茎で繁殖する多年草である。 茎の葉は互生して、3~5片に深く切れ込んでいる。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クズ(葛)

2007年08月20日 | 山野草

クズが、他の木に絡み付いて伸び、このように繁茂しています。

花は葉の影に隠れて咲き、あまり目立ちません。フジを逆さにしたような形で、マメ科の花特有のよい香りがします。

クズ(マメ科 クズ属)
日当たりのよい林縁や河原などに生えるつる性の多年草。茎は長く伸びて1m以上になる。葉は3小葉で、総状花序をつける。秋の七草の1つである。 昔は根から葛粉が作られた。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウド(独活)

2007年08月18日 | 山野草

「ウドの大木」と言われるように、高さ1~2mの大型の多年草です。春には山菜として楽しめ、夏にはこのような特徴的な花を咲かせます。

まるで花火のような花です。

ウド(ウコギ科 タラノキ属)
山野に生える多年草。地中に太い根茎が伸び、草丈は大きいもので2~3mにもなる。茎は円柱形で太い毛があり、まばらに分枝し、長い柄のある葉を交互につける。葉は大きな複葉で小葉は卵形、底が心臓形、へりにぎざぎざがある。枝に数個の球状の花穂をつけ、緑色の小花を多数つける。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シロバナ見ーつけた!

2007年08月17日 | 山野草
夕べ降った雨が涼しさを運んで来てくれました。今日は、時おり小雨がぱらつくどんよりした曇り空。気温は23度、風もひんやりして、季節が一気に変わってしまいました。

初々しい純白のネジバナ見つけました!

こんなに小さいのに、ちゃんとランの花の形をしています。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする