花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

千軒そば

2009年05月31日 | グルメ

せっかく福島町に来たので、地元で評判の千軒そばを食べようとお店を探しました。旗が立っていなかったら気づかず通り過ぎてしまう所でした。

福島町千軒の、蕎麦による地域おこしを進めている「千軒そば生産会」が営むお店で、店内は町会館といった感じです。
営業日は、水、木、土、日の4日間、午前11時30分~午後2時30分です。

メニューは「ざるそばセット」「もりそばセット」「山菜そばセット」の3種類だったと思います。頼んだのは「もりそばセット」で、雑穀のようなおにぎりがついてきます。
そばは十割そばですが、ボソボソした感じはまったくなく、食べやすいそばでした。
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殿様街道

2009年05月30日 | 道南

少し前になりますが、函館から西へ約75kの所にある福島町へ行ってきました。
福島町は青函トンネルの入り口がある町です。
ここには松前藩主や土方歳三が歩いた「殿様街道」と呼ばれる古道があります。ブナの林と草花も多いと聞きやって来たのですが、殿様街道が一体何処にあるのか分りません。周りを眺めると、花の山と呼ばれている雪を被った大千軒岳の姿が見られました。

春紅葉で彩られた山々

満開の山桜も見られたのですが、殿様街道はどこ?

やっと看板を見つけました。

山の景色を眺めながら進みます。

栗林の手前にロープが張られ、立ち入り禁止と書かれています。
私有地のようですが、失礼して中に入り進むと、咲き残りのカタクリやエンゴサクの咲く古道がありました。

ここのカタクリはとても大きく、満開の頃は素晴らしい花の道になっていたでしょう。
他にもスミレやシラネアオイが咲いていました。

沢山見られた フッキソウ

新緑のブナの林の中を進みますが・・・途中熊さんの落し物?と思われるまだ新しい糞を発見、臆病な私はここでちょっと心配になりました。さらに進むとまたまた落し物が・・・。これ以上は無理と、この砲台跡であえなく撤退です(残念)。

殿様街道は3時間で1周できるコースなので、また機会があれば歩いてみたいです。
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タチカメバソウ(立亀葉草)

2009年05月29日 | 山野草

山地の渓流沿いや木陰など湿ったところに生えるムラサキ科の多年草です。
葉の形が亀の甲羅を思わせることから名がつきました。

花の感じは同じ仲間のワスレナグサやキュウリグサとよく似ています。
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キバナイカリソウ (黄花錨草)

2009年05月28日 | 山野草

大きなハート形の葉と、下向きにぶら下がり、船の錨をひっくり返したような独特な形の花を咲かせるキバナイカリソウ(メギ科)です。

淡いクリーム色の4枚の花弁にツンツン飛び出しているのは距です。

下から見ると複雑な花の形が分るでしょうか。
花言葉は「人生の出発」だそうです。   
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オオバキスミレ (大葉黄菫 )

2009年05月27日 | 山野草

緑の森の中で一際目立つ鮮やかな黄色の集団、オオバキスミレです。

他のスミレに比べて葉が大きく、ハート型をしています。

花の距は非常に短く、花弁の内側に白い毛があります。
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載せそびれた林道の花

2009年05月26日 | 山野草
載せそびれて時期が少し遅れてしまった花達です。ボツにするのは可哀そうなので、どうぞ見てやって下さい。

オオバクロモジ(大葉黒文字)クスノキ科
クスノキの仲間は香気を持つ物が多いので、高級な爪楊枝に利用されます。

エゾキケマン(蝦夷黄華鬘) ケシ科
花は黄色の唇形で、後ろに距があります。
ムラサキケマンやエゾエンゴサクも同じ仲間です。

ホソバノアマナ(細葉甘菜)ユリ科
花の高さは10~25㎝程度で、直径1~1.5cmの白色地に緑色の縦の線が入る花を数個つけます。名前の通り弱々しい感じの花です。

コキンバイ(小金梅)バラ科
同じような黄色の花が咲いていましたが、コキンバイの葉は3裂しギザギザしています。

キジムシロ(雉筵)バラ科
鮮やかな黄色の花は、皆同じように見えてしまいます。和名の由来は、 花後に葉が大きく伸びて、キジが座って休めるようなむしろのように、座布団状にきれいに広がることからだそうです。

コミヤマカタバミ (小深山傍食)カタバミ科
折り畳まれたハート形の葉が特徴です。白い花弁にはピンク色っぽい筋が入っています。

センボンヤリ(千本槍)キク科
春と秋に別の姿の花を咲かせる不思議な植物です。
春にはタンポポに似た白い花を咲かせますが、秋に咲く花が閉鎖花で毛槍(けやり)に似ている事から名がつきました。
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今年初のたこ飯し

2009年05月24日 | グルメ

恵山の道の駅の隣で、たこ飯しの「シーサイド・ケルプ」さんの今年の営業が5月から始まりました。
シーサイド・ケルプさんは、所ジョージさんの番組「日本1周ダーツの旅」で紹介されたり、アントニオ猪木さんが来店されたりと有名店になっていました。

この日のたこ飯しセットは、炊き上がったばかりのたこ飯しとホッケ焼き、山で採ってきたウドやタラノメの天ぷら、昆布の煮物、行者ニンニクの酢醤油漬け、ホタテの稚貝と野菜の汁物とボリュームたっぷりです。
これで700円はお徳ですね。(たこのお刺身は別料金)
お店のお母さんとお兄さんの、愛情たっぷりのお料理の数々に大満足です。
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ミネズオウ(峰蘇芳)

