天気予報は見事にはずれ、曇りがちで肌寒く風の強い1日でした。それでも待ちかねた人々がカタクリの可憐な姿を眺めたり、カメラマンが盛んにシャッターを押したりと、薄紫に染まった森の散策を楽しんでいました。(4月28日撮影)
天気予報は見事にはずれ、曇りがちで肌寒く風の強い1日でした。それでも待ちかねた人々がカタクリの可憐な姿を眺めたり、カメラマンが盛んにシャッターを押したりと、薄紫に染まった森の散策を楽しんでいました。(4月28日撮影)
太陽をいっぱい浴び、きらきら輝いて、みんなとっても元気です!
エゾエンゴサク (ケシ科 キケマン属)
湿り気のある山林に生育する草丈10~20cm程度の多年草。 花の色は青、紫、紅紫、白など。 卵型の小葉の中心から高さ15~20cm程度の花茎を伸ばして、長さ2cmくらいの青紫の花を多数付ける。中国から薬用植物として入った。
「う~ん、気持ちいい!綺麗に撮ってね」と、反りかえるお得意のポーズで決めてくれました。森がピンクの絨毯で覆われるのも、間もなくでしょう。
カタクリ (ユリ科 カタクリ属)
各地の山野に広く分布している多年草。発芽後7、8年で開花、その後は隔年で6、7回花をつける。淡い緑色で紫の斑点のある2枚の葉を広げ、4月頃に花茎の先に紅紫色で6弁の花をつける。花は下を向いて開き、花びらは後ろに大きくそりかえる虫媒花である。
湿原の春を彩る花たちとの出会いに、感激の1日でした。
エゾノリュウキンカ (キンポウゲ科 リュウキンカ属)
低地や山地の湿地帯に生える多年草。高さ50~80 cm。葉はつやのある腎形でフキに似ており、縁に荒い鋸歯がある。別名ヤチブキと称し、春の山菜として食される。
昨日の悪天候から一転、青空の函館ですが、風が強いため肌寒く感じます。
集まって咲くと見事ですが、こうして見ると一輪でもなかなか可愛い。周りの白い花はハコベです。
オオイヌノフグリ (ゴマノハグサ科 クワガタソウ属 )
道端や畑で青い小さな花をつける越年草。ヨーロッパ原産の帰化植物である。花弁は4枚、葉は1-2cmの卵円形で鋸歯がある。フグリとは、果実の形が雄犬の陰嚢に似ている事からこの名前が付いた。ただし、これは近縁のイヌノフグリに対してつけられたもので、イヌノフグリに似た大型の植物の意である。
花の形が踊り子のように見えます。
ヒメオドリコソウ (シソ科 オドリコソウ属)
ヨーロッパ原産の帰化植物。葉は対生し、葉柄があり広卵形。茎の上部には葉が密につき若い葉は赤紫色を帯びる。春に葉の脇に約1cmの紅紫色に花が輪状に付く。