暖冬から一変、暴風雪が吹き荒れ、真冬に戻った函館です。
2月は真冬日ゼロでしたので、寒さが余計堪えます。
大沼セバット台の白鳥も北へ旅立ち始め、カモの姿の方が多く見られるようになりました。そんな中、「寝ぐせ」頭のカモが目に付きました。
後頭部にある冠羽が特徴のこのカモは、目が金色、頭や背、胸、尾、つばさの上面が黒(雄)、腹やわきが白という事から、「キンクロハジロ」となったようです。
下から2番目のチョコレート色が、キンクロハジロの雌です。
冠羽は、雄ほど目立ちませんが、くちばしは同じく灰青色です。
全長が40センチ前後で、一緒にいるマガモより少し小型です。
キンクロハジロは潜水が得意。潜ったかなと思うと水中をぐんぐん進んでぷかりと浮いてきます。見ているととっても面白いですよ!
貝類、甲殻類、水生昆虫や水草などを採餌するようです。