2009年05月23日 | 樹木・園芸種

お気に入りの恵山に出かけました。
青空に噴煙がたなびいて、硫黄の臭いが鼻をつきます。
いつ来ても、この雄大な姿に圧倒されます。

奇岩を眺めながら進みます。今回の目的はミネズオウに会うことです。

小さな可愛らしい姿で出迎えてくれました。

ミネズオウ(ツツジ科)は、 高山帯の岩礫地に群生する常緑の小低木です。
枝が地面を這い、カーペット状に広がります。金平糖のような星形の可愛い花です。

こちらは鮮やかな紅色です。北海道のものは本州産より花色が濃いそうです。
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川汲公園

2009年05月22日 | 山野草

川汲(かっくみ)公園は、恵山道立自然公園内南茅部町の川汲川上流部に位置し、渓流と森林がおりなす美しい公園です。
新緑の山にピンクの山桜が、可愛らしいアクセントになっています。

マムシグサ(サトイモ科)の芽吹きです。
鞘の部分が、毒マムシのまだら模様に見えます。

ナガハシスミレ
テングの鼻のように長い距が後ろに跳ね上がっています。

鮮やかな黄色のオオバキスミレ。

ニシキゴロモ(シソ科)

ハウチワカエデの花

奥に進むとこのような石仏が見られました。ここまで来たのは初めてです。

川のせせらぎを聞きながらの新緑散歩です。
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ナツトウダイ(夏燈台)

2009年05月20日 | 山野草

名前はナツトウダイ(トウダイグサ科)ですが、花は春に咲きます。
この姿、何とも複雑な形をしています。

上から見るとこんな感じです。
茎の先に輪生する5枚の葉のわきから枝を出し、杯状の花をつけます。
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オオサクラソウ(大桜草) 

2009年05月18日 | 山野草

今年もオオサクラソウ(サクラソウ科)に会いに出かけました。
可愛い立ち姿でお出迎えです。

薄暗い林の中で、スポットライトのような陽射しを浴びて・・・

オオサクラソウの群生に大感激!!

真ん丸に形良く咲いて、とっても可愛いな~。
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函館山のスミレ

2009年05月17日 | 山野草
函館山では沢山のスミレが咲いていました。
スミレの名前はよく分らないので、間違っていたら教えてください。

オオタチツボスミレ

タチツボスミレ

スミレサイシン

ヒカゲスミレ

ヒナスミレ
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函館山旧登山道コース

2009年05月17日 | 山野草

函館山七曲りコースから旧登山道コースを通り下山します。

オオバタネツケバナ(大葉種浸け花) アブラナ科
登山道脇に沢山咲いていた大型のタネツケバナ、別名ヤマタネツケバナです。

ニリンソウ(二輪草))キンポウゲ科
この時期一番多く見られたニリンソウ、やや盛りは過ぎていましたが、いつ見ても可憐な姿ですね。

わーい、シマリス君の登場です。

すばしっこいので、なかなかじっとしてくれません。

やっと可愛いポーズで決めてくれました!
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函館山七曲りコース2

2009年05月15日 | 山野草

函館山七曲りコースの続きです。
以前、宮の森コースで紹介したコジマエンレイソウが、七曲りコースでも沢山咲いていました。こちらの方が綺麗な状態の花が多く見られました。

ヒメアマナ(姫甘菜)ユリ科
キバナノアマナより若干小振りで弱々しい感じです。

アオキ(青木)ミズキ科
赤い実のなるアオキの花です。

キアゲハ?を見つけました。

景色のいい千畳敷でお弁当タイム、右手に見えるのがロープーウェイの函館山山頂駅です。

お馴染みの景色ですが、いつ見ても感動します。

千畳敷に残されている要塞跡です。函館山は戦時中、津軽要塞と呼ばれる、津軽海峡を守る軍事拠点でした。

エゾワサビ(蝦夷山葵)アブラナ科
葉・茎・根茎にワサビのような辛味があるようですが、食べた事はありません。
花はとても可愛いです。
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函館山七曲りコース

2009年05月13日 | 山野草
連休はお天気続きでしたが、今週に入り気温も1ヶ月前に逆戻り、12℃前後しかなく雨が続き寒い函館です。

連休中は花探しにあちこち出かけていたので、アップがかなり遅れてしまいましたが、今回は函館山七曲りコースの花を紹介します。

函館山登山コースは幾つかありますが、今回の七曲りコースは登山口が立待岬の近くにあります。
さあ、ここから出発です。

ムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科
咲き始めのムラサキケマンに、今シーズン初めて出合いました。

ヒトリシズカ(一人静)センリョウ科
今回たくさん見られたヒトリシズカです。名前と違い、かたまって賑やかに咲いていました。

オオカメノキ(大亀の木)スイカズラ科
葉の形が亀の甲羅に似ている事から名がつきました。

シラネアオイ(白根葵)シラネアオイ科
薄紫の優雅な花シラネアオイは、一属一種の日本固有の植物です。

エゾエンゴサク (蝦夷延胡索)ケシ科
エゾエンゴサクも七曲りコースでは、まだまだ元気に咲いていました。

ブルーのエンゴサクが多かったのですが、可愛いピンクのエンゴサクを見つけました。(続く・・・)
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