花々楽しい日

布合わせを楽しみながら キュートで物語のある布小物を作っています

アスパラ・ボーイズ

2006-06-09 | 生きもの・お花・お野菜

夕食用にアスパラを買ってきました
こうやって並べてみると
ついつい 呼んでみたくなる…

アスパラ・ボーイズ

本当は茎がまっすぐなアスパラがおいしいのだそうですが
今夜の夕食は
あっち向いて こっち向いての
個性豊かな『アスパラ・ボーイズくん』

アスパラガスは タマネギ・ネギ・ニンニク・ニラと同じ ユリ科の多年生植物です
ビタミン類  タンパク質  糖質さらに繊維質に富む健康野菜です
ガン抑制効果のあるアスパラギンはアスパラから発見されました

「アスパラガス」と聞くと あのニョキニョキ した姿を想像しますが
伸びるとこんな風に↓なります

放っておくと背丈3m以上になるそうです

葉っぱに見えるのは 茎が細く枝分かれしたもので
本当の葉っぱは はかまにあたる部分です
そして
スズランの花を小さくしたような花が咲き
オレンジ色の小さな実がなるそうです
成長したアスパラは フラワーアレンジメントでもよく使いますが
時々 緑のフサフサの中に
線香花火が消える寸前の 最後の玉のような 小さなオレンジ色の実を
見つけることがあります

アスパラガスの語源は
「激しく裂ける」「たくさん分かれる」というギリシャ語から付けられた名前で
そこから「新芽」という意味を持つようになったそうです

アスパラの新芽は
地面を押しのけて次々と生えてきます


根に蓄えた養分で 一つの株から何本もの若い芽が生えてくるのです

同じアスパラガスの株でも 新芽に光が当たらないように土をかぶせて育てると
葉緑素ができずに 白い色をした「ホワイトアスパラガス」に育ちます

ヨーロッパでは2000年前に食用になったアスパラですが
日本へは江戸時代にオランダ人によって伝えられました
当時は観賞用でしたので
本格的に食用として栽培されるようになったのは
明治時代以降だそうです

 

夕食の『アスパラとベーコンの炒め物』を食べながら
若が言いました

「アスパラって トクサ科?つくしの仲間?」

(゜_゜i)チガウヨー

トクサというのは コレ↓


濃い緑色の茎をびっしりと林立させる姿は
なかなか日本的で風情があり
私は好きです


こんな風に飾ると ↑ ちょっとおしゃれでしょ?

トクサもスギナと同じ仲間の植物(トクサ科)ですが
スギナとツクシが別々に生えてくるのに対して 
  トクサは↓
  
茎の先端にツクシの頭と同じ“胞子穂”がついてくるという違いがあります
トクサの茎は節のところでスコンと抜けます
節をとりまく「はかま」だけが葉で あとは茎です
茎はシリコンを含んで硬く ざらざらしています
昔 砥石(といし)の用途に使ったので『砥草』と言う名前がついたそうです

と・に・か・く

アスパラは トクサ科 ではありませんし
つくし とも無縁です!

そこんとこよろしくっ

でも 確かに…
アスパラ・ボーイズ って つくしを彷彿とさせるよなぁぼそっ


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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アスパラ! (さんうたん)
2006-06-10 20:41:45
アスパラの伸びた葉っぱが好きでベランダで観賞ように育ててたんだけど、繁殖力がすごいのね~鉢植えがぎゅうぎゅうで、株分けしようとしたら、葉っぱ達はステキなのに、根っこはカマキリの卵のようなものがたくさん気持ち悪かった・・・なんなんでしょうかあれは・・・
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カマキリの卵? (kana2)
2006-06-10 21:19:33
放っておいたらアスパラ林になるっていうもんね

すごい繁殖力なんだ!

カマキリの卵ってあの泡っぽいあれでしょ?

それが根っこについてるの?

なんだろう?病気じゃないの?腫瘍とか…←はぁ?

返信